ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

まいどPiacentino

2019年02月17日 08時15分31秒 | 音楽
 フルート協奏曲ト長調の第2楽章が気に入り、オリジナルのパート譜を見付けてダウンロードし、ピアノの伴奏譜を作成して頂いた事は既に書きました。

 このバロックのフルート協奏曲の緩徐楽章は演歌のメロディーのようにも聞こえます。試しに「圭子の夢は夜ひらく」の歌詞を拝借して歌うととてもマッチします。相変わらずの蛇足になりますが。

 なお、同じ作曲家の協奏曲ト長調はもう一つありますので、お間違いの無いよう。ここで取り上げているのはYouTubeにもある、ランパル、ゴールウェイ、フェラリーニが演奏している曲。

 この協奏曲は3楽章の構成で、最初聞いた際には第1楽章と第3楽章があまりピンと来なかったために、メロディーのきれいな第2楽章のみに注目しました。よくよく聞いて見ると前後の楽章もなかなかのもの。私の聞く能力がかなり怪しいと言う事に改めて気付かされます。

 第1楽章は賑やかに開始されて聞き手を引きこみます。決して誰も寝ては居られません。YouTubeの演奏ではオリジナルには無いバスーンが加わっていて、これはよく行なわれるバロックの演奏上の改変らしい。フルートソロはなかなか難度が高く、32分音符が頻繁に登場します。もちろん私にはお手上げ。

 第1楽章のソロパートはまるでヴァイオリン協奏曲のソロパートのようで、個人的にはこの曲をヴァイオリン協奏曲として演奏しても差し支えないと思います。フルートの世界に存在するベートーヴェンやメンデルスゾーンのフルート協奏曲の逆になりますね。フルートの曲をヴァイオリンで弾く際には音域の問題が生じません。

 第2楽章は静かで物悲しい曲想を持ちます。主題をよく見ると第1楽章の主題を短調にしたようなものだし、第3楽章も第1楽章との関連性があるように見えますから、全楽章を通じた一貫した流れが感じられます。

 
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