Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

今年最後の読書はいとうせいこう氏の「想像ラジオ」

2013-12-31 01:16:09 | TV・映画の感想、書評など

何度も見ているのに「フィールド・オブ・ドリームス」はやはり良い映画
だと思った

・・・今日は「想像ラジオ」の感想なんだけれど、読み終わってなんとなく
フィールド・オブ・ドリームスがなぜこんなに心に浸みるのか
わかるような気がするな~。

さて、なぜ私がこの本を読もうと考えたか
それはいとうせいこう氏のツイッターの私はフォロワーなわけね。

なぜフォロワーかというと、たまたま浅草の何かをツイッターで
検索したら彼がその何かをつぶやいていてから・・
思えば近所の美味しい鰻屋さんに彼のサインがあり
「へー、いとうせいこうも来てるのか」と思った事があり、

で、なぜ「いとうせいこう」という名前に反応したかと言うと、
シティー・ボーイズのライブで共演していて「ずいぶん、芝居がかった芝居だな~」
・・って当たり前かと思った事があり、
私が夫にしたいNO1のみうらじゅんとの「スライドショー」にも共演しており、
それで、なんとなくフォローしたってわけ。

で、フォローしたので時折入ってくるツイートで、例えば震災・原発関係の
発言は勝手にそれまで抱いていた彼に対するイメージとかなりのギャップを
感じ、そうですね・・・もっと客観的に理性的に物事を思考できるイメージだったので。
感傷的な時には独善的なツイートで「そういう感じの人なんだ」と結論付けたワケ。

でそのいとうせいこう氏が「想像ラジオ」という震災の犠牲者がラジオのDJをする・・
という内容のこの小説は、なかなか評判も良いらしいので、
ツイートで勝手に出来つつあるイメージを固めてはアンフェアだと思い、
一つここは彼の小説でも読んでみるかと・・・

おそらくこの小説の舞台は福島なのだろう。
そのDJアークと名乗るその犠牲者は原発の汚染対象区域で、
捜索の手の入らない津波が押し寄せた小高い土地の杉の木の上に、
その魂が存在しているのか、おそらくは誰にも知られぬままその体が
そこにあるのか・・

彼がDJを始めた頃にはハッキリと自分自身の立場が理解できていなかったようで、
そのなかで想像ラジオという番組を始め、
その放送はやはり亡くなった者のみが聴けるという番組。

著者が震災の犠牲者だったら・・と想像を働かせて書かれた小説で、
「故郷の木の上に宿る魂」という想定が大江健三郎の
「燃え上がる緑の木」など一連の小説を彷彿とさせる。

なかなか面白い発想だとも思ったし、読みやすい本でもあった。
ただやはり私が思った「そういう感じの人なんだ~」という思いは
ますます強くなったのでワケで。

ここに「想像ラジオ」から一部抜粋すると・・・

「むしろ僕は彼もまた、死者の声を聞こうとして、その事ばっかり
考えているんじゃないかと思った。で、聴こえないでいる。
実際に聞こえてくるのは陽気さを装った声ばっかりだよ。
テレビからもラジオからも新聞からも、街の中からも。
死者を弔って遠ざけてそれを猛スピードで忘れようとしているし、
そのやり方が社会を前進させる唯一の道みたいになっている」

もうこれに尽きるんです。

「そういう感じの人なんだ~」と思っちゃたのは。

人間は生を受けた限りは生を必ず失うのですよね。
もれなくです、例外は無いわけです。

震災でなくても事故か病気で必ずです。

大きな事件の場合は大々的に一般の知るところとなります。
しかし、ニュースにならないような別れを死者、生者どちらも経験するわけで。
そこには必ず、大きな悲しみと葛藤と前進が起こるわけで。

彼が想像する陽気さを装った人々の心の底に刺さった「棘」のような
後ろめたさや疼きに気がつく想像力には欠けていると感じるんだな~。

皆が真顔で声高に犠牲者を悼み、原発に反旗を翻す行動をとる人以外、
すぐにそんな事は忘れる大多数の何も考えない人達・・とみなされるのでしょう。

世の中は無責任な陽気さに見える心の奥深くにどれだけの悲しみを
仕舞いこんでいる人々が多くいる事か

おそらくいとうせいこう氏は「犠牲者やその家族の悲しみを
我々は忘れてはいけないし、共有しつつ生きていくのが正しい」
という事なのだけれど「我々は共有してます!」と迷うことなく言える
人間よりもその「共有」に後ろめたさや「共有」できないと感じる
心の悲しみを持つ人間を信じたいとも思うのです。

ただ忘れてはいけない事は、その福島に捜索も出来ず、
どこかで眠りについている方々とそれを思う家族や知人が
今現在どれだけいる事か・・
原発問題はからまってこないけれど、それは伊豆大島の
災害の犠牲になられた方もフィリピンで起きた災害での犠牲者も
同じ事で。

そして震災の事でいえば自分の日常をつつがなくこなしながら、
ふとあの日起こった事を考え、心の痛みを覚える訳で、
そのふとした「痛み」は大事な事なんだと思うんだな~。

最初に書いた「フィールド・オブ・ドリームス」は間違いを犯してしまう
人間を優しく優しく包み、そしてあの映画では野球に対する純粋な愛を
共有する描き方が感動を呼ぶんじゃないかな~。

「間違っちゃう人々をそれでも優しく包む」側の人だとツイッターの
フォローをする前までは、なーんとなく考えていたな~。
そんな事を考えた「想像ラジオ」でした。

 


 


「インフェルノ」を読破し知力の無さを実感。

2013-12-07 08:27:38 | TV・映画の感想、書評など

ダン・ブラウンの「インフェルノ」上下巻を読み終えました~
ダンテの神曲が軸となって進むこのサスペンス。

読み終えた感想は、
「サスペンス界のテレビ東京や~~~」
「絵ハガキが詰まったサスペンス!」ともいえるか

ご存じテレ東は旅行番組と知的番組で成り立っている局です。
まさにこの作品はそんな感じ。

神曲にだまされたな~。
「天使と悪魔」のイルミナティやコンクラーベ、
「ダビンチ・コード」のシオン修道会の方が何とも言えない
薄暗い恐怖を感じられたんだよな~

私は以前、大江健三郎に影響されて「神曲」に挑戦した事が
あるけれど、もともと「詩」が不得意で、神曲のように「歌」形式も
さっぱりわからん・・
だいたい日本語訳が古めかしすぎて感じがつかめないんだよな~。
大江健三郎は神曲のイメージを解析してくれるからわかる気もするんだけれど・・

という事はダン・ブラウンさんの神曲の理解の浅さが、
この作品を軽い物にしてしまったんじゃないかな~と生意気にも思う
それにさ秘密組織の「大機構」がなんか弱いんだよな~。尻すぼみみたいな・・

だから007見たいに、突っ込みどころがある某国などを敵にしておけば
良かったのに、思わせぶりに「え!!米国が裏に??」とか
「よもやWHOが???」なんていう小細工をするから無理が出るんだよ。

ただ下巻に入ると追いつ追われつ、誰が悪で誰が味方か???
などが混とんとして、それはそれでローケーションの効果もあり、
一気に読み進めた。

それにしてもこの小説の舞台がフィレンツェベネチアイスタンブールと
旅行のガイドブックとしても使える
それも代表的な観光名所が舞台なのでお土産屋さんに売っている
絵葉書状態。
これが映画になればやはり、それだけを見ても見ごたえはあるだろうね。

ロバート・ラングドン教授の今回のお相手はIQ200以上の美女
IQがね~、こんなに高いと記憶力、言語習得力などが半端ないね~。
私がなーんにも覚えられないのは、やっぱりIQのせいだと改めて思った

そしてその知力に劣る私は今、大問題で国会が荒れている
「秘密保護法案」がさっぱりわからないでいるのであーる

ただ、違和感は感じていてそれは、なんだか野党・メディア・文化人と
称する人々・ツイッターまでが「反対!」と盛り上がり、
都内各所でデモも行われている現象のほうがこの法案よりも
怖いわけで・・・

何かすり替えられているような・・
もともとこれは国家(国家間)の安全保障上のものなんだよね?
「インフェルノ」を読んでもわかるとおり・・・いやいやあれはフィクションだから
国家の秘密なんてものはあるものであり、闇に葬られる事もあるものであり・・
すべて明らかにしていたら、テロには格好のぬるい国であり・・

それにね、なんだよ?マスコミってさ知りえた事を知りえたままに
印象操作も無しに今までも一般ピーポーに伝えてるのかって事。
かなり歪曲してるでしょ~。真実を敢えて隠したりしてるでしょ~。

戦前の軍にまで遡り、恐怖を煽っているのは正しいのか
極論はやめてくれって話し。

だからと言って私は全面的にこの法案に賛成しているわけではない
日本にはこの法案を受け入れられる土壌はないと思ってもいるわけで。
この法案を仕切る人も、仕切られる人も。
だからといって日本だけが情報ダダ漏れ・・ってのもね~・・だから難しい
今ある法案で、対処できるとも言われているけれど世情はどんどん変化してるし。

この日本という国の土壌・・はネルソン・マンデラさんに対する評価にも
現れているわけで・・
私を含む一般ジャパニーズは、特に欧米諸国のような特別な思いを
抱いてはいないわけで。

江戸から明治に変わり、先進国にならい国家のテイをなしてきて、
それはテイをなしただけで・・
昭和になり戦争に負け、米国主導で新しい日本を創ってもらい・・・
国民が国民の手で国家を創ってきた実感がない我々、ジャパニーズ。

今回のこの法案もアメリカからの要請があったといわれているけれど、
もうね、日本が日本を判断するなんて出来ないわけよ。
数年前に「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」という本山美彦著の
本があり、とても興味深いものだったけれど。
TPPにも参加しちゃったし、もうね、政治・外交先進国に飲まれるしか
ないのよ、日本は。

私にIQ200の知能があれば、マスコミをも黙らせ、活動家先導のデモも
ただちに止めさせ、政治家のこの時とばかりのパフォーマンスも
止めさせ、特定保護法案の速やかな成立と、正しい施行と国民への
安心を与えられるのにな~


東海道四谷怪談を歌舞伎座で見る。

2013-07-29 08:35:53 | TV・映画の感想、書評など

土曜日の隅田川花火大会は、前代未聞の中止を余儀なくされた
大会として、ユーチューブなどでも、その惨状が話題だった
昨日、陣取ったところを通ると、清掃中で設置されたゴミ箱には
レジャーシートがいっぱい
急激な雨の来襲で、敷物は置きっぱなしで、逃げた人が多かったのだろう。
浅草駅も雨宿りの人でごった返し、入場制限をしていたそうだ。

隅田川花火大会はもともと両国の花火大会に端を発している。
もちろん江戸時代からのもの。

そのお江戸で元禄時代に4代目鶴屋南北によって書き下ろされた
「東海道四谷怪談」が今月の歌舞伎座、花形歌舞伎の演目だった。

この鶴屋南北は日本橋生まれで、墓所はウチの近く、業平の
春慶寺というお寺なのだ。
落語では怪談話で有名な三遊亭円朝がこの話を広めた。
武家で起きた事件をもとにしているらしいです。

とにかく、日本で一番有名な怪談ですよね

ひーさしぶりの歌舞伎観劇。
なんたって歌舞伎座の建て替え期間は全く見てはいないのだから。

歌舞伎座前はよく通るけれど、中に入るのは新築後初めて

お岩さんを演じる菊之助は初挑戦です。
でも江戸時代の初演の時にもお岩さんを演じたのは尾上菊五郎という事で、
演じるべくして演じたってとこ?

で、席はいつもお気に入りだった2等桟敷。

旧歌舞伎座の時と違い、もう一段上に設けられている桟敷でした。
なので、以前と違い、全く花道は見えません
次回からはこの一段下狙いだな・・しかしこの席は何等になるのだろうか

さすがこけら落とし興行で60億円も売り上げたという歌舞伎座。
この千秋楽も満員御礼でした。

この四谷怪談の見所は菊之助の早変わり。一人で男女3役を演じて、
女性から男性になぜにこんなに早く変われるのとビックリ(゜o゜;;

それに本所蛇山のくだりでは庵にかけてある提灯が燃え、その中から、
お岩さんが現れびっくり
あれ、本当に燃えてたと思うよ。

伊右衛門の夢の中で菊之助と染五郎(伊右衛門)が蛍舞う川原で
でお互いを見初める場面・・・と思うの舞があるのだけれど、
菊之助は相変わらず、純な乙女を演じられる事に感心

しかし歌舞伎座は本当に綺麗になりました。
天井などもとても綺麗で・・・

2階ロビーの絵画も美術館にいるようでした。

ただ歌舞伎座入場者以外でも利用できる地下の売店が出来たためか、
入場後の売店が思ったよりも狭く感じました。

またお正月くらいにでも行きたいな!

 


ミュージカル嫌いも大感動の「レ・ミゼラブル」

2013-01-05 21:29:29 | TV・映画の感想、書評など

是非、映画館の大画面でお金を払って見なければいけない映画とは
この「レ・ミゼラブル」のような映画の事を言うのだろう
「レ・ミゼラブル」・・・小学校の時に題名の素敵さに読んでみたりした
ビクトル・ユーゴーの名作。
「アルト・ハイデルべルク」と同じでガキンチョの私に題名だけで
夢を見せてくれた

私の嫌いなミュージカルでロングランの人気作・・・この映画化と
あって期待されていた方も多いでしょうね。
しかし、そこはミュージカルが嫌いなワタシ・・しかしTVのCMで
アン・ハサウェイを目にした途端に、とても見たくなったし、
見た方々の評判もとても良い。

そこにあのアダム・ランバートが最近、この作品についてツイートした
ものだから、芸能ニュースにも取り上げられる事態となり私も興味津々。

visually impressive w great emotional parformances.but
the score suefferd massively with great actors PRETENDING
to be singers.
間、省略・・・
but why not cast actors who could actually sound good?

この省略したツイートにはアン・ハサウェイもエポニーヌ役の人も
マリウス役の人も他の人も上手いとある
となると・・・ヒュー???ラッセル・クロウ???
このアダムが出したツイートに是非、発言したかったと見えて
ラッセル・クロウはわざわざツイッターアカウントを作ったんだそうだ
で「アダムに反論はない。確かにそうかもでも監督は生で歌うことを
希望したんだ」と呟いていた。

この検証の為にも見てまいりました
結論から言うと「いい映画だった~すんごくいい映画だった
2時間38分という長編なのでどこかでダレルだろうと覚悟して
見ていたのだけれど、エーッツ((((;゜Д゜))))もう2時間38分も経ったの
と、時間の長さを微塵も感じなかったよ~ん。

歌は置いといて、ヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャン。
囚人の時の彼の凄さ
「憎しみ」を全てで表現できる素晴らしさ。
そして司教に会い、後悔と希望の狭間で戸惑う演技の素晴らしさ。
もちろん全て歌で表現されるわけだけれども、ミュージカル嫌いの私は
歌の持つ偉大な力に圧倒されたのでありました(≧∇≦)/
最初から涙よ・・
そして工場で働くアン・ハサウェイの可憐さ
で、落ちてゆくハサウェイの歌う「夢破れて」では息が出来なくなったよ~

成長したコゼットのあの無垢さバルジャンが愛しんで愛しんで
育てたんだね~

自由のために戦った民衆が今度はパンの為に戦うハメになり
歌う民衆の歌

やはり・・一つだけ???が付くのはシャベールを演じるラッセルクロウ。
アダムと同じで感動の嵐の最中に彼が歌うと現実に戻されるんだ
最後に今までの自分の信念が果たして正しかったのか?
それは間違っていたのだと気づき身を投げる場面でも、おそらく
歌唱力があれば、心に響いたと思うんだけれど・・・彼だけはオペラではなかった

とはいえ、もう久々に淒い映画を見たという気持ちに変わりはない。
良かったよ~司教さ~ん

愛とか再生とかそんな事だけではない、この人間の歴史・・・
そして今の世界があるというか・・・
ふと最近見た「攻防900日包囲されたレニングラード」も思い出しちゃった

なんかさ~現代の「法」っていうのはキリスト教(ユダヤ教)とローマ法が
基幹にあるんだよね
その神の下で「正しいか?」という判断がローマ法以来どんどん合理的に
なり、法の根幹が忘れられて、ややもするとシャベールのように
なりかねない危うさを持っていると思う
それと、故意ではなく善人でも犯してしまう、最近の元アナウンサーの
交通事故。しかし罰金50万で済むってどういうこと
もっとくだらない事件で長く懲役を努めなきゃならない人もいる現実。
人間が裁くという事は、危ういものだな~と考えた。

この映画は(ミュージカルもそう?)原作とは違い、ジャンバルジャンは
救われるのね。
いや、原作でもあれはあれで救われているのだろうか
で、最後に革命で死んでいった学生、民衆、そしてエポニーヌ、フォンティーヌ
がジャンを迎えに来る・・・
間違いなく泣くでしょう゜(゜´Д`゜)゜「民衆の歌」で泣くでしょう
号泣しそうになるのをこらえたので、体全体が硬直して疲れた~。
周りも多かったよ、そういう人。

そうそう、映像も素晴らしい刑務所がモンサンミシェルみたいな所にあって
そこから釈放されたジャンを上から空撮した映像は迫力があった。
まだご覧になっていない方は是非、劇場に足を運んでください

 

 


小林製薬の消臭剤2つ。

2011-11-05 08:55:24 | TV・映画の感想、書評など

いやいやビックリ・・・世の中もうクリスマスなのね
毎年、毎年時の流れについて行く速度が遅くなっているのだけれど、
今年は随分と距離を開けられた感じ。
11月という立派な秋には十分な頃合いなのにどうも
この暖かさではその気になれない。
それがデパートの入り口前には大きな大きなクリスマスツリー。
クリスマスグッズの特設売り場も既に設けられている。

まだ、ハロウィンのオーナメント片づけてないよ~
そういえば友達からも「年賀状お願いね~」とのメールも来たし、
今日などは、喪中挨拶のハガキも届き出したものね・・・
先週は「おせち早く頼まないと人気商品はもう品薄だって!」という
アドヴァイスに従い、予約しましたよ。昨年も書いたけれどウチはセブンの
お節なのだ。和倉温泉の加賀屋監修おせちのもう一ランク上げた
おせちが発売されていた。名前が凄いね「極尽 寿おせち二段重」だって
「極尽」ってね~ぇ、どんだけ極まっちゃってるんだろうね
加賀屋の三段と極尽の2段合計五段予約して来た
味も良いのに五段頼んでも、デパートの三段より安いでしょ

おせちも頼んでやれやれと思ったら妹から「今年のクリスマスパーティーは
何日?3連休になるから初日が良いな~」と言われた。
ぜーんぜんクリスマスなんかに思いが至っていなかったので、
もう決めるのと思ったけれど、今年は今月と来月しか残ってないのだものね。
へ~ぇ、天皇誕生日、イブ、クリスマスと本当に3連休だ
飲みまくっても大丈夫って事ね

さて、小林製薬の消臭剤について・・・以前も書いたけれど、どうも小林製薬は
匂いがきつ過ぎて、家に置きたくない。
消臭というよりも玄関ドアを開けたらほんのりハーブの香り漂うなーんて
いいでしょう?手荷物が多く 専門店まで行くのが面倒で、
近くのドラッグストアで選んだが、どうしても殆どが小林製薬
でもやっぱり欲しかったので、その中でもよさげなものを物色
「消臭元薫るスティック イングリッシュガーデン」をまず選んだ。
イングリッシュガーデン好きとしては外せないものね。でもさ~、
イングリッシュガーデンの香りってどんな香り?ローズ?でもローズは
別にあるし、なんなんだろう これを選んだ最大のポイントは
「ヨーロッパで調合された」とあったので、従来の小林製薬の香りとは
違うのかも?と考えたから。家でそうそう試して見るとこれは確かに
優しく香り、イングリッシュガーデンかどうかはわからないけれど、
なかなか良かった。

で、失敗したのがもう一つの「世界香路 ソルティアクアライム」
よーくわかんないけれど、アカプルコの香りなんだとか
これはトイレに置きたかったのだ。今時、トイレは消臭なんてあまり
必要ないけれど、やはりトイレの中は清々しい香りがほんのり薫っていた
ほうが良いでしょう?

お花も清潔な色をメインにしてます。端に見えるのがその買った消臭剤。
これは別にトイレ用ではないのだけれど、どこがライムなんだよ
もうトイレの中でむせっちゃったじゃないですか
「世界」がついているので、これも従来のものとは違うだろうと考えたのが
間違いだった
トイレだからまだいいものの、こんなの玄関に置いた日にゃあ、
「なに?この家、トイレ臭い」とか思われちゃうじゃない
それともソルティライムって、そもそもがクドイ匂いなのかしら?
やはりフレグランスは海外の物が間違いないですね