大型二種免許取得 その3.所内コース初めてのバス運転
11月9日(土)は、申し込み後の通所初日です。午後1からスタートでまず適正検査と、その後は第1段階の学科教習1時間と、そして続けて技能教習2時間でした。適正検査の結果はこのとおり。
総合判定は運転に適していますと、エヘン! 各項目もほぼ、特に問題なしと。しかし1項目だけ問題なしではなかった。精神安定度の「上っ調子になりやすさ」のところです。うーん、そう指摘されてみるともっともと言えなくもない…。
学科教習受講者は2名で大型二種運転士としての心構えを聴いた後、いよいよ所内コースで初めてのバス運転です。担当いただいたのは、IKという指導員の方。最初に乗車時点検のポイントや、乗降車時の安全確認、後部ドアの開け閉めの方法につき説明を受けます。そして、運転席に着席時の手順。指導員IKさんの説明は、きちんと手順良くや丁寧とはほど遠い感じ。しかし、実際に運転するのに備え、必死で覚えようとします。
◎バスにはキーを廻してエンジンを始動する前提となる、基盤のスイッチが別にある。
◎サイド(ハンド)ブレーキはハンドル式だが普通自動車より小さくコンパクト。
◎ブレーキはエアブレーキできわめて効きが良い=操作柔らかくしないとすぐ急停止となるし、エアーが抜けると効かなくなる。
◎シフトレバーは大きめで、各シフトの位置が普通自動車とは違う(MT車にはもう何十年も乗ってなく、普通車のシフトの位置なんて忘れたけれど)。
◎両サイドミラーと車体前を見るアンダーミラー、社内を見るルームミラーをしっかり見、それぞれ直視もする=教習所のバスは指導員用のミラーもあって多数で、運転中どのミラー見るべきか混乱してしまう。
◎発進等は常に2速で、1速は使わない。
等々ですが、これらは自分の中に定着するのに、結構時間を要します。指導員の方は、すぐ身につけることが当たり前ぇ、というの口調で仰るのですがねぇ…。
最初は指導員の方が運転してみせてくれました。そしてコース外周の出発点でいよいよ運転席に座り、ぼくが運転です。発車時には、リアオーバーハング=いわゆる尻振り、に気をつけろ!と言われます。車体が長いことによる内輪差の意識はありましたが、後輪と車体最後部にも距離があるため、右に急ハンドルで発進し道に出ると、左車体後ろが左に出てガードレール等があるとぶつけてしまうと=知らなかったぁ! しかしこれは、実感として自分に根付くのは時間がかかる。
走行車線に出て、何とかギアチェンジなどをして外周を廻り、最初に練習をしたのが「路端停車」です。第一段階修了検定の技能試験課題で、上の資料のとおり路則に停車時バスの車体全体を路則の30cm未満に近づけ、バスの前バンパーを路則にあるポール位置にぴったり合わせ停車。その後発信時には前にあるポールに左ミラーを接触させず、かつリアオーバーハングにより左後ろの車体が路則をオーバーしないように発信する課題。ふぅー。
次に練習したのは「停車」で、これはバス停の位置にお客様乗車の後ろドアの中央をぴたりと合わせて路則に停車するもの。運転席から後ろドアの位置は相当後ろなので、ドア中央にバス停に見たててたポールを合わせての停車は、結構ブレます。運転者の視線で、バス停がバスのどの位置に来たらドアの中央正面だと覚えるのがミソで、ドアより前の窓の左半分の中央にポールがきたら合うと知りました。
ただ、たくさんある課題克服のミソを指導員の方は、体系立ててロジカルにポイントを押さえて教えくれるということは決してありません。その上に指導員の方により、ポイントの説明が少しずつ違っていたりします。2時間の教習を終え、その経験を踏まえ数日間考えたのは、翌週11/17(日)以降の技能教習に備え、
1.運転教本(大型)の部分を良く読んで自分で知識を得ておく必要あり。
2.自分に身につきにくそうなポイントを、ネット等で調べて習得のコツ情報を得てみる。
3.上1.2.でポイントと思う内容をメモにして知識として認識し、それをちゃんと身につける工夫をする。
こんな必要があるなぁ、ということです。これに沿い、先の路端停車をはじめとした各課題に対応したメモを、結果的にはA4で4ページにわたり作りました。
<今回のご期待>
上記メモは次回ご紹介いたします。ぼくの苦手と思うところを中心にまとめましたが、これから大型二種を取ろうという方(何人読んでくれるかな?)には参考になると思うので乞うご期待!