私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【令和元年・三社祭】

2019-05-24 13:20:52 | お祭り

【令和元年・三社祭】

夏の風物詩に相応しい、初夏を思わせる強い陽射しが照り付ける、三社祭だった。

初日の行列、全町100基の神輿が繰り出す二日目、早朝浅草寺本堂まえから

一之宮・二之宮・三之宮の本社神輿三基が地元町内にそれぞれ向かう宮出し、

一之宮が雷門を潜るところから、私の三社祭が始まった。

 

店頭には「奉祝・新帝御即位」と書かれた提燈が掲げられていた。

雷門前では”木頭”の出発合図を待っている。

これから一之宮神輿が町内に練り進む。

一之宮が雷門を離れた。

本社神輿は誰もが担げるわけではない、町内の選ばれた人に限られている。

数年前から刺青のお兄さんは外されたが、威勢の良い女性は参加している。

大通りに出るとお巡りさんも、担ぎ手も、交通整理が大変だ!

下町のオジサン達はお神輿が大好きだ!

出番待ちの祭り好きのオジサン達・・・お祭りが大好きでしょうがない!

広い通りが担ぎ手で埋め尽くされた。

下町には気風のいいお姐さん多い。

オッとドッコイ!下町にはイナセなオジサンもいるよ!

この半纏、涼しそうだろう!今年新調したんだぜ!

三社祭の名物犬!サングラスが似合うだろう!

二之宮神輿を先導する”猿若囃子”

浅草寺本堂も、境内も賑やかだ!

”差し上げ”で気勢をあげる担ぎ手たち。

 

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【越中・城端の曳山祭】本祭り

2019-05-20 11:12:50 | お祭り

【越中・城端の曳山祭】本祭り

城端の曳山と庵屋台は、彫り物、漆工芸、彫金等の殆どが城端の

職人の手によって製作されているのが大きな特徴と言われている。

絹織物で栄えた町の文化の豊かさが感じられる。

庵屋台から聞こえる庵唄は、江戸端唄の流れをくむ、感情豊かに

篠笛と三味線の粋な音色と歌声が心を魅了する。

令和元年、町の顔役たちもどこか心が弾んでいるように見えた。

各町の曳山が会場に向かう。

前夜「山宿」に飾られていた御神像が曳山に取り付けられていた。

式の始まりを待つ面々・・・

五箇山地方より伝えられたとされる、多人数で舞う百足獅子で曳山の

巡行路を清め露払いの役目を果たす。

各町の8本の笠鉾が先陣を切る。

笠の上には独自の飾りが立ち、織物の町に相応しい

鮮やかな水引幕が張られている。

善徳寺の門前を進む、庵屋台と曳山

狭い裏道を軒先すれすれに曳山が進む

神座に乗る紋付、袴の男衆4人が屋根の動きを制御しながら進む

恵比寿さんを乗せた東下町の「東耀山」のみが、

金箔塗の格子天井である。

他の山は金箔の平天井である。

豪華な曳山の車輪には漆や彫金が施されている。

曳山を曳くと車輪からギューギューと軋む音が鳴るので「ぎゅー山」ともいわれる。

庵屋台・・・各町の庵屋台は何れも2層構造で、上層には京都の茶屋や、

江戸の料亭、貴族の別邸などを模した、外観内部とも精巧な家屋の模型が

乗せられている。

下層の周りは水引幕で囲い、若連中が庵屋台の中に入り移動して行く、

所望所では庵唄を披露する。

庵唄を所望する家では、親戚一同などが集まり、高級料亭のお座敷気分を味わう。

因みに一曲所望するのには、35000円を用意するそうだ。

庵屋台に庵唄・・・城端特有の祭文化だ。

城端に伝わった江戸端唄は、曳山祭りで「庵唄」として300年もの長い間

唄い継がれ、独特の文化として生き残った。

その「庵唄」が江戸に里帰り、城端の若連中が曳山祭りの雰囲気をそのままに、

東京神楽坂の裏路地を三味線と篠笛と唄声と共に流していく・・・

それに神楽坂芸者の新内流しが続き、なんとも粋な情景を醸し出してくれる。

城端曳山祭・・・心が豊かになったような気持ちでゆっくりと見ることが出来ました。

伝統を受け継ぐ城端の皆さん、良いお祭りでした・・・有難うございました。

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【城端曳山祭】宵祭

2019-05-15 10:53:06 | お祭り

【城端曳山祭】宵祭

城端は富山県南西部に位置し、東西8㎞、南北13㎞の楕円形をした

狭い町である。

かつては古刹・城端別院禅徳寺の門前町として、絹織物の生産で栄えて

きた城端は「越中の小京都」とも呼ばれている。

狭い通りを大きな車輪がギーギーと音を響かせながら、通り抜ける6基の

曳山と、優雅に笛と三味線で庵唄が流れていく庵屋台・・・

今まで多くの山車行事を見てきたが、大勢の人が集まるのでもなく、

賑やかなお囃子が響くわけでもなく、大きな掛け声で山を曳くわけでもなく

地元の人達が長い伝統をマイペースで守っている姿は、実に貴いものだと

と感じた。ユネスコに登録されるに相応しい格調高い曳山祭りだった。

 

蓮如上人による開基から540年の「善徳寺」は、城端のシンボルだ。

以前立ち寄った時は、建物の損傷が激しく心許なかったが、今はしっかりと

補強されていた。


明日の本祭りに備え準備怠りない。東上町の「鶴舞山」

西上町の「竹田山」

京都祇園の一力茶屋を模した庵屋台、加賀藩の保護を受けた大工たちに

よって造られた精巧な屋台だ。

出丸町の庵屋台

最終点検の西下町の庵屋台

6ヶ町の各山宿での飾り山を見て歩くのが、宵祭りのハイライトだ。

曳山に飾られる「御神像」で一晩ここで過ごす。  西上町の竹田山に飾られる

「恵比寿」さん

東上町の鶴舞山に飾られる御神像「寿老」

脇に飾られた”朴の木”は山から採って来たもので、花を祭りに合せるのが

一苦労とお手伝いのお母さんが言っていた。

大工町の御神像「関羽・周倉」

朴の木が花をつけていた。

飾り山を見物する旅行者が、ガイドさんの説明を熱心に聴いていた。

財閥野村家の土蔵が並ぶ、明日の本祭りにはこの狭い坂道を

各町の曳山と庵屋台が進んで行く。

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【即位祝う・青梅大祭】

2019-05-12 10:44:32 | お祭り

【即位祝う・青梅大祭】

青梅大祭の翌日、富山の城端曳山祭を見に出掛けた。

かんかん照りの中の祭り見物が老体には一寸過酷で、風邪をひき

一週間ほど、気力充実せずブログの更新も出来なかった。

ヤット回復の気配が出て来たので、遅ればせながら「青梅大祭」の

様子を更新いたします。

 

12町の山車が駅前に勢揃いすることはかつて無かったことのようだ。

駅前ロータリーを囲むように並んだ光景は迫力満点だ!

「令和元年・青梅大祭」のセレモニーが始まった。

TV放映されているモニターを見せて貰い、駅前の状況を見ることが出来た。

「青梅大祭」では、とりわけお囃子が元気だ!

12台の山車から一斉に鳴り轟くお囃子は圧巻である!

女性のお囃子の元気なのも青梅大祭の名物だ!

居囃子と山車囃子の競演は、まさに喧嘩囃子の迫力だ!

青梅名物、映画看板を横目に見ながら山車が進む。

旧青梅街道はご覧の通りの人混みだ!

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