【熊谷うちわ祭】
うたい文句は「関東一の祇園:熊谷うちわ祭」 山車と屋台が各6台
それぞれ街を巡行、鉦や太鼓で賑やかなお囃子が市内各所に響く。
「秩父夜祭」「川越祭り」と並ぶ、埼玉県の三大祭と言われる。
うちわ祭は、むかし祭りの期間中、買い物客に赤飯を振る舞ったこと
から「熊谷の赤飯ふるまい」として評判になり、祭りの名物となった。
当時は絹産業の繁栄で熊谷は潤っていて赤飯振る舞いが出来たのだ
ろう、その後商店の負担も大変となり、買い物客に屋号などを記した
うちわが配られた・・・そんなことが「熊谷うちわ祭」の言われなの
かもしれない。
それにしても熊谷は暑かった!国道17号線(中山道)を山車や屋台が
炎天下を巡行するのだから、皆汗だくだ!
「熊谷うちわ祭」は京都・八坂神社の末社、熊谷八坂神社の例大祭だ!
祭り期間中は、お祭り広場に臨時の出張所がおかれ賽銭する人に、うちわを
配っていた。
お囃子は子供が主役だ!
大きな鉦がジャンじゃんと、太鼓と鼓が更に重なり大騒ぎだ!
揃いの浴衣に名入りの提灯、キリット鉢巻・・・いかすね~
各町内の屋台や山車を守るように、何時も先頭に構えている粋なお姐さんたち。
山車の後に続く、可愛らしい給水山車・・・熊谷うちわ祭の名物だ!
ミニだが、立派な給水山車だ!
山車の先頭に座す総指揮官?・・・この形も他にはない「熊谷うちわ祭」の名物だ!
夜のとばりが下がるころ、各所から屋台が集結してくる。
各町内の山車が一斉に「叩き合わせ」を始める。
鉦の音が響き、太鼓が鳴る。 灯かりと、お囃子の競演だ!
子供囃子も疲れも見せずに、最後まで頑張っていた!