【”22 石岡のおまつり】其の2
祭は子供たちが自然な姿を見せてくれる。
次代を受け継ぐ子供たちの動きを見ていると、面白くもあり楽しくもある。
神官が祝詞をあげている間、そんなことお構いなしに飛び跳ねている子供たち。
各町内の幌獅子が総揃い会場に集まった。
一服する大人たちに交じって、イッチョまいに一息入れる子供たち。
行列の先頭を任された巫女さん二人、真剣な眼差しで笑顔がなかった。
太鼓をたたく手を休め、カメラに向いてくれた賢そうな子供。
幌のなかの胴部に屋台を納め、そこに囃子方を入れて行道する「幌獅子」
その囃子方は子供たちが主役だ!時々外を見ながらの一休み。
行列の通る狭い道路で、多くのカメラマンにポーズを取る、
祭り大好きなお姐さん。
ちょこんと座る、祭り好きのワンちゃん!
乳母車?を改造した屋台に乗ってご機嫌な兄弟。
「石岡のおまつり」には、近郷から3日間で50万人もの人が集まるそうだ。
町の人たちもこの3日間は、祭り衣装に身を纏いこぞって参加する。
汗びっしょりの身体を休めようと、裏通りの食堂で店自慢の”鶏ラーメン”を
食べ、親父さん女将さんと話をしながら、暑さをしのいだ。
店頭では祭り期間だけの臨時のソフトクリームを販売しており客が列を作っていた。
女将さんは店頭で頑張っていたが、時々店に戻って身体を休め、私の話し相手に
なってくれた。見も知らぬ人たちと話をするのも、祭りの醍醐味だ。