かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

903 一陽来復ですね(#^.^#)

2012-12-21 | 2012立冬~
冬至の今日は、1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということで、私も職場を出るころはすっかり暗くなっていました。

中華料理のお店には、時々一陽来復と書いた札が貼ってありますね。



中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日で、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日ということのようです。

もし、今年の運はもう一つだったかな~なんて思っている方も、明日からは上り運!
気分を変えて街のイルミネーションやデイスプレイを楽しみましょう。

ネットで見ると、クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれているそうです、へ~~)^o^(。

 私の家近くのJR駅では、忘年会らしき待ち合わせの人出で一杯でしたよ。
 



902 久しぶりに関門海峡を横断

2012-12-13 | 2012立冬~
 10年以上前に勤務していた関門海峡を連絡船でわたってきました。

 門司にある貿易の役所と、山口県下関市の東部にある城下町長府にある工場への用務のためですが、重要文化財のJR門司港駅は100年以上経過して平成30年までの改修工事中で、駅のホームは使っていますが駅舎は外からだけの見学でした。



 関門海峡は変わらずの潮流で船もあえぎながらの運航で、観光客を集める門司のレトロ地区はシーズンではないのか人影がまばらです。写真は、ホテルの部屋からのものです。



 門司のホテルに泊まって、翌日は九州と本州を結ぶ関門連絡船で、10分、390円のしばしの船旅で下関の唐戸に着きました。



 さすがに日本海側の気候、寒かったですよ(^_^;)



901 忘れたころにご到着のクロワッサン餃子

2012-12-03 | 2012立冬~
 ちょうど1年前に香川県善通寺市の「たれ屋」さんへ注文していたクロワッサン餃子が届いたとのことで、賞味する機会を得ました。

 注文した本人もすっかり忘れたころで、送るとの連絡をもらった方はビックリですが、1セット50個入り送料込で3500円ぐらいのお値段.

 先ほど、お店のホームページで見ると、今から通販で注文したら「2年以上待ち」とありましたので、1年ぐらいならまだ早くに送って貰えたということのようです(驚き!!)

 お店のパンフには「最高においしい極上生餃子!ぜひ一度お試しください!」とありますが、うん、確かに美味い餃子です。かずさんは、料理の味の表現力はプアーでうまくお伝えできませんが、いけますね(*^_^*)。

 クロワッサンの呼び名は焼き目のパリパリ感、表面のモチモチ感からお客さんの間で広まったようで、なるほどうなずけます。





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 何度か取り上げた今年の京都の紅葉は先週でほぼ終わりのようで、嵐山や天龍寺では紅葉のじゅうたん状態でした。




 いよいよ、クリスマスツリーやイルミネーションの季節に入り、忘年会の予定もちらほら。朝夕の冷え込みとともに木枯らしの時期、防寒で過ごしましょう。




900 清水寺の夜間拝観はやはり!!

2012-11-25 | 2012立冬~
11月下旬の3連休の一日、京都五条から花街の宮川町~六波羅蜜寺~清水寺~先斗町を歩いてきました。

宮川町は、祇園とはまた趣が異なる花街で出雲阿国の歌舞伎踊りの時代から始まり、一時は遊郭でしたが今は情緒豊かでお茶屋さんが並ぶ通りになっていて祇園甲部に続く数の舞妓が芸に磨きをかけているところです。
 かずさんは、白川や祇園のたたずまいも好きですが、宮川町も折に触れて歩いて東山界隈のお寺や坂を巡ります。



 この日は、この町を通って、恵比寿神社を経て平家一門の邸館があった六波羅蜜寺に詣でました。 
宝物館で念仏を称える口から六体の阿弥陀が現れたという伝承のままの空也上人立像を拝観しました。こちらには平清盛の坐像もあります。






その後、ここまで来たら清水寺の夜間拝観ということで、三年坂に向かいますが、ちょうど昼の拝観と夜の拝観の切り替え時で坂の途中で長蛇の列、入るまでに小一時間の待ちでした。





 夜の清水寺は二回目ですが、成就院の借景の綺麗な庭を拝観したりでゆっくり満喫しました。清水から下りてきて二年坂から八坂の塔や八坂神社への道はいつの季節も大好きな道ですね。

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 四条まで下りてきて、久しぶりに先斗町でと思って歩きますとさすがに秋のトップシーズン、どのお店も一杯で、とおり筋から木屋町のほうに入ったお店で京都の酒「まるたけえびす」を頂いて帰りました(笑)。ちょっと甘口かな?


翌日は、滋賀県の石山寺へ。紅葉は真っ赤とは言えませんが、京都の定番寺院と違ってゆっくり楽しめます。こちらは紫式部が源氏物語を書き始めた地として有名で、源氏や石山寺の絵巻や屏風などはなかなか見ごたえがありますね。








 



899 平家物語の世界につかの間ひたって!

2012-11-19 | 2012立冬~
 紅葉狩りの観光客でにぎわう京都駅近くで、「平家物語を読む」の講座に参加する機会がありました。朝から夕方までみっちりです。

 思い出すと、神戸の港、四国の屋島の麓、関門海峡をはさんで壇ノ浦をまじかに見る門司などに勤務したり住んでいたり、若い時に謡曲を少しかじったことや、嵯峨野が好きで祇王寺なども廻っていたことから、平家物語の世界は結構身近のはずでしたが、これまでは次のあまりにも有名な冒頭の部分を学校で学んだだけでした。

「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。娑羅(しやら)雙樹の花の色、盛者(じやうしや)必衰のことはりをあらはす。おごれる人も久しからず、只春の夜(よ)の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」

そこで、NHK大河ドラマで清盛を放映していることもあって、しっかり学んでみようと思い立ったわけです。

平家物語は、作者も成り立ちも良くわからないようで、残されているものとしては「語り本系」と「読み本系」があって、「語り本」は盲目の琵琶法師によって琵琶を弾きながら語られたもので、いわば琵琶法師が語る脚本のようなもののようです。

「読み本」は、琵琶法師によって広められた語り本系を読み物として見せるために加筆されていったと考えられていますが、一部の読み本はより古態を留めているとの見方もあるようです。

 大河ドラマをご覧になっている方は11月18日(日)の放映で、清盛の下を去って出家した「祇王」、「祇女」次いで「仏」の白拍子が出てきましたが、講座でも平清盛のおごりと鹿ケ谷の謀議、これら白拍子への清盛の扱いぶりなどで今回の学習が終わりました。
 この続きは、たぶん半年後に学んでいくことになりそうです。日本の古典の世界は奥深いな~を実感する時間を楽しんでいます。
 
今頃の京都嵯峨野の二尊院近くにある祇王寺では、こんな紅葉でしょうか?