![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/90/8c2a13409be163ced836b0620f14be89.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ef/879280f76eb60bc64724a725bb07a51a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/8a/3bb53e1890dfd24f0f1ba9847e5f03cf.jpg)
今日から、話題のルーブル展が始まりましたね。
ルーブル美術館は4回ほど行ったことがありますが、一番空いていたのは、アパレル会社を辞めた記念で初めてパリを訪れた20年前の2月の寒い冬。
この時は、ゆっくりと見ることができました。
しかしながら、その後はとにかく混んでいたり、ストで休みだったりと...
今回の日本での展覧会は、パリ以上の密集度が予想されますね。
もちろんルーブル展のように、世界的に有名な展覧会は素晴らしいことは言うまでもありませんが、規模の小さな展覧会でも優れたキュレーターが企画した感動的な展覧会も増えており、最近はそういう展覧会に足を運ぶようにしています。
とうことで、27日が最終日であった、松濤美術館で開催されていた
「チャペック兄弟と子どもの世界 ~20世はじめ、チェコのマルティアーティスト~」展
に滑り込みセーフ。チェコ好き、プラハ好きの小川としては、何がなんでも行きたい展覧会でありました。
ヨゼフ、カレル・チャペック兄弟は、20世紀初頭から活躍したチェコの有名な芸術家兄弟です。
兄のヨゼフは、キュビズムの画家として多くの作品を発表したり、カレルの著書の装丁を手掛けたりと多くの作品を遺しました。
また、弟のカレルは文豪家として、多くの新聞記事、戯曲、旅行記、批評などを発表しました。
さらに、二人が手掛けた「長い長いお医者さんの話」と、カレルの愛犬「ダーシェンカ」は、日本でも有名です。
今回の展覧会のテーマは子どもの世界ということもあり、チャペック兄弟が持ち続けた子どもの心と愛情が溢れた温かみのある作品が多かった半面、激動のチェコスロヴァキアの時代背景が表れている作品も印象に残り、私が知らなかったチャペック兄弟に会うこともできた、貴重な展覧会でありました。
今後、同じくチェコの画家、イラストレーターであるヨゼフ・ラダ展もやってもらいたいです!
ところで、松濤美術館の雰囲気って素敵ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/93/12b26d004a1fca0fe2a07fab67a2362b.jpg)
この写真は中庭ですが、外に向けての窓が殆どないため、日常と切り離された空間が居心地が良かったです。