時々しか水やりをしませんでしたが、1昨日から開花したカトレア、華々しくないところがグー。
北海道夕張市が財政悪化で、2007年から国からの財政再建団体に指定され、再建脱出のための朗報になる可能性が高いと思った次第である。炭坑閉鎖は市民生活にも波及し、閉山後は、人口の急速な減少と観光産業の失策も影響されている様だ。産出する石炭の需要低迷は、自然エネルギーに依存する産業が持つ根元的な現象と捉えられるが、夕張市は道内でも出炭量が高い鉱山の一つで、枯渇ではない。
1990年の三菱南大夕張炭坑の閉山以降、石炭の出荷は行われてこなかった。今般、地元夕張市の建設会社である北寿産業は、採炭に伴い生じる残土であるズリ山の土砂を処理する権利を市から買い取り、ズリ山に含まれる石炭を分離する設備を新設した。
設備は年間10万トンの土砂を処理出来、3万トンの石炭を比重の違いによる選別によって分離する。土砂は3300万トンもある様で、8月5日から25年ぶりに石炭の出荷を行う。石炭の需要は主として火力発電用で、輸入炭と混ぜて使う。原子力発電の停止が続いている背景があり、火力発電所の稼働率が高まってきているそうである。
夕張炭坑を含めて段階的に道内の炭坑は閉山してきたが、閉山に伴う炭坑夫の失業問題が浮上し、多くの関係省庁が救済に当たってきている。職業訓練の支援が行われたことを思い出した。こうした産業の倒産や、企業撤退等による失業問題は炭坑に限ったことではない。社会的なインフラの中に組み込まれた失業者救済は、社会的不安を解消し、当事者に対する国家的な支援の重要性を持ち、施策として大変重要な機能であるといえる。
主として道内の雇用促進事業団が管理運営していた札幌、銭函、函館、旭川、岩見沢、釧路の6施設から、夕張等へ溶接、自動車整備、機械等の職種の指導員が派遣され、炭坑離職者に対して職業訓練を行った。支援の範囲は大変広く、職業訓練もその一部であった。
(次回へ続きます)