今夜の大阪は、外出できないような暴風雨になるとの予報で、家ごもりになりそうです。皆さんの地方でも気を付けてください。近頃は、日本は自然の営みと共存して生活する国を実感することが多いようです。以下、少し長くなりましたが・・・。
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用事があって大阪・中之島公会堂に出かけましたが、少し早くに退席して大阪市立東洋陶磁美術館の特別展「ⅠmarⅠ 伊万里」を見てきました。
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この写真は、ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿の「磁器の間」の間で、ヨーロッパ貴族の東洋陶磁熱はすごかったんですね(@_@;)。
この美術館は、名前のとおり中国と韓国の陶磁が中心で内容は日本随一。
1977年10月に伊藤忠に吸収されて消滅した総合商社安宅産業と安宅家が収集したものが、住友グループが所有権を継承して大阪市に寄贈された、いわゆる「安宅コレクション」を基本に、その後の個人などの寄贈品がおもな収蔵品になっているようです。
常設展では、コレクションなどの名品の一部が展示されていて、重要文化財のタグが付いたものが幾つも出されていて、なんでも鑑定団だとどんな値段がつくのかな?と、凡人の想像を掻き立ててくれます(苦笑)。かずさんは、青磁の壺の優美さにはいいな~なんて思いました。重文の木葉天目茶碗は展示でしたが国宝の油滴天目茶碗はだされなかったようです。
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さて、「ⅠmarⅠ 伊万里」ですが、17~18世紀に佐賀県・有田で焼かれ伊万里港から輸出されて、ヨーロッパの宮殿を飾った壺、皿、人形などの染付、色絵、金襴手(きんらんで)などの大きなものが中心です。
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受け売りをすると、陶器は世界中で早くから作られましたが、より高温で焼く磁器は、中国の景徳鎮が初めで、次いで有田(伊万里)だったようです。景徳鎮が国内事情で衰退した時に伊万里からの輸出が盛んに行われたとのこと。ドイツのマイセンで磁器が焼かれるのは18世紀になってからでした。
京都や各地の古美術商では、私のような庶民でも手にできそうな蕎麦猪口や、小皿、小遣いで買えそうもない呉須で描かれた芙蓉手の皿などの古伊万里が必ず置いてありますが、その歴史の一端をじっくり楽しみました。
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大阪の女性やおばさんは、東京人からは豹柄やド派手な色使いのファッション、自転車に取り付けた日傘などを冷やかされ(すみません!本当は、ざっくばらんで気のいい愛すべき女性であることは知っています(^_^;))、京都のような着物姿はめったにお目にかかりませんが、こちらの美術館では、渋いよく似合う和服の女性がちらほら、同じ中之島にある国際美術館とは、客層が違うと感じます。
閉館まで楽しんで、帰りは近松門左衛門の心中もので有名な蜆川(しじみがわ)由来の、灯りがつきだした北新地を歩いて帰り、目の保養を兼ねた往復一万歩の散歩でした。
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(ベランダの花・木の2)ジニア(百日草)
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春にホームセンターで100円/苗ぐらいでしたが、真夏の太陽に耐えて元気の出る黄色い花を咲かせています。ハダニでちょっぴり苦労しましたが、もうしばらく楽しませてくれそうです。この後の冬~春に楽しむには何を植えようか思案中です。お薦めを教えて頂けるとありがたく!
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用事があって大阪・中之島公会堂に出かけましたが、少し早くに退席して大阪市立東洋陶磁美術館の特別展「ⅠmarⅠ 伊万里」を見てきました。
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この写真は、ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿の「磁器の間」の間で、ヨーロッパ貴族の東洋陶磁熱はすごかったんですね(@_@;)。
この美術館は、名前のとおり中国と韓国の陶磁が中心で内容は日本随一。
1977年10月に伊藤忠に吸収されて消滅した総合商社安宅産業と安宅家が収集したものが、住友グループが所有権を継承して大阪市に寄贈された、いわゆる「安宅コレクション」を基本に、その後の個人などの寄贈品がおもな収蔵品になっているようです。
常設展では、コレクションなどの名品の一部が展示されていて、重要文化財のタグが付いたものが幾つも出されていて、なんでも鑑定団だとどんな値段がつくのかな?と、凡人の想像を掻き立ててくれます(苦笑)。かずさんは、青磁の壺の優美さにはいいな~なんて思いました。重文の木葉天目茶碗は展示でしたが国宝の油滴天目茶碗はだされなかったようです。
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さて、「ⅠmarⅠ 伊万里」ですが、17~18世紀に佐賀県・有田で焼かれ伊万里港から輸出されて、ヨーロッパの宮殿を飾った壺、皿、人形などの染付、色絵、金襴手(きんらんで)などの大きなものが中心です。
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受け売りをすると、陶器は世界中で早くから作られましたが、より高温で焼く磁器は、中国の景徳鎮が初めで、次いで有田(伊万里)だったようです。景徳鎮が国内事情で衰退した時に伊万里からの輸出が盛んに行われたとのこと。ドイツのマイセンで磁器が焼かれるのは18世紀になってからでした。
京都や各地の古美術商では、私のような庶民でも手にできそうな蕎麦猪口や、小皿、小遣いで買えそうもない呉須で描かれた芙蓉手の皿などの古伊万里が必ず置いてありますが、その歴史の一端をじっくり楽しみました。
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大阪の女性やおばさんは、東京人からは豹柄やド派手な色使いのファッション、自転車に取り付けた日傘などを冷やかされ(すみません!本当は、ざっくばらんで気のいい愛すべき女性であることは知っています(^_^;))、京都のような着物姿はめったにお目にかかりませんが、こちらの美術館では、渋いよく似合う和服の女性がちらほら、同じ中之島にある国際美術館とは、客層が違うと感じます。
閉館まで楽しんで、帰りは近松門左衛門の心中もので有名な蜆川(しじみがわ)由来の、灯りがつきだした北新地を歩いて帰り、目の保養を兼ねた往復一万歩の散歩でした。
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(ベランダの花・木の2)ジニア(百日草)
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春にホームセンターで100円/苗ぐらいでしたが、真夏の太陽に耐えて元気の出る黄色い花を咲かせています。ハダニでちょっぴり苦労しましたが、もうしばらく楽しませてくれそうです。この後の冬~春に楽しむには何を植えようか思案中です。お薦めを教えて頂けるとありがたく!