鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

パワハラ報道

2015年08月20日 00時00分01秒 | 提言

 最近愛知県大府市で起きた事件であるが、女性上司がアルバイトの男性社員を駐車場車中で日頃の勤務態度を叱責し、口論となって上司が部下の腹を10数回蹴ったことにより、意識不明となり、死亡させた事件である。様子がおかしいと思った上司は警察へ電話をし、アルバイト男性は2時間後に死亡したという。暴行傷害罪で上司は逮捕された。

 

 詳細な内容については現在の所、捜査中であり、何れ明らかにされると思うが、紙面から推察すると、パワーハラスメントが暴行という形で行われ、殺人罪にも値する、あってはならない事件である。狭い車中でどのようにして暴力を行ったのかは定かでないが、10数回も腹を蹴れば頑丈な大人であれば、内臓破裂等障害を起こす。女性上司は鮮魚卸業の役員と紹介されていて、会社の経営者である。

 

 女性の社会進出は、政府も力を入れている。安倍内閣の選挙公約でもあり、施政方針ともなっていて、女性の管理職の道を広げ、社会での活躍を期待されている最中の事件で、当該事件は各方面に大きな波紋を投げかけることになると思われる。積極的な推進に対するブレーキとなることは避けなければならないが、口論から傷害致死に至る暴力は、通常では考えられない世界を露呈した。

 

 当然、男女を問わず、管理者として行ってはならないパワーハラスメントであり、世の中に投じた女性管理者の特異な例として、重大な過失は見過ごすわけにはいかないであろう。ブラック企業というレッテルを貼られ、企業経営は頓挫するだけではなく、我が国を支えている多くの企業人にとっては、この事件が引き起こすモラルの低下や管理職の企業貢献に対し、多大なマイナスイメージを作ったといえそうである。事件を引き起こした責任は、釈明の余地はなく、即刻社会参加の道を閉ざすと共に、断罪に処す必要性を感じて止まない。たぶんそれだけでは済まされないと思われる。

 

 被害者であるアルバイト男性は23歳と若く、将来のある若者である。管理者といえども、人命を犠牲にするほどの制裁が必要であるわけはない。将にリンチであり、権力を笠に着た殺人者である。ご家族の落胆は如何ほどのものか想像するに余りある。このような事件を起こす管理者が我が国にいることだけでも情けないことである。被害に遭われた若人のご冥福を祈りたい。