>産経新聞 >阿古智子氏「自由守られている日本が中国人の重要拠点」知識人支援など強調 神戸「正論」 >20時間
>神戸「正論」懇話会の第26回講演会が19日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルで開かれ、東京大教授の阿古智子氏が「中国で何が起きているのか-大規模な言論統制と日本の取るべき姿勢」と題して講演した。
>阿古氏は現在の中国について、習近平国家主席のもと、恣意的(しいてき)な汚職の取り締まりや学校現場で少数民族の言語を使った教育が認められないなど、政権維持のため、「言論を統制し、問題点を指摘されないようにしている」と分析した。
>また阿古氏は、統制により、国内での活動が制限された中国人歌手が日本で公演を行った事例を紹介。
>「自由が守られている日本が中国の人たちにとって重要な拠点になっている」と述べ、中国の問題を分析して母国に前向きな影響を与えることができる中国の知識人への支援の重要性などを強調した。
そうですね。しかし、中国人にも色々いますからね。最大の注意が必要ですね。
中国人はわが国の国家安全保障上の危険があります。中国人には、有事に軍事動員する「国防動員法」と、有事・平時を問わず中国政府の情報工作活動への協力を義務づける「国家情報法」があるのです。
これらの法律は、中国国内はもちろん海外在住の中国人をも対象としています。
日本国内にいる中国人は日本にいても自由が守られていません。日本で反中国政府活動をすれば、中国の公安から電話がかかって来て ‘両親が心配しています。早く帰国しなさい‘と脅しをかけられます。
彼らの中には愛国者もいれば、密告者もいる。彼らはわが国有事の際にどのような役割を果たすことになるのでしょうかね。わが国を台無しにするトロイの木馬のようなものになるのか。
我が国民は常に国家安全保障の見地から政治を見直す必要がありますね。
中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。
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中華 (ちゅうか) [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる] 東夷 (とうい) [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した] 南蛮 (なんばん) [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう) [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき) [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。