私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【流鏑馬・立川】

2017-11-25 11:24:03 | イベント

【流鏑馬・立川】

立川に「流鏑馬」がやって来た。

「流鏑馬」と言えば、鎌倉の鶴岡八幡宮、京都下賀茂神社、日光東照宮

が特に有名だが、近く立川で行われると聞き早くから楽しみにしていた。

鎌倉時代から続く小笠原流流鏑馬は800年余、日本の伝統文化として

今に受け継がれている。

流鏑馬装束に身を固めた射手が、馬場に設けられた三ヶ所に立てられた

約54cmの的に疾駆する馬上から射放つ、矢が見事的に当たると五穀は

稔り、所願は成就されると言い伝えられている。

此処が会場だ!ビルの見える流鏑馬会場とは些か興ざめの向きもあるでしょうが

初めて見る者にとっては気にしない、気にしない。

馬場元、馬場末に扇を掲げ出走の合図する人、射手と、射手を守る鎧兜を身に

着けた武士、諸役には総奉行のほか、三ヶ所の的場に付く、的奉行と的持ち、

矢取り、采揚げ等の関係者が勢揃いした。

小笠原流家元夫妻はじめ流派一門総出の「流鏑馬」だった。

出走準備に入った、射手と武士。

出走場所に向かう射手の馬上の姿が堂々としていた。

見事!的中!

女性の射手、的が飛び散っていた、お見事!!

馬も人も神妙だ!

解説者の説明が、わかり易く親切で聞き心地良かった。

英語解説はTVなどでお馴染みのロバート キャンベル氏、息の合った解説を

していた。

この人、フランスのプロジョッカーだ。

流鏑馬の魅力にひかれ、現在修業中だそうだ。的は外したが大丈夫だよ!

練習用の木馬、これに乗り日々研鑽しているそうだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【酉の市・府中大国魂神社】

2017-11-20 11:07:33 | 季節

【酉の市・府中大国魂神社】

都内には浅草の鷲神社、新宿の花園神社、酉の市発祥の地足立区に

ある大鷲神社などの有名な酉の市がある。

そんな中で都下にある府中大国魂神社の酉の市に出掛けてみた。

広い参道には大国魂神社名物の提燈が賑やかに飾られ露店がズラリと

並ぶ、上を覗けば秋たけなわケヤキの樹が黄色に染まっていた。 

随身門から酉の市の店が並ぶ参道を見る。

広い参道の頭上には名物の提燈飾りが押し寄せる波のように続く。

降っていた小雨も止んだようだ、市も少しずつ賑やかになって来た。

小さな熊手でも”商売繁盛!家内安全”と威勢の良い大きな掛け声で感謝する。

有名なお酉さんでは、小さな熊手の買い手には声もかけてくれない。

看板娘が笑顔で買手を迎えていた。

この方、目をつぶり心を込めて祈るように、掛け声を受けていた。

傘さした人の視線が気にかかる。

お母さん丹精込めて作ったんだろうな~

買手もお母さんのつぶやきに大笑いしていた。

来年の干支は戌だ、金の米俵に、め組みの纏、小判に神輿・・・買った人の来年は

良い事あるんだろうな~ 判っていても貧乏人には手が出ない、残念!!

本殿前に飾られていた大熊手・・・一寸安物かな~

大熊手が飾られた随身門から本殿を望む。

神楽殿では江戸の里神楽が演じられていた。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【神楽坂まち舞台】

2017-11-14 10:21:06 | イベント

【神楽坂まち舞台】

神楽坂は若い人にも、熟年の人達にもほどほどに親しまれている

スポットであり、ひどい観光地化していないところが好きである。

坂道の多い裏通りは、石畳が敷かれ黒塀が続く静かな雰囲気である。

情緒あふれる裏通りを、富山県城端の曳山祭りで演じられる<庵唄>

の若衆が三味線と笛を吹きながら流して歩き、地元神楽坂在住の

新内の人間国宝一門による、粋な姿の<新内流し>が神楽坂の小道

を流し歩く・・・まさに藤沢周平の世界に飛び込んだようだ! 

 

富山県南砺市・城端曳山祭「庵唄」は、約300年の伝統を誇る。

江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄」の若連中が、哀愁込めて

神楽坂の路地や横丁を練り歩く。

神楽坂の町中にある小さな公園で、粋な姿の「新内流し」の人達が

見物客に新内の話を、面白くわかり易く説明してくれていた。

新内流しの提燈を持つ芸者さんを先頭に黒塀の横を通る。

夏の夜二階の出窓に寄りかかる、お武家さんから声が掛かりそうな雰囲気だ!

藤沢周平の世界に浸りこんだような気分になった一時だ。

江戸小紋の着物が良く似合い、三味線を持つ手に柔らかさが感じられ、

微笑む姿は、粋な男の見本のような佇まいだ。

神楽坂の中心「毘沙門天」の狛犬さんの横の”竹明り”に灯がともった。

路上では新酒が振る舞われていた。

高級料亭ばかりでなく、手頃なお値段で飲み食いさせてくれるお店が多いいのも

若者たちの魅力となっている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【富士宮まつり】

2017-11-07 20:26:18 | お祭り

【富士宮まつり】

富士山が見える「富士宮まつり」は贅沢なお祭りだ!

世界遺産「富士山」の構成資産であり、富士山信仰の中心地で

ある富士宮で繰り広げられる「富士宮まつり」は、静岡県出身者

として是非見ておきたいお祭りだった。

快晴に恵まれた昼過ぎに富士宮駅前から間近で見た富士山は

実に神々しかった。

富士山本宮浅間神社は、全国に約1300ある浅間神社の総本社

である。本殿は徳川家康が江戸幕府を開いた翌年の1604年に

祈願成就のお礼として造営した由緒ある建造物で、国の重要

文化財に指定されている。

 

参拝客の列が長く続いた浅間神社本殿前。

屋台が動き出す前、富士山が祭を見下ろしていた。

浅間神社前には、各地区の山車や屋台が集まり始めた。

富士山からの伏流水で出来た神社内の「湧玉池」・・・国の特別天然記念物に

指定されている。

池に架かる橋の上では、地区の人達による踊りが披露されていた。

大鳥居前では、本殿に向かい富士宮囃子が奉納されていた。

「福地区」の山車が奉納に向かう。頂上の人形は「鍾馗さん」だ。

山車の合間で富士山が見え隠れしていた。

浅間神社前の通りに、各地区の山車が集結し始めた。

お囃子の若い衆が身を乗り出して・・・元気いいな~

女性のお囃子も威勢が良かったな~

山車の曳き廻し、祭り男の見せ場だぞ!

浅間大社前に参加地区の屋台や山車が勢ぞろいし、一斉囃子と共同踊りが

繰り広げられた。

各地区の山車の周りでは、男も女も一斉に富士宮音頭や創作踊りを披露した。

夕暮れ時になり富士山を覆っていた黒い雲が追いやられ、赤焼けの富士山が

間近に迫って見えた。

富士山も私も「富士宮まつり」楽しんでるよ!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする