>これらはすべて、企業の耐久性を高めるためのものだ。
そうですね。社員には愛社精神が必要である。国民には愛国心が必要である。皇軍兵士の蛸壺戦法のようなものである。蛸壺を出て兵士は行くところなどない。
‘勿論、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、常に簡単な事だ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ’ (ヘルマン・ゲーリング)。
>企業は株主のために四半期ごとに儲けるためにあるのではなく、ステークホルダーや社会全体のために何世代にもわたって奉仕するためにある、という考え方です(例:マツシタ)。
企業は序列人間の住みかであり、何世代にもわたって住むために獲得したヤドカリの所有する巻貝の殻のようなものである。
>■インダルジェンス [甘やかし]
今も昔も、人類が直面している課題の一つは、小さな子供がどれだけ社会化されているかということです。>社会化がなければ、人間は「人間」になれない。
そうですね。恣意 (私意・我儘・身勝手) の人間では、アニマルと変わりありませんねからね。
>この次元は、人が育った環境に基づいて、自分の欲望や衝動をコントロールしようとする度合いとして定義されます。>比較的弱いコントロールは「放任」と呼ばれ、比較的強いコントロールは「自制」と呼ばれます。 >したがって、文化は「放任主義」と「抑制主義」に分類されます。 >42点と低い日本は、「抑制」の文化を持っていることがわかります。 >この次元のスコアが低い社会は、シニシズムと悲観主義の傾向があります。
そうですね。不自由を常と思えば不足なしか。日本人は常に自重しなければならない。日本人の生活は浪花節調ですね。
日本人には意思がなく、リーズン (理性・理由・適当) もない。
だが義理 (序列関係から生じる義務) と人情 (恣意) がある。恣意は、私意・我儘・身勝手の事である。意思の無い人間を活発化にするために、恣意を鍛えて意地・根性・大和魂にしている。それぞに志 (こころざし) を持たせて活発化する。
リーズンのない志による努力が裏目に出ることも多い。その説明責任を取ることもできない。というのも、’恣意・志’ は文章にならないので、その意味もない。だから、うやむやな後始末になることも多く、その鬱憤を皮肉で紛らわせることになる。リーズンのない社会の住民の苦しみである。
>また、「放任主義」の社会とは対照的に、「抑制主義」の社会では、余暇をあまり重視せず、欲望の充足をコントロールします。
そうですね。我が国民は修行生活を高く評価していますね。
>この指向性を持つ人々は、自分の行動が社会的規範によって制限されているという認識を持ち、自分を甘やかすことはどこか間違っていると感じています。
日本人にとっては自己の挙動を慎むことは大切なことですね。
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