22日は、電動車椅子サッカーの強豪チームが各地から集うドリームカップに行って来ました。
毎年平塚で開催されています。
17回を数えるドリームカップは様々な変遷があったようですが、現在は国際ルールの10kmで開催されるという点が一つの特徴になっています。
日本における電動車椅子サッカーは国際ルールの制限速度10kmと国内ルールの6kmがあるのですが、客観的に見るには10kmの方がスピード感もあり断然面白いんです。
もちろん6kmは6kmなりの楽しみ方があり、存在意義もあるのですが。
で、実際レベルの高い試合が繰り広げられました。
また各チーム、考え方や戦術が異なり、とても面白いんです。
もちろん選手一人一人のプレースタイルの違いなども面白い点です。
出来れば全試合観たいところですが、同時に2コートで試合が行われるのでそうもいきません。
スムーズな運営のためには当然なんですが。
そして、できれば肉眼で観たいんですが、そうもいきません。
なんせ撮影しにいってるわけですから。
でも撮影していると全体蔵が見えずに欲求不満になることもけっこうあるんです。
優勝したのは東京のレインボーソルジャー。本当に“負けない”チームです。
準優勝は鹿児島のナンチェスターユナイテッド!
いつもお世話になっている横浜クラッカーズは3位でした。
ドリームカップは大会終了後に選手やスタッフなどの交流会があるのも一つの特色になっていて、選手たちの別の側面(渾身のパフォーマンスなど)も垣間見ることができました。
その日は、今まであまり話すことがなかった他の地域のチームの監督さんや審判の方などとも話す機会があり終電で帰宅。
翌日はAPOカップの報告会が横浜であり参加しました。
APOカップとは昨年1月にオーストラリアで行われた電動車椅子サッカーの国際大会。
日本からはチームジャパンとチームニッポンが出場しチームジャパンが優勝、私もオーストラリアまで行って来ました。
その報告会が全国を巡り、最終報告会があったわけです。
様々な報告や課題、意見、提言など、活発な議論が繰り広げられました。
資金難をどう打開していくのかは常にテーマとしてあり、その点も当然話題にあがりました。
日本電動車椅子サッカー協会はサポーターを募集しています。
詳しくは http://www.web-jpfa.jp/supporter/index.html
また電動車椅子サッカーは東京パラリンピックの正式種目に立候補していたのですが、残念ながら1次審査で落選してしまいました。
通過したのはバドミントンとテコンドー、バドミントンは見たことはありませんが、立位、シッティング、車椅子などがあるようです。
テコンドーは、よくわかりません。隻腕の人がやったりするのでしょうか。
この3連休は、ブラインドサッカーのクラブチームの選手権大会、知的障害者サッカー日本代表の合宿も行われていたのですが、そちらには顔を出せませんでした。