鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

フルートの修理

2015年08月09日 00時00分01秒 | 紹介

 昨年のクリスマスプレゼントに孫へ贈ったフルートが故障したとの話が舞い込んだ。女房が嫁いだ娘から聞いた話では、居住している地域の楽器屋へ持ち込んで修理を頼んだところ、修理費が数千円するとのことで、1年も経っていないため、何とかならないかとのことであった。原因は、ネットで注文するとプレゼントの場合は、領収書や保証書はなかったためで、購入先へ直接修理依頼をしなかった様である。

 

 ネットの通販サイトでの購入履歴から分かるのではと話したところ、女房もそのようにした。直接サイトから購入履歴を辿ると日付と商品の明細が出てきたとのことで、販売店の電話番号も分かり、先に依頼した楽器店から自宅を経由して、修理を頼んだ。約2週間前の出来事であったが、本日修理を終えて届いた。保証期間内であったため、修理費は無料であったが、時として、取り扱いが悪いための故障ではなく、故障が起きた場合の取り扱いについての対処の仕方を学んだ。

 

 プレゼントを前提とする場合には、保証書や領収書を保管する必要がある。まして、贈った相手が、ネットの通販に対してその仕組みを理解していなければ、対処は無理であろう。今回は、娘が女房に相談したことで分かったのであるが、通常、プレゼントの故障や、不具合があった場合には、贈り主に対してそのことを話さないので、贈り主も喜んで貰って良かったとの思いでいる。故障を話すことでお互い気まずい思いがあるため、大げさにいえば、日本人の美徳かも知れない。

 

 ビジネスライクに考えれば、さほど気にすることもないのであるが、どうもここら辺りに通販に対する限界を見る気がした。通常の盆暮れに贈るお中元や、お歳暮については、前もって、贈る対象となる商品を事前に購入して味覚や包装等についてチェックすべきなのであるが、そこまではしていない。一般的な商品は日頃の評判等で、さほど意識しなくても、通販の実績がある信頼出来るサイトであれば、サイトを信頼して贈っている。しかし、高額で、精密な商品等はある程度詳細を知った中で贈るべきと思った次第である。一緒に行動出来なければ仕方がないが、出来れば、贈る本人の立ち会いの中で商品を選ぶことが良いであろう。

 

 勿論、領収書は不要であるが、保証書や取扱説明書などは贈られた側が持つべきであろう。そういえば、お中元やお歳暮を贈る前には手紙や葉書を事前に送っていたがそれも省略することが多くなった。便利な世の中ではあるが、面倒でも一言、葉書や手紙で伝えることも、万が一の不良品を受け取った本人との連絡が取れやすい。