【しながわ宿場まつり】
京浜急行の北品川駅から青物市場駅まで、旧東海道沿い
一帯が品川宿と言われた地域だ。
今でも江戸時代と同じ道幅が続く商店街になっている。
建物こそ今のものに替わっているが、空気は江戸時代を感じ
させてくれる。沿道にお寺の多いのには驚いた。
「北の吉原、南の品川」と言われるほどの一大遊興地だった。
「品川宿」は東海道の第一宿であり、中山道の板橋宿、甲州街道の
内藤新宿、日光街道・奥州街道の千住宿と並んで江戸四宿と
呼ばれ、大変な賑わいを見せていた。
その「品川宿」で27年も続く祭りがあると知り出掛けてみた。
おいらん道中や江戸風俗行列は見られなかったが、宿場通りには
それらしい人達がチラホラ見えた。
動く高座に乗りマイクを片手に落語を聞かせる若手落語家。
どういうお方か判らなかったが、人力車に乗り笑顔を振りまく外人さん。
荏原神社ではこんな姿が・・・
笑顔で迎えてくれた江戸小町さん
お猿さんの曲芸に見る人は大喜び、飛び越えるのをジッと耐えるお子さん、
見てる子供も真剣だ!
東京の真ん中品川での火渡り、まじかで見て凄い迫力だった!
空海が創建したと言われる品川寺(ほんせんじ)境内で行われた火渡りは、
思わず息を飲んだ!
真剣で邪悪を切り捨てる!
東西南北に向かい矢を放つ!
熱湯を自らに掛ける先達、顔は火傷のように真っ赤だった!
般若心経を唱える行者たち。
心頭滅却すれば火もまた涼し・・・とは言え熱いだろうな~
素足だよ!鍛錬した行者さんには何のそのだ!