日本学術会議はそのホームページによれば、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行なう「特別の機関」とあります。その日本学術会議が、大学が軍事研究を行なう事の是非について討論を行っていると報道されています。
テレビで報道された討論の一部を見た印象では、人殺しのための研究を大学で行なうべきではないと言ういわゆる平和主義と、日本防衛のための研究は国民の生命の安全のために行なって然るべきと言う現実主義とが対立しているものと思います。
しかし、研究の自由は認められている筈で、大学教授などがどのような研究をしようと基本的には自由。国の機関である日本学術会議が、日本の防衛に資する研究に大学、大学人が関与する事を否定しかねない議論をする事自体がおかしい。それに日本学術会議には大学、大学人を指揮監督する権限は全く無い筈。
軍事技術は日々進歩するので、有力な研究機関である大学が全く関与しないのは研究の効率を低下させます。結果として敵のミサイルはわが国に届き、日本のミサイルは敵国に届かないような事態を傍観するような事になり、消極的と言えども侵略を認めるのに等しい。
中国外交部の報道官に、日本学術会議の高度な道徳に基いた勇気ある結論を熱烈支持しますなんて褒められたら、会議の面々はどう思うのか。
一方、大学、大学院に中国系の学生はかなり多いし、中国系の教官も居ますから、軍事技術の漏洩も懸念されますけれど、それが大学での軍事研究反対の理由では無さそう。
何でこのような馬鹿らしい議論をするのか。
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コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。
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一方、大学、大学院に中国系の学生はかなり多いし、中国系の教官も居ますから、軍事技術の漏洩も懸念されますけれど、それが大学での軍事研究反対の理由では無さそう。
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