>Forbes JAPAN >世界大学ランキング2024、米ハーバード大が13年連続で首位 東大は13位 >Michael T. Nietzelの意見・ >13時間・
>世界大学ランキングセンター(CWUR)が発表した2024年世界大学ランキングで、米ハーバード大学が13年連続で世界最高の大学に選ばれた。 [CWUR: the Center for World University Rankings]
>今年で13年目を迎える同ランキングは、全世界2万966校の大学の中から上位2000校を選出している。
>今年の上位10校は以下の通り。
>1位 ハーバード大学(米国)
>2位 マサチューセッツ工科大学(米国)
>3位 スタンフォード大学(米国)
>4位 ケンブリッジ大学(英国)
>5位 オックスフォード大学(英国)
>6位 プリンストン大学(米国)
>7位 コロンビア大学(米国)
>8位 ペンシルベニア大学(米国)
>9位 エール大学(米国)
>10位 カリフォルニア工科大学(米国)
>今年の上位10校のうち、米国が8校を占め、残りの2校は英国のケンブリッジ大学とオックスフォード大学だった。
>ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学の順で上位3校を占めるのは6年連続となる。
>CWURの2018~19年のランキングでは、ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学の順だった。
大学の成果はアングロサクソン (イギリス国民の成員) が上位ですね。彼らの言語は英語ですからね。
言語は情報の伝達手段であるばかりでなく、思索の手段でもありますね。
学問はどの分野においても最先端の内容が重要ですね。英語はその手段として最適な言語であると考えられますね。
>11~25位は以下の通り。
>11位 シカゴ大学(米国)
>12位 カリフォルニア大学バークレー校(米国)
>13位 東京大学(日本)
>14位 コーネル大学(米国)
>15位 ノースウエスタン大学(米国)
>16位 ミシガン大学(米国)
>17位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(米国)
>18位 ジョンズ・ホプキンス大学(米国)
>19位 パリ科学人文大学(フランス)
>20位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)
>21位 デューク大学(米国)
>22位 イリノイ大学(米国)
>23位 トロント大学(カナダ)
>24位 ニューヨーク大学(米国)
>25位 ワシントン大学(米国)
英語の下手な日本人は思索にも不利な条件を抱えているようですね。
>評価方法
>CWURは以下の4つの要素を基に大学を評価している。
>・教育(25%):大学の規模に応じて相対的に測定した、卒業生の学業上の成果
>・就職率(25%):大学の規模に応じて相対的に測定した、卒業生の職業上の成果
>・教員(10%):優秀な学業成績を収めた教員の数
>・研究:以下の4つの指標を総合して評価している
> i) 研究業績(10%):研究論文の総数
> ii)質の高い出版物(10%):一流の学術誌に掲載された研究論文の数
> iii) 影響力(10%):影響力のある学術誌に掲載された研究論文の数
> iv) 引用(10%):被引用数の多い研究論文の数
>国ごとの比較
>世界上位2000校中、米国の大学は329校と最も多かった。
>上位25校のうち19校が米国の大学で、アイビーリーグ(訳注:米北東部の名門私立大学8校の総称)の8校すべてが上位70位以内に含まれている。
>上位2000校のうち、中国の大学は324校、日本からは110校が入った。
>国立大学としては、11年連続で英ケンブリッジ大学が世界最高の大学となった。
>同大学を筆頭に、英国からは92校が上位2000校に入った。
>フランスの大学は73校、ロシアからは46校が入った。
>今回の結果は、反ユダヤ主義やイスラム嫌悪の抗議、ガザ紛争を巡る学生運動の長期化、入学者数の減少、社会的信頼の低下などで揺れる米国の大学にとって良い知らせとなった。
>CWURのランキングは定量的な指標に基づいた調査を重視しているため、評判を参考にする他のランキングのように、意見の移り変わりには左右されにくいと言えよう。
>なお、統計にはかなりの時間差があるため、卒業生の就職率のように世論を反映しそうな要素でさえ、必ずしも現在の意識を反映しているとは言えない。
>(forbes.com 原文)
英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。思春期の到来とともに言語能力の発達する頃を待ってこの教育は行われる。英文法の中の時制 (tense) を活用して非現実の内容を文に表現する訓練である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供から大人に変わる人間に哲学を獲得させようとする仕組みである。すると浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも英語の高等教育に力を入れることになる。
日本語は現実の内容だけを表す言語である。哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本式の判断だと、見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実ばかりの言葉 (日本語) を話す人が非現実を語る学習をすると常に失敗する。嘘(きれいごと) ばかりを語っていては学習に力が入らない。だから思考停止になっている。それで日本人は相変わらず無哲学・能天気の民となっている。わが国は英米流の高等教育の導入に失敗し続けているから何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する者はいない。
今の地球はアングロサクソンの支配体制の下にある。個人の哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっている。彼等の出世は高等教育の賜物である。
当の日本人の若者はいまもなお国内の序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。これは日本語文法に階称 (hierarchy) がある為である。’上と見るか・下と見るか’ の判断に囚われざるを得ない。 難関出身者が序列社会でどれほど優位に立つているかの話ばかりで持切りである。世界に関する注意力の不足で日本人は井の中の蛙になっている。だから国際社会で印欧語族の知識人を相手にして苦戦を強いられることになる。
我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。
『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)
我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。
国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。能率の良い言語の習得には音読が欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。
'為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり' 上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)