ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

児童虐待死の波紋

2019年02月02日 18時16分44秒 | その他
 小4女子児童が父親の虐待により死亡したとされる事件で、当該児童の書いたアンケートが公開されました。

 秘密を守るとの条件で書かせているのに、当の父親にコピーを渡した教育委員会の行為はもってのほかで、万死に当たると言うのはこう言う事なのでは。事の性質上、当の父親が内容を世間に公開する可能性は低いにもかかわらず、野田市が後日内容をわざわざ公開したのは二重のミスでしかありません。

 教育委員会や野田市が秘密を守らなかった点で契約違反でもあるし、相手は児童なので保護責任を放棄したと言えます。同じ学校、地区の児童も決して安心できませんし、必要と思えば損害賠償を求めて訴訟を起こす資格は十分あるのでは。

 今回、子供がアンケートに正直に答えると、死につながる具体例が世間に知られましたから、短絡的には先生、学校、教育員会を信用してアンケートに正直に答えてはならないと言う事になりかねず、その事を日本中の児童、とりわけ同じような虐待を受けている児童がしっかりと記憶した可能性も大きいと思います。

 要するに関係者は自身の地位の保全を第一に考え、そのための論理でしか動かず、いざと言う時に頼れない。そのような大人の論理を子供が理解できるかどうかはともかく、書かない、言わない方が安全と思い込ませたのであれば責任は重大。今後、この種の事件の芽を事前に摘む事が一段と困難になったのではと危惧します。

 
《コメントを下さる方々へのお願い》

 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。


にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする