【”23 神田祭】神幸祭・附け祭
平安時代から飛び出したような華麗で剽軽な行列が、神田・日本橋・大手町・
丸の内・秋葉原など氏子108町会を巡行する。
江戸時代、江戸城に入る事を許された神田祭が、今でも受け継がれている。
賑やかな曳き物や、仮装行列「附け祭」が日本橋三越前で合流する。
数千人規模の人たちが大行列となり、中央通りが祭り一色となる。
神田駅を降りると駅構内に神輿が担ぎ込まれているのには些か驚かされた。
三越本店には神田祭の垂れ幕が掲げられ、壁面は祭り提灯がぎっしりと・・
室町一丁目のお仮所は三越に設けられている。祭り人が集まり出発が近い。
高張提灯を先頭に動き始めた。
神輿の担ぎ手が全て女性たちだ!
桜通りを綺麗どころが花を添えていた。
午後4時過ぎ、大行列の先頭が見えて来た。
「鳳輦(ほうれん)」と呼ばれる豪華な3基の神輿を中心とした時代行列。
「鳳輦」とは、屋根に鳳凰(ほうおう)の飾りを付けた、天皇の正式な乗り物。
転じて鳳凰の飾りがある神輿も鳳輦と呼ぶ。
こちらを向いてポーズを取ってくれた旅姿のお嬢さんたち。
沿道は見物客が埋め尽くしていた。
お見事! こんな人も行列に参加している。
法螺貝が高々と鳴り、福島から特別参加の「相馬馬追」の雄姿が格好いい!
舗装された道路はちょっと苦手か、興奮気味だ。
名物となっている、芸大生の制作した”花咲かじーさん”が桜の花びらと愛嬌を
振り撒いていた。
「自分結い」の女性たちが晴れ舞台に楽しそう。
「銭湯山車」~いい湯だな~の曲に合わせて進んでいた。
北乗物町の太鼓台、ビニールが邪魔だが太鼓の音と女性の声が響き渡っていた。
鍛治町一丁目の神輿が威勢よく練り進んでいた。
力強く進む地元室町一丁目の先陣。
センスの良い衣装で身を包み、お江戸の中心を堂々と。
4年ぶりの「神田祭」神幸祭と翌日の神輿宮入に行く予定だった。
神幸祭と附け祭は鳳輦を曳く人も、仮装行列を進む人も久し振りの参加を
楽しんでいた。待ち望んでいた観客も沿道を賑わしていた。
”神輿深川” ”山車神田” ”だだっ広いが山王さん” と言われる、
江戸三大祭り・・氏子108町による大小200基の神輿が祭り好きの江戸っ子
たちの掛け声とともに朝から晩まで、神田明神に宮入りする「神田祭」最大の
見所である・・・天気予報では一日中雨模様と、残念ながら行けなかった。
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