私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【”22 祇園祭・後祭】宵山編

2022-07-28 15:11:50 | お祭り

【”22 祇園祭・後祭】宵山編

駒形提灯が灯り、祇園囃子が聞こえてくる情緒あふれる美しい後祭(あとまつり)

の宵山風景は、先祭(さきまつり)の賑やかさに比べ、落ち着いて見歩くことが

出来る。11台の山鉾が狭い地区に点在し、狭い通りに建ち並ぶ山鉾を身近に

見ることが出来た。

薄暮・・・提灯が柔らかい光で宵山を彩っていた。

 196年も休み山となっていた「鷹山」の巡行が行われるということで

祭前から話題なっていた、やはりどこの山より多くの見物客を呼び込んでいた。

応仁の乱以前より「鷹つかい山」として巡行した山鉾だったが、

幕末の蛤御門の変にて大半の部材を焼失、200年の年月を経て

今年再び巡行に加わった、話題の山鉾である。

出来立てのホヤホヤ・・まだ無垢のスッピン姿・・よく間に合ったな~

木の枝には鷹を天敵とする「きじ」を装飾している。

 

「八幡山」は、雌雄の鳩を飾り、夫婦和合を象徴している山鉾だ。

北観音山と南観音山・・・後祭(あとまつり)の巡行を代表する大型の山だ!

南北の観音山の松には「長尾鳥」飾られている。

「コンチキチン!」囃子の音色が、祭り気分を高めてくれた。

二階から、山に搭乗できる(有料)順番待ちの人が列をなしていた。

暮色に映える駒形提灯。

飛行機雲の一筆が夕空に走っていた。

祇園祭は2度目だが、見るたびに新しい発見がある。

ゆったりとした後祭、宵山をそぞろ歩く人たちも祭りの雰囲気に溶け込んで

優しく見えた。駒形提灯の隙間から見える囃子方が奏でるお囃子が、

祭り気分を一層高めてくれる。

 

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【”22 秩父川瀬祭り】

2022-07-21 21:42:41 | お祭り

【”22 秩父川瀬祭り】

久し振りに本格的な祭りを見ることが出来た。

冬の秩父祭りが大人主役の祭りとすれば、夏の川瀬祭りは子供主役の祭りだ!

コロナの影響で2年間は各町内だけで曳き回されていた屋台が、今年は市内を

賑やかに曳き回された。

拝殿に向かい子供たち代表が、拝礼し榊を捧げていた。

中学生かな?小学生かな?秩父神社内に集まって来た。

「上町笠鉾」を動かすのは上町の若衆たちだ!

秩父祭りの笠鉾より一回り小振りの笠鉾だが、方向転換は大変だ!

町内の子供たちが集まって来た!

宮側町の屋台も出発準備完了だ!

宮側町屋台は、元々笠鉾であったが大正3年に市内に電線架設され、

曳き回しが出来なくなり、屋台になった。

梃子を使い屋台を浮き上がらせ方向転換をする・・・暑いのに大変だ!

この人の鐘の合図で屋台が動き始める。

この日秩父市内は、気温33~4度くらいだっただろう、

屋台の上はさぞ暑かろう・・・ご苦労さん!

曳き手も暑いだろうが、屋台の中で秩父屋台囃子を打ち鳴らす子供たちも

汗びっしょりじゃないかな!

秩父屋台囃子の軽快なリズムに合わせ「ホーリャイ、ホーリャイ」・・・

元気な子供たちの掛け声が暑さを吹き飛ばしてくれる。

祭りの露店・・・久しく見なかった光景だ! 小遣いはたいて「鬼滅の刃」か。

豪華な屋台は、秩父夜祭で見る屋台よりやや小ぶりに見えた・・・

お兄さんに聞いたら、この屋台は川瀬祭り用で、各町内には夜祭と川瀬祭の

2台の屋台を持っているそうだ、合点と同時に驚いた!

屋台を先導する子供たち、暑いのだろう目もうつろでバラバラだ!

秩父神社境内の舞殿では、祭りに欠かせない「秩父神社神楽」が演じられていた。

久し振りに、本格的な祭りを見ることが出来た。

夏の真っ盛りに行われる「秩父川瀬祭り」子供主役のお祭りだけに、屋台の

曳き手や囃子手は元気な子供たちが、暑さにも負けず目いっぱい頑張っていた。

「秩父川瀬祭り」のメインイヴェントである、市内を流れる荒川の流れの中で

もみ込まれる”みこし洗い”がコロナで行われなかったのは、一寸寂しかったが

祭はいつ見ても心を揺さぶってくれる。

 

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【くにたちの小さな朝顔市】

2022-07-08 10:25:59 | 季節

【くにたちの小さな朝顔市】

夏の風物詩として定着した「くにたち朝顔市」・・・

地元、朝顔の里で育てられた色鮮やかな朝顔が展示されている。

堆肥の材料も国立市内から調達したもので、毎日与える水も、国立ママ下湧水

を活用した、純・国立産である。

コロナの影響で規模は縮小され、一橋大学正門南の一角に小さな朝顔市が

開かれていた。

国立市は全国で4番目に小さな市である。

市のシンボルであった”赤い三角屋根の駅舎”がJR中央線の高架化工事に伴い

平成18年に、駅舎としての役割を終えた。

その後、解体を惜しむ多くの声を受け、令和2年4月に、新たな役割である

”まちの魅力発信拠点”として再び町のシンボルとして雄姿を見せてくれている。

駅から南に真っすぐ伸びる大学通り、は緑のトンネルとして夏の暑さを

防いでくれている。

一橋大学正門南側の一角で朝顔市が開かれていた。

日差しの強い昼の真っ盛りだったので、朝顔の花が萎んでいた。

地元の人たちだろうか?次から次へと朝顔を買い求める人が続く・・・

木陰の緑道を手に持って帰る人を何人も見かけた。

朝顔市と言えば「入谷の朝顔市」を思い浮かべるが、入谷の朝顔市は今年も

コロナで中止となった、

国立で朝顔市が開かれていると聞き、出かけたがやはりコロナだ!

二つのテントは完売で閉められ、残っているテントには一鉢2000円の朝顔を

買い求める人がつめていた。

暑い中、木陰で休み休み乍ら朝顔市を見てきた。

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