福井原発
関西電力が福井県にストレステストの結果を報告した。県はこのテストに不安を感じていて端的に言えばノーと言っている。
関西電力としては、福井県に13基原発を持ち、現在は4基のみ稼働。来年は全て止まる見込みだという。現実には福井県の原発で関西地方の電力の50%をまかなっていると言うから、再開しないときは、会社の死活問題に関わる様な危機を感じているのであろう。
提出されたストレステストは地元では不安視されている。それはそうだろう。福島の事故の知見がはいっていないままでは、不安を感じるのは尤もなことだ。
津波対策は11,4mの高さを想定していると言うが、大飯原発に近くには、活断層がありここで地震が発生すると、マグニチュード7,4クラスの地震だと想定されている。これではまた想定より大きい地震や津波が襲った場合、想定外と言うごまかしを使うつもりかも知れない。
確かに関電は国の線に沿って、テストには応じたが、それだけの話である。
ところで今回の事故に鑑みて、避難区域を10km圏内から30kmに拡大した。そうすると地元福井県だけでなく、京都府や滋賀県も圏内にかかるところが出てきた。
そこで京都府と滋賀県 は関西電力に対して協議会を持ちたいと提案した。これは当たり前の話で、10km圏内でも舞鶴市などでは一部入ってしまう。再開の条件は1,ストレステスト2,国も許可3,地元の自治体のOKがなればならないとなっているが、現状では、福井県のみが地元となっている。
滋賀県は琵琶湖の汚染を心配している。
もし福島のような事故があったら、最低に見積もっても琵琶湖汚染は避けられないし、
琵琶湖の水が汚染されれば、下流域1700万人の飲料水に影響が出る。
福島県には悪いが、これがもし福井県の原発事故であったなら、関西は一体どうなっていたことだろうか。思うだけでもぞっとする。
関西電力が福井県にストレステストの結果を報告した。県はこのテストに不安を感じていて端的に言えばノーと言っている。
関西電力としては、福井県に13基原発を持ち、現在は4基のみ稼働。来年は全て止まる見込みだという。現実には福井県の原発で関西地方の電力の50%をまかなっていると言うから、再開しないときは、会社の死活問題に関わる様な危機を感じているのであろう。
提出されたストレステストは地元では不安視されている。それはそうだろう。福島の事故の知見がはいっていないままでは、不安を感じるのは尤もなことだ。
津波対策は11,4mの高さを想定していると言うが、大飯原発に近くには、活断層がありここで地震が発生すると、マグニチュード7,4クラスの地震だと想定されている。これではまた想定より大きい地震や津波が襲った場合、想定外と言うごまかしを使うつもりかも知れない。
確かに関電は国の線に沿って、テストには応じたが、それだけの話である。
ところで今回の事故に鑑みて、避難区域を10km圏内から30kmに拡大した。そうすると地元福井県だけでなく、京都府や滋賀県も圏内にかかるところが出てきた。
そこで京都府と滋賀県 は関西電力に対して協議会を持ちたいと提案した。これは当たり前の話で、10km圏内でも舞鶴市などでは一部入ってしまう。再開の条件は1,ストレステスト2,国も許可3,地元の自治体のOKがなればならないとなっているが、現状では、福井県のみが地元となっている。
滋賀県は琵琶湖の汚染を心配している。
もし福島のような事故があったら、最低に見積もっても琵琶湖汚染は避けられないし、
琵琶湖の水が汚染されれば、下流域1700万人の飲料水に影響が出る。
福島県には悪いが、これがもし福井県の原発事故であったなら、関西は一体どうなっていたことだろうか。思うだけでもぞっとする。