【梅雨時のひととき】
朝露を乗せる花菖蒲を見たかったが、生憎の快晴で露跡しか見られ
なかった。花菖蒲の花言葉は「嬉しい知らせ」「優しさ」「あなたを信じる」
等がある。いずれアヤメかカキツバタと言われるがなかなか見分けが
難しい、それに引き替え花菖蒲は、わかり易い堂々として大きい、花種も多く
見るのが楽しい、東村山の北山公園はこの時期だけの賑わいを見せていた。
~北山公園の花菖蒲~
花びらに、二三滴の露が乗っていると、艶やかさが増すのだが。
いろどり豊かに、艶やかに、多くの花種の菖蒲たちが咲き競う!
”飛び入りだ!” 羽村市のフォトコンテスト「はむら花と水のまつり2017」で
この写真が入選したと羽村市観光協会から知らせを受けた!
羽村市はチューリップと多摩川が主役の市である、お祭りはテーマから一寸
外れているかなと思ったが、多摩川を渡る神輿の勢いに審査員も思わず・・・か
~ここから高尾~
高尾山の山懐にある料理屋の、奥庭にある野草園に可愛い花たちが咲いていた。
イトシャンジの花
ひ弱な感じのヤマアジサイ
乙女のように可愛らしいヤマアジサイ
沖縄を思い出すヒメユリの花
首を垂れるホタルフクロ・・・この辺りは夜になると蛍が舞飛ぶそうだ。
~ここから高尾山薬王院へ~
山裾で食事を済ませてから、ケーブルに乗って高尾山薬王院に向かった。
参道は行き交う人も少なく、鳥の鳴き声が杉林の中を駆け回っていた。
108段の石段を上る男坂を避け、女坂を歩いた、緩い坂道だが足には応えた。
山門には「霊氣満山」と書かれている、ここから先は霊気漂う幽玄の世界だ!
若いもんが羨ましい!
夕暮れの静けさ、灯籠に灯がともる、心洗われるようだ!
参道の脇にアジサイが咲いていた。
良縁を願う、本人なのか家族なのか、沢山の縁起の鈴が垂れ下がっていた。