京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

ここに行った。

2008-02-15 14:56:45 | 妻!日記
先日、御池通りのスポーツミツハシにソックスを買いに行った帰り。

すぐ近く、高倉通りを北上、二条通りを東に行ったところにある・・・
堀九来堂というお店に行きました。

実は、ここを目指してくるのは三回目。



今日もお店が閉まっている・・・
と思って、あきらめようとした時。
今回は、こんな看板があるのに気がつきました。



どうも、お店は二階にあるらしい・・・
が、どう見ても、ふつ~の会社のような階段。
どうしようか、迷いましたが。
引き返したがる体に鞭打ち、今回こそは、と勇気を出して、階段を上がりました。

入り口も、普通の会社のようなドア。
(客を歓迎するような設えは、特に無い・・・)
こそっと中を覗いてみても、見えるのは、普通の事務所のような部屋。
どうしようか迷ったが、入ることにしました。

「入ってもいいですか?」
と言って、入場。
入って、右側がお店になっているようで、商品が所狭しと並べられていました。

いったい、ここに何しに来たかというと・・・
主に、和菓子製菓用の調理器具を専門に扱うお店屋さんと聞いて。
木へら、お菓子形(饅頭とか、生菓子)、焼印が欲しかったからです。
木へらは、どこにでも売ってありますが。
和菓子用の形と焼印は、なかなか売ってないので、勇気を出して行くことにしました。
(きっと、かめ様のご主人は、よくご存知でしょう。)

この、入りにくい店構えにも関わらず、お店には何人かの先客が居ました。
どうみても、職人の方。
かなり、いかつい。
かたや、コックさんの帽子をかぶった洋菓子職人さん風の人も。

ここに居る私は、はっきり言って浮いている・・・
というか、ただの素人。
ほとんど、置いてある商品の用途が分からないし、しばし呆然。
(観光客にも見えなかったようだが、玄人にも見えない・・・)
ありがたいことに、お店の大将らしき人が、声をかけて下さった。

「何か、お聞きしましょか?」
普段なら、笑って、「ああ、どうも。」と返すくらいですが。
今回は、ありがたい。
焼印について、いろいろ質問しました。
(お饅頭とかに、寿とか、祝いとか、茶色く印が入っている、あれです。)
ほとんどは、値段のことですがね。

やはり。
焼印は、複雑な形になるほど、値段が高いらしいです。
簡単なのは、渦巻きとか桜の花びら、みたいなの?
寿印や、京都の大文字、現代風にハロウインの顔型とかいうのもあります。
季節ごとの、アサガオとか氷の結晶、の印もありました。
(四季で揃えたいけど・・・高い!)

今回、焼印は、ある大事な方へのプレゼントにするつもりでしたので・・・
一応、季節に関係なく、オーソドックスで、縁起のいい柄で!
あれこれ、迷いましたが。
センスの悪い私の選んだものは・・・



打ち出の小槌柄でした。
喜ばれるか、困惑されるか、どちらかだ・・・

可愛いんですけどね。
これの入ったお饅頭とか、クッキーとか、食べたいかなあ・・・
買ってしまってから、ちょっと後悔。

まあ、どんな風に使われるのか、面白いので。
差し上げることにしました。



ごめんなさいね。
ほんとは、花びら型とかのほうが、良かったかな。
(いたずらチックになっちゃいました。)

自分用に買ったもの。



結局、木へらは買わずに、ゴムベラを。
それに、お饅頭や生菓子を作る時の、陶器の形を買いました。
(こちらは、使いやすい形!)

今日は、この形を使って、中華風月餅を焼いてみようと思っています。
どんなのが出来るかな。

また、投稿しますね。