待ちに待った【秩父・川瀬祭り】
コロナ騒動が始まって以来、生の祭りを見たのは久しぶりだ!
12月の「秩父夜祭」に対して、「川瀬祭り」は夏の祭りだ!
「川瀬祭り」は秩父神社の摂社、日御碕宮(ひのみきぐう)の
例祭で、「秩父夜祭」に対し、山車の曳き手や、囃子手を地元の
小中学生が務めることから「子供の祭り」とも呼ばれている。
炎天下汗をふきふき、マスクやフェースシールドを着け、秩父
屋台太鼓の軽快なリズムに合わせて、町内を練り歩くのだが、
暑い!暑い!付いて歩くのも一苦労だった。
マスクをつけての先導も楽じゃない。
笠の中、花の下でも暑いよ~
上町の笠鉾は白い花飾りだ!夜祭の屋台と同じだが、子ども
仕様に変身し、男衆に支えられながら”ホーリャイ~ホーリャイ~”
と、子ども達が大きな声を張り上げていた。
奇妙に切り込まれた庭越しに上町の笠鉾が進む!
祭りの主役は子供たちだが、支える男衆も汗びっしょりかいて奮闘していた。
秩父の祭りを支える男たち、佇まいも所作も堂々と・・・かっこよかった!
中町の笠鉾はピンクの花飾りだ!
先導する子供たちの衣装も真っ赤に燃えていた。
中町の屋台には、女の子が左右に並び大きな声で”ホーリャイ~!ホーリャイ~”
と気合を入れていた。
秩父路に夏の到来を告げる「秩父川瀬祭」コロナの影響で、縮小版の祭りになって
しまい、勇壮な「みこし洗い」や4基の笠鉾、4台の屋台が揃うことはなかった。
また、祭りのクライマックスである、笠鉾や屋台の曳き別れも自粛され、本来の
「川瀬祭り」の姿は見られなかったが、久しく生の祭りを見ることが出来なかった
ストレスは多少なりとも解消された。
暑かった!冷たい秩父蕎麦がことのほか美味しかった。