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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

やりがい 2/2  

2021-05-19 02:46:36 | 文化

 

 

>誓ってもいいが、どんな仕事であっても「成果」を自ら設定して、それを自分のコントロールによって成しえたときには、楽しくなる。>売り上げを目標とすれば、商品の良さに左右されるし、業務スピードを目標とすれば、自分以外の業務のスピードも問題になるだろう。

 

そういう事もありますね。しかし各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 無哲学・能天気ではいられませんね。   

 

>だから、まずは「自分で何とかできる範囲」でやれること、その中で自分自身で「これだけは達成しよう」と設定することで、仕事はがぜん面白くなる。>ゲーム性が増し、期せずしてやりがいを感じられるシーンも増える。>そうして頑張って、何にも成果が出ないときは、仕事を変えてもいいと思う。 >向いていないことだって、世の中には多いのだ。  

 

そうですね。適材適所で行くのが良いですね。   

 

>でも、もし自分の思い通りに成果が出せることが増えてくれば、少しずつ、自分以外のことにも目を向けられるかもしれない。>頑固な上司をどうしたら動かせるか、わがままなクライアントをどうしたら説得できるか。>そういう「攻略要素」が仕事をもっと面白くする。>それこそ「やりがい」の本質と言ってもよいかもしれない。     

 

多くの人にとって仕事は単に金を得る為の手段ですね。

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり現実肯定主義の中に埋没せざるを得ない。日本人の場合はこれである。非現実の内容は人様々である。非現実の内容がなければあるのは現実だけで、その正解は一つである。日本人がともすれば異口同音の内容を語るのはこのためである。      

わが国のマスコミも現実の内容をただ垂れ流す。現実の正解はただ一つであるから、どんぐりの背比べで個性がない。それで、日本人は個人主義が何であるかを理解することが難しい。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、誰からも信頼されない。世界観に基づく協力者が得られないので社会に貢献する度合いが限られる。 

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

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やりがい 1/2  

2021-05-19 02:25:51 | 文化

 

>367095        「やりがい」なんてものを追求するよりも「成果」を追求したほうが、圧倒的に幸せになれる >大崎 ( 27 会社員 )           21/05/18 PM10

>就活等でよくでてくる「やりがい」のある仕事が見つからない等の言葉。 >あれこれ考えていても答えは出ずに、目の前の一つ一つの仕事に真摯に向き合っていくことで本当の意味の「やりがい」が見えてくるのかもしれない。 

 

そういう人もいるでしょうね。   

 

>以下(リンク

>■やりがいは、自ら作り出す必要がある      

>やりがいは個人の願望に基づくものであるから、必然的に「誰も用意してくれない」。 >自分で設定し、自分で感じなければならない。  

 

そうですね。自己の哲学によりますね。      

 

>そしてここからが問題の核心なのだが、だからこそ「やりがい」の議論は、必然的に「やりがい」を得られにくい不幸な人を生み出す。>平たく言えば、「自らの願望」を他者の評価に依存している人は、「やりがい」を得にくい。  

 

そうですね。   

 

>単純に言うと >「他者にうらやましがられることがやりがい」 >「他者に称賛されることがやりがい」 >「人より抜きんでることがやりがい」となってしまう人たちだ。 

 

日本人は序列人間であります。他人との比較がなければ序列を発想することはできませんね。   

日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。   

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。これは序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。         

政治家にも、政治哲学がない人が多い。我々の未来社会の有様を大衆に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語に存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っている。上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在を確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことにより仕事にやりがいを感じている。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。 

 

>彼らは「人より」高給を得ること、「人より」羨望を集めやすい仕事に就くこと、「人より」知名度の高い企業に入ることが、「やりがい」の源泉になってしまっているがゆえに、その相対的な地位が上がらないかぎり、やりがいを感じられない。

 

人よりの発想が序列人間の楽しみと苦しみの根源になっていますね。   

 

>こういう人は、仕事そのものからやりがいを引き出しているのではなく、「世間的な評価」からやりがいを引きだしているので、自分の力でやりがいをコントロールできず、悩みがちである。

 

そうですね。日本人は序列のない社会 (外国) に住んだら序列による協力ができないのでエネルギーが盛り上がりませんね。   

 

>では、何をターゲットにすべきかというと、これはもう、仕事においては圧倒的に「成果」を追求するべきだ。>仕事なんてものは、成果が出れば楽しく、手ごたえを感じられるものであって、おまけにカネも稼げる。>逆に成果が出なければ時間の無駄で、虚しいものだ。

 

それは目先の成果ですね。日本人は目先・手先に自己の神経を集中させていますね。   

 

 

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