本日は、待ちに待った
狂言師 野村万作氏(人間国宝・名誉区民)の「練馬文化センター名誉館長就任式」に出席してまいりました。
会場は、ホールではなく練馬文化センターのエントランスフロアーを式典仕様に模様替えしての開催でした。
その理由は、野村万作氏からお借りした狂言の衣裳他の展示コーナー(写真)がエントランスフロアーに設置され、その除幕式も式典に含まれていたからであります。
当然のことながら、野村万作氏ご本人からもご挨拶がありました。
その内容としては、先ずはお礼を述べられた後、ご自身が子どものころ、相撲取りと相撲を取り勝ったことがある。もちろん、負けてもらったのはわかっているが、それ以来今に至るまで相撲が大好きである。
だから、子どものころに伝統芸能を経験すればの伝統・文化の継承に役立つと思うので、今後さらに狂言を子どもたちに教えるとともに、大人にも浸透する努力をしたい。
それから、海外に向けても発信されたい、ということをおっしゃっておいででした。
日本の伝統芸能はたくさんありますが、どれもこれも練馬区でやりましょうというのは難しいと思います。
しかしながらこの度は、俗っぽい言い方ですがラッキー!にも野村万作氏が練馬区在住40年というご縁をいただいたわけですから、この練馬から狂言を発信し、またそれをきっかけに文化・伝統を大切にする心を育てることができれば、本当に素晴らしいと思います。
末筆ながら、今回の式典は私にとって感慨深いものであります。
なぜならば、昨年の予算委員会や本会議において、
「練馬区には人間国宝であり名誉区民でもある狂言師野村万作氏が住んでいらっしゃる。これは、大変素晴らしいことであるので、文化・伝統の継承・発展の観点から、是非とも、練馬文化センターの名誉館長になっていただくとか、狂言を子どもたちの授業の一環に取り入れたりするべき!!」
と、自民党を代表して力強く発言をいたしました。
その際は、賛成ではなさそうな会派もありました。(今日の式典には出席していましたが!?)
なので、冒頭に「待ちに待った」と書いたわけです。
このように夢があり、練馬区さらには文化・伝統の観点からは日本のためにもなることが実現した時の喜びは、この仕事をやってて良かったと実感できる瞬間です。
お引き受けいただいた野村万作氏に心からの感謝と、今日に至るまでに携わった区の関係者の方々にも感謝申し上げます。
PS.I’m sorry ジョージ!!パソコンの設定変えておくね
今朝、ワシントンD.C.に住むジョージから、「オバマ政権についてのコメントに対する返事来ないけど生きてる?」という電話が入りました。どうも迷惑メールに振り分けられてしまったようで.....自分で頼んだコメントだったので、平謝りでした
不定期ではありますが、今後ブログで、『ジョージのワシントンD.C.レポート』を掲載してまいりたいと思いますので、楽しみにしていて下さいねっ