おじしゃんのデジカメ奮闘記

古希を過ぎた爺の撮影奮闘記です

続・ふるさと小正月行事 ・・・ 鳥追い

2020-01-16 06:00:00 | 行事
お立ち寄りの皆さん、おはようございまぁ~す ♬

今朝の張り子は、昨日の続編で、ふるさと行事・鳥追い を張り子です。

ここで、 「鳥追い」 を語る・・・です。
ふるさと、門出(かどいで)の小正月行事 鳥追い は、毎年1月15日の夜明け前の早朝に行われていました。
各家庭の玄関前に稲わらを積み、火をつけ、拍子木を打ちながら、鳥追い歌を歌います。
農作物を食い荒らす害鳥を追い払うのです。
夜が明けない暗いうちに行うのは、寝ている害鳥を、火と拍子木の音で驚かせ追い払うためです。
したがって、夜が明けたのでは、害鳥たちがねぐらから飛び立ちますので、効果がないのです。
そのように親から教わり、 鳥追い歌 を歌いましたね。
声が小さいと、隣の鳥がこっちに来るから、隣に負けじと大声を出して歌ったものです (笑)

各家庭で行っていた 鳥追い が、いつの頃からか定かでありませんが、今日のように集落の一か所で行われるようになりました。
日にちは、1月15日、時間は午前5時頃からだと思ったのですが、
今は、15日に近い日曜日、時間は午前6時というように変わってきましたね。  これも時の流れですね。


と言う事で、ひと追いが終わったところで、お楽しみのひと時です


(2020.1.12 柏崎市高柳町・門出地区)






炙った スルメ と お神酒 を頂いて、 無病息災、家内安全 であります
お神酒、頂きたかったのですが、運転ですのでグッと我慢いたしました   んん~辛いねぇ~ (笑)








そして、カップ麺です
この味は最高ですよ  これを頂くために行く・・・と言っても間違っていませんね (笑)








夜が明け始め、最後の ひと追い になります
夜が明け始めると、朝霧も流れ始めました  おじしゃんは、霧の方が気になってきましたね (笑)








皆さん、お気づきでしょうか?
豪雪地のふるさと、いつもは1mほど積雪があるのに、今年はご覧の通り無雪であります
おじしゃんの記憶の中には、このような年はなかったようです   暖冬、まさに異常気象ですね








そして、稲わらで編んだ 被り物 、ご存じの方おられますか?
いなかでは 「わらぶし」 と言っています  おじしゃんも子供の頃は愛用しましたね (笑)
履物も稲わらで作ったものでしたよ (笑)
まだ大切に着用しているとは、ありがたいですね




お恥ずかしいピンボケ写真でお付き合いいただきました、 ふるさと鳥追い行事 これにて打ち止めとなります。
いつもながら、飽きずにお付き合い感謝いたします。
この後、朝霧が気になり 蒲生 へ飛んでみました (笑)