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新潟初日2:市内名所旧跡

2024-04-27 | 旅行
水族館でホルホルした次は北方文化博物館へ

伊東家別邸 文人 会津八一が晩年を過ごした家

3棟からなる建物 たぶん増築を繰り返した結果かと思う(知らんけど

やっぱりか。増築を繰り返した継ぎはぎぶりでそう思った(ウチもそれで迷路みたいだったんで)


玄関から分岐点となる場所に電話室

昔なら「早く切りなさい!」と言われたもんだけど居心地の良い空間


昔風の流し 大理石のシンクなので


和室が続き

周り廊下があって中庭を臨める 右に目を向けると洋館


洋館の階段を上って行くと2階に養女に迎えた蘭子の部屋(2畳)

その続き部屋に八一の居室だったと思われる部屋(元は畳敷きの和室だったそう)

このデスク左の窓下に謎の扉

掃き出し口でもないしなんだろう❓ こういった不思議な扉があちこちたくさんあった
聞いてみたら「戸袋」と言うが、雨戸のサイズではなく物入みたいな感じなの。

洋館の玄関先に


母屋に進み階段をあがる。

昔の階段は急で固くて(樫かな❓)上り下り怖いんだよね

こちらも周り廊下 窓もイマドキのガラスではなくて、儚い薄さが懐かしい

昔の我が家を思い出して、古い家を楽しむ



次はここから徒歩2分の新潟三大財閥の豪商 旧斎藤家別邸へ

ここは素晴らしいですね 行って良かった






中庭を左に見ながら廊下を進むと

邸内にお蔵があり(後から邸宅部分と繋げたのかもしれないけど)

入ってみましょう


階段下に金庫


錫の盃や有田のセットなんかあるけど、そんなに目の玉飛び出るほどのものではなさそう💦





これって言われなくても「鐘馗様」って解るよね(^^; 老人踏み絵かしらね(;^ω^)



2階は立ち入り禁止だったけど、ここんちの階段は素晴らしい
我が家のお蔵の階段は、このように裏側が板張りでなかったので上り下り怖かったの思い出した
幼少時に階段から落ちて背骨が出てるので、旧家やお城の階段など怖さが蘇り妙に気になる(;´∀`)

母屋に行くよ!

だいたい8畳+10畳続きの部屋が多い そして殆どの部屋に茶釜がしこまれている

茶釜というか、暖房代わりに火鉢を仕込んでいたのかなとも想像。


ここに座って少しのんびりした

茶室は狭くて今一 窓の外もちょっと風情が足りない?(後に茶釜がほぼ各部屋にあるのを知る)

茶室からすぐ廊下のどんつきからは竹林が拡がる


更に奥へ行くとまた続きの間 お部屋に大きな押し入れが

ウチもこんなのが茶の間にあったわ 衣類や寝具じゃなくて日用品なんかを入れる押し入れ

裏の竹林のためか欄間も竹

とにかくここんちは、そこかしこに五月人形があった

現在の公共トイレは二ヶ所あったけど、それにしても規模の割にトイレが少ない家だった

まぁどんな富豪でも、昔は外便所だったのだろうとは思うけれど





井戸がある家ってスゴイってことね

お二階がまた素晴らしいのなんのって



こちらも伊東家同様、三方周り廊下で贅沢なひととき

玄関近くにも


まだ色々あるのだけど このへんで。。。
雨日なので、どちらも「今日はお庭には出られません」言われたのが残念だった。

次に少し離れた新潟市美術館も寄ろうと思っていたけれど、ここで小雨が。
徒歩5分くらいと言われ、明日またでいっか❓と止めて結局行くことはなかった。
この2軒の古いお家を堪能して、ちょっと疲れていたのよね

本当は我が青年期の悩みを解消してくれた坂口安吾の「安吾 風の館」に行きたかったのだけど
今回の震災で休館中とのことだった。まぁ生家でもなく記念館だからいっか(;^ω^)
ココロに鬱積を抱えている人は、安吾の「堕落論」オススメ

そしてまたバスに乗って次の場所へ!

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