児童虐待死のニュースを聞くと、親が子供を育てるのではなく、社会で育てるようにすべきとの考えが生まれる恐れがあります。
身寄りのない児童を含め、児童の保護を行なう公的な組織は現に存在します。実情を垣間見た事は有りませんが、健康的で文化的な最低限度の暮らしは憲法が保障するところ。
原始共産制のように社会で子供を育てるのであれば、特定の親による虐待や育児放棄がもたらす弊害は希釈されるかも知れません。しかし現行憲法下では家の概念は無くなっても家族の概念は残っていて、家族で子供を育てるのが基本。
シェアハウスにおける共同生活や、労働中の保護者に代わって世話をする保育施設は育児の一端を担っているように一応見えます。
シェアハウスの場合なら、親が不在の間でも、手のすいた他人が代役で育児を務めるであろうと思います。それはよいとして・・・。
保育施設では育児が行なわれているのかどうかを考えて見ると、保育士が特定の子供に目を向けるのは、対象が4、5歳児の場合で、時間的には30分の1に過ぎないのが実態と思います。なぜなら4、5歳児の子供30人には保育士を一人配置すべきとの配置基準があるから。(配置基準は年齢によって違います。話題の虐待死は小学生だったので、それに近い4、5歳児を例にしています。)
つまりほとんどの時間、子供は施設内で放置されています。「数%育児」とでも言う方が正確ではないでしょうか。育児放棄イコール「0%育児」としても、「数%育児」だって数字上の差は僅かではないかな。
勿論親が働きに出る必然的な理由はありますから、働いている間保育施設に預ける事を悪い事などと決めつけるのは意味が有りません。しかし、目の行き届かない「数%育児」を行なう保育施設が理想形ではない事も明らかで、保育施設に預ければ一件落着と考えるのは責任を全うした事にはならないのでは?。
出来れば、一定年齢までの子供を持つ親の場合には労働の日数や時間を制限して育児に割く時間を確保させることが理想。一方で最低限の収入が保障されるような体制を社会全体として考えてもよいのではないかな。勿論男女を問いません。
《コメントを下さる方々へのお願い》
コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
身寄りのない児童を含め、児童の保護を行なう公的な組織は現に存在します。実情を垣間見た事は有りませんが、健康的で文化的な最低限度の暮らしは憲法が保障するところ。
原始共産制のように社会で子供を育てるのであれば、特定の親による虐待や育児放棄がもたらす弊害は希釈されるかも知れません。しかし現行憲法下では家の概念は無くなっても家族の概念は残っていて、家族で子供を育てるのが基本。
シェアハウスにおける共同生活や、労働中の保護者に代わって世話をする保育施設は育児の一端を担っているように一応見えます。
シェアハウスの場合なら、親が不在の間でも、手のすいた他人が代役で育児を務めるであろうと思います。それはよいとして・・・。
保育施設では育児が行なわれているのかどうかを考えて見ると、保育士が特定の子供に目を向けるのは、対象が4、5歳児の場合で、時間的には30分の1に過ぎないのが実態と思います。なぜなら4、5歳児の子供30人には保育士を一人配置すべきとの配置基準があるから。(配置基準は年齢によって違います。話題の虐待死は小学生だったので、それに近い4、5歳児を例にしています。)
つまりほとんどの時間、子供は施設内で放置されています。「数%育児」とでも言う方が正確ではないでしょうか。育児放棄イコール「0%育児」としても、「数%育児」だって数字上の差は僅かではないかな。
勿論親が働きに出る必然的な理由はありますから、働いている間保育施設に預ける事を悪い事などと決めつけるのは意味が有りません。しかし、目の行き届かない「数%育児」を行なう保育施設が理想形ではない事も明らかで、保育施設に預ければ一件落着と考えるのは責任を全うした事にはならないのでは?。
出来れば、一定年齢までの子供を持つ親の場合には労働の日数や時間を制限して育児に割く時間を確保させることが理想。一方で最低限の収入が保障されるような体制を社会全体として考えてもよいのではないかな。勿論男女を問いません。
《コメントを下さる方々へのお願い》
コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村