一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、お年頃の娘たち、アスペandモラハラ夫との生活を赤裸々に

発達検査の結果

2020-11-26 17:28:00 | 日記
今日は
先日の、のんちゃんの発達検査の結果の




面談にいってきました。
のんちゃんの通級の先生も、
「のんちゃんの結果の話を一緒に聞きたい」と言ってくださり、
一緒に
ついてきてくれました。


発達検査のWISK。


この検査で、こんなにも、
いろいろ、本人の得手不得手や、
しんどいところ、
支援の仕方などが
わかるんだぁ。




結果のグラフ。

全体的には
だいたい年相応か、少し平均よりも上。


注目すべきは、
緑色で書かれた領域。。。


この数値が
とんでもなく高くて、中高生くらいの数値。


他の領域はだいたい年相応なのに。。。
この
領域間での数値の差や、


課題間で、
得意なことと、得意ではないことに
大きく差がやはり見られた。


課題によって、
得意なもの、苦手なもの、があり、
得意なものでなければ、
モチベーションも下がり、
表情にも覇気がなくなり、
明らかにやる気も集中力も
なくなる様子も見受けられたそう。


検査者の先生のおっしゃるには、
この
領域間での点数の差が、
15点ほどあったら、


本人はしんどさを抱えてしまうだろう、と言われているけど、
のんちゃんの場合は、
低い点数と、高い点数の得点差が、
40点近くあるので、


相当、
日頃から、
うまくいかないことや、
しんどいこと、
自分の中でジレンマを抱えることが
多いんじゃないか、と

言われました。

いわゆる
発達の凸凹、と言われるヤツですね。


あとは、
●集中力があまり長く続かないことが見られた。30分程度で疲れた様子。

なにか勉強や課題をさせる際には、
細かく時間設定を区切り、リフレッシュさせるほうが、効率的である。


●苦手な事柄にたいしては、
同じことの繰り返しになるとすぐに飽きてしまい、やる気もなくなってしまう。


●「わからない」が続くと、わからない自分を責めてしまってる様子。

できない、が続くと、とても辛そうな表情。

検査者さんが「できなくても大丈夫だよ」と
何度も声かけをしてくれましたが、
それでも、「できなければいけない」という
気持ちが
根底にあるようです。



●出来たことよりも、
出来なかったこと、ネガティブなことのほうが、記憶に残りやすい。
自信を失いやすい。

のんちゃんのできる部分に、周りが注目してあげて、褒めてあげることが大切になる。


●目から入ってくる情報量が多すぎて、
整理する頭が追いつかない。


●目から入ってくる情報に敏感に反応しすぎてしまうことがある。


●自分の中の気持ちを
口に出して発信することが苦手。



●衝動的、不注意があり、
ゆっくり考えればわかる力があるのに、
パッと見ただけで判断し、わかりません、と言ったり、間違えることがある。

なにかに取り組む際は、
十分な時間を確保してあげた上で
「ゆっくりと考えること」を伝え、促してあげるほうが、
落ち着いて、細かなぶぶんにまで注意を向けることができるようになる。


結果としては
こんな感じ。




正直、


今回の結果で、



「そうだったの???意外!!!」
ということは、
なにもなく、


「そうだよね」「うんうん」「まさにその通り」
という感じ。



通級の先生も
一緒に話を聞いて、


「特徴、特性がすごくよくわかったし、
お母さんの話からも、すごくたくさんヒントを
もらったから、


今後の通級での関わりに生かせます!!」と
言ってくれました。


通級の先生は

「お母さんの関わり方がいいから、のんちゃんも
お友達に対して、すごく優しい」とも


言ってくれました。
ものすごく嬉しいです。



「登校も、無理強いしていなくって、
それがすごく素敵で、良いわぁ!」と
言ってくれました。


無理強いしていないことはないです(苦笑)



結構、無理強いしないと、のんちゃんは
行けないので。。


そのさじ加減を、
のんちゃんの様子を細かく見つつ、
毎週、毎朝、判断してます。



5年生に入ってから、
とても良いリズムで登校できてます。



今回コロナのせいで、とても長い2学期も
今のところペースは崩れず、
休むことはほとんどなく、
遅れてもだいたい1時間目の途中には
行ってます。



のんちゃん自身が
すごく頑張ろうとしていると、感じます。


でも、


ほんとに毎日、登校させるのに、
苦労はしていて。


毎日
精神的に疲れるし、
なにも
考えずに
勝手に喜んで登校していってくれたら
どれだけいいだろう、楽なんだろう。。。って。



泣きたくなることもあるし。


対応や
言うことが
私の中でも一貫してなくて、ブレブレだし。


先生が
褒めてくださるような
良い母親ではないですが。



みーくんも
睡眠が
昨日、今日、とまた、真夜中覚醒し、
乱れ、


通学バスに乗り遅れ、
フレックスタイムで
送って行きましたが、、、、



授業中に乱入ー!!!!という形で、
ご迷惑だとも思うのですが、


担任の先生は、いつも、
「いつも連れてきてくださって、ありがとうございます!!!」と元気に
言ってくれます。



ほんとにありがたいです。



みーくんの担任の先生からも、
「みーくんがコロナ休校中に、急成長したのは、お母さんのおかげですね!!ありがとうございます! いい環境で育てておられるんですね!」


と、言っていただきました。



決して、そんなふうには思っていないし、
良い環境なんて、、まったく思ってもいないけれど、



そう言っていただけることは、
本当に嬉しいです。



なにもかも、報われる瞬間です。