今日の写真は、いったい何なのかわからないかもしれませんんが、我が家のメダカです。
「琥珀」という種類で、なかなかきれいなメダカたちです。水草に卵をたくさん産み付け、すでに50匹くらいは、子メダカが生まれています。とてもかわいいです

と言っても、メダカの保護者はうちの母で、私は餌をエサにたまに可愛がるだけで、もっぱら観賞のみですが.....
しかしながら、我が家においても涼しげなのはメダカだけ!連日の猛暑のおかげで、
我が家の犬はこんなだし、
坂田家の猫だってこんなだし、
我が会派の田中議員だってこんなです。

本人の名誉のために申し上げますが、この見事な寝顔は仕事中ではなく、あくまで休憩中ですので
本当に、毎日暑いですね~
「練馬って暑くて大変ね~

」
と良く言われるので、今日の16時現在の東京都の最高気温を気象庁のホームページから調べたところ、期待を裏切らず、この時点での1位は、
『練馬区 (気温)36.3度 (平年差)+5.1 (該当旬)最も暑い時期を上回る』
という結果で、前日差の-1.9という部分だけが多少救われたような、慰めになっていないような感じでした。
自民党のキャッチフレーズの1つに「1番」とありますが、こんなことで1番じゃなくていいっつーの

そういえば、昨日このキャッチコピーの産みの親である小池ゆりこ代議士が会派にいらしたのですが、めずらしく袖なしのワンピースで扇子片手に登場されました。
話は戻り、連日報道される練馬区の気温の数値は、気象庁の測定器が設置されている豊玉上2丁目(地元です私の

)における数字だそうですが、これはあくまで気象庁のもので、区役所にも測定器の設置はあるそうですが、区としては毎日記録はとっていないそうです。
また、光化学スモッグ情報については東京都が測定し、注意報や警報に関する連絡が練馬区の環境課にはいるので、その時は区として放送をするとのこと。
ただし、直接的に災害に繋がる雨量や川の水位については、危機管理という観点から区として記録を取っているそうです。
それにしても、都内23区すべてに測定値があるわけではないが、なぜ猛暑イコール練馬なのか
練馬区においても講演をして下さった、ヒートアイランド研究の権威で首都大学東京の名誉教授であられる三上岳彦氏の意見を参考にさせていただくと、
「練馬区は池袋、新宿などの副都心部の北西に位置し、東京湾から都心に向けて吹く海風の風下にあたる。そこで、膨大な人口排熱量(エアコン・パソコン、冷蔵庫等の電機や車からの排熱)を生む副都心部を風が通過すると上空の温度が急上昇し、その熱の流れて来る先が練馬区」
ということらしいのですが、そういうことであればこれは練馬区のというよりは、東京全体いや国全体の問題と言えます。
他の自治体の責任も大であり、国の「ヒートアイランド対策」が急務であるわけです。
『都市のヒートアイランド』の原因は、
★人口排熱(特にオフィスビル群)
★都市構造の変化
1.コンクリート・アスファルト化
2.中高層建造物の密集化
3.緑地・水面の減少
★海風効果(湾岸地域における「東京ウォール」と呼ばれる高層ビル化により、海風の流れや、それによる影響の変化)
と三上氏は分析をされていますが、海風の影響は練馬区が直接に手を出せる範囲にはない、そして、練馬区がいくら頑張って緑化を進めても、全自治体が同じように取り組まなければ温暖化は防げないわけで、「練馬区の猛暑」を解決するには、まさに区・都・国が一本化した施策と国民レベルの統一した環境への価値観と実行力が必要なことは明白なわけです。
そして、「練馬区の猛暑」が解決した時は、日本のヒートアイランド化が解決した時と言っても過言ではないのでしょうか!?
そんな偉そうなことを言いながら、体内から「涼」をということで、今日も近ごろの主食であるかき氷を食べながらパソコンに向かっている小川です

これもエコ

でも、体重にはエコじゃない
追伸:区内の大学病院では、昨年に比べ明らかに熱中症の患者さんか増えているとのこと!皆様も気をつけて下さい

寝る前には水分を

(アルコール以外のですよ~)