倉敷散策
予てより倉敷には是非行こうと思っていたのがやっと実現できた。
倉敷川畔の美観地区や鶴形山南麓から東西にかけてのびる
「本町・東町」の美しい街並みは、日本を代表する街並み
だと実感した。
10月に入っても暑さが抜けず汗をかきながらの散策だったが
人の出も少なく、ゆっくりと歩き回ることが出来た。
早朝は観光客もなく、大原美術館が静かに朝日を浴びていた。
大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸、独特の製法で焼かれた
屋根瓦が、朝日を浴び緑色に光っていた。
のんびりと川船に揺られて街並み拝見・・・倉敷名物の風景である。
白壁土蔵のなまこ壁に陽を避けて一服する、倉敷らしい光景で
私の好きなショットだ。
宿泊した倉敷国際ホテルのロビーには、このホテルに度々泊まった棟方志功の
版画が二枚大きく飾られていた。