私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【”22 石岡のおまつり】其の2

2022-09-23 14:01:03 | お祭り

【”22 石岡のおまつり】其の2

祭は子供たちが自然な姿を見せてくれる。

次代を受け継ぐ子供たちの動きを見ていると、面白くもあり楽しくもある。

神官が祝詞をあげている間、そんなことお構いなしに飛び跳ねている子供たち。

各町内の幌獅子が総揃い会場に集まった。

一服する大人たちに交じって、イッチョまいに一息入れる子供たち。

行列の先頭を任された巫女さん二人、真剣な眼差しで笑顔がなかった。

太鼓をたたく手を休め、カメラに向いてくれた賢そうな子供。

幌のなかの胴部に屋台を納め、そこに囃子方を入れて行道する「幌獅子」

その囃子方は子供たちが主役だ!時々外を見ながらの一休み。

行列の通る狭い道路で、多くのカメラマンにポーズを取る、

祭り大好きなお姐さん。

ちょこんと座る、祭り好きのワンちゃん!

乳母車?を改造した屋台に乗ってご機嫌な兄弟。

「石岡のおまつり」には、近郷から3日間で50万人もの人が集まるそうだ。

町の人たちもこの3日間は、祭り衣装に身を纏いこぞって参加する。

汗びっしょりの身体を休めようと、裏通りの食堂で店自慢の”鶏ラーメン”を

食べ、親父さん女将さんと話をしながら、暑さをしのいだ。

店頭では祭り期間だけの臨時のソフトクリームを販売しており客が列を作っていた。

女将さんは店頭で頑張っていたが、時々店に戻って身体を休め、私の話し相手に

なってくれた。見も知らぬ人たちと話をするのも、祭りの醍醐味だ。

 

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【”22 石岡のおまつり】其の1

2022-09-20 11:21:25 | お祭り

【”22 石岡のおまつり】其の1

創建千年を誇る古社・常陸国総社宮の最も重要なお祭りである。

佐原大祭、川越祭と石岡のおまつりは「関東三大祭り」と言われる。

菊家紋を許された格式ある大神輿をはじめとして、豪華な山車や勇壮な幌獅子

など40数台がJR石岡駅周辺を巡行する。

8年ぶりに出かけてきた、今回は午後2時花火を合図に大神輿の渡御と供奉行列

が年番町の仮殿に向かう「神幸祭」を中心に見歩いてきた。

幅50㎝~60㎝、重さ約30㎏の獅子頭・・・やはり大きく重そうだ!

行列の始まる前、各町の幌獅子が国衙跡(こくがあと)である、石岡小学校の

校庭に集結し「幌獅子総揃」が行われる。

「幌獅子総揃」会場に向かう各町の幌獅子。

「幌獅子総揃」会場の校庭には31町内の幌獅子が集まった。

宮司が祝詞を奏上し「神幸祭」が始まる。

「ささら」は、富田町独自の出し物で、紺地に八咫烏(やたがらす)を染め

抜いた幕が張られ、移動式の屋台上で、棒を操る3匹の獅子舞が演じられる。

午後2時花火の合図で、行列が動き始める、その先頭を行くのが「ささら」で、

大神輿の露払いの役を務める。

お馴染みの「猿田彦」と社銘旗。

「木遣り」の渋い声が、狭い道路に響き渡る。

菊家紋を施した格調高い大神輿を、年番町が集めた若者200人で担ぐ。

大神輿の後に各町の幌獅子が続く。

幌獅子は今年の年番町、中町を先頭に年番順に進んで行く。

獅子頭は重さ30㎏もあり重い、暑い中大変だ・・たえず人が替わっていた。

山車が並ぶ横を幌獅子が進んで行く。石岡駅前のメイン通りは見物客で一杯だ!

幌獅子は、大きな獅子頭に囃子衆が乗り込む移動式の小屋が付随した珍しい

もので、小屋は通常幅2m、奥行き5m、高さ2.5mほどの大きさだ。

石岡の山車は江戸型で屋根のない2~3層構造で、最上層には町内ごとに異なる

2mもの人形が飾られている。

”おっしゃい、おっしゃい、おっしゃいな、おっしゃいバケツが13銭、安いと

思ったら底抜けだ” などと時代を反映した冗談交じりな掛け声で祭りを一層

引き立ててくれる・・・美人ぞろいが嬉しいね!

今回は「神幸祭」を中心に見歩いてきた。

石岡は上野から特急で50分程で着く、意外と近いところだ。

8年前は朝から夜までバッチリと見てきたが、今回は夕方5時の特急に乗って

帰って来た。地の人が夜の祭り風景を見て行けと盛んに勧めてくれたが・・・

獅子頭の迫力と、コロナも何のそのと意気盛んな男衆とそれに劣らぬ女性たちの

威勢良さ、息苦しい世の中を、石岡のおまつりが吹き飛ばしてくれた。

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【’22 吉祥寺秋祭り】

2022-09-12 11:47:13 | お祭り

【’22 吉祥寺秋祭り】

久し振りの”吉祥寺秋祭り”だ。

今年は規模を縮小しての開催で、些か拍子抜けの感は否めないが、若者の人気が

高い吉祥寺は買い物客を含めてザワツイテいた。

サンロードには祭り提灯が飾られ祭り気分を盛り上げていた。

子供たちも太鼓をたたき、祭り気分に浸っていた。

宮神輿は台車に載せての渡御だった。

各町10基の町会神輿の一斉宮出しは無く、それぞれ各町内を練り歩く・・・

一寸寂しかったが、担ぎ手たちの威勢の良い担ぎっぷりは何時も変わらない。

お父さんの肩車で、大人たちと一緒になって手をたたいていた。

狭い通りを練り歩く・・・

平和通り商店街の女性たちも必死に担いでいた。

駅前平和通りを練り歩く”平和通り神輿”

例年だと、ここ平和通りは各町内の神輿が連なり、身動きの出来ないほどの

見物客に囲まれる。

一向に収まらない”コロナ”都内各地の祭りは3年ぶりに賑わいを見せているが

何れも規模が縮小され、本気で祭りを楽しむことが出来ず非常に残念だ!

 

「10年前の写真」

10年程前の”吉祥寺秋祭り”フォトコンテストで入賞した作品です。

 

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