ワタクシは昨年ある決意をした。
来年、節目の誕生日を迎えるにあたり、どんどんジジイ化している夫を「どげんかせんといかん」
と思い立ち、カルチャーショックを与えるべくイタリアに連れて行こうと考えていた。
このまま、元々合わない趣味などの要素でどんどん、うっとおしく感じるに違いないからね
長い休暇はその頃は無理だろう・・・サクッと行ってサクッと帰って来よう。
ヴェネチアならイタリア初心者にうってつけだろう。
ヴェネチアの成り立ちにも関心がないわけではなさそうだし。
ただ飛行機に長い間乗るなんてまっぴらごめんだと思っている夫だ。
ヨーロッパの魅力<長時間フライトの苦痛な夫なのだ。
そのアイディアを発表した時にお嬢は言った・・・「ママってパパと行くなんて物好きね・・・」
いや、私だって好きで一緒に行きたい等とゆめゆめ考えたことなどない
とにかくジジイ化を止めねばならぬ
それに、あの頑固ジジイも私の誕生日という事になればムゲに「やだよ~」とも言えないだろう。
あんのじょう、そういう理由じゃしょーがないなーと受け入れ、
周囲はびっくりしたものだ。
自分の考えをテコでも変えないあの男が承諾した事にだ。
旅行前日になってもウキウキしている様子は見受けられない・・・
全くなんて男だ
日本の夫婦で若い時ならいざ知らず、夫と二人で旅行を好んでする妻は少数だろう。
欧米の仲睦まじい老夫婦が羨ましいわ。
殆ど、二人で旅行しているものね~
というワケでヴェネチアに向かった。
今回はサンマルコ寺院などとゴンドラ遊覧も付いている現地ツアーも申し込んだ。
ルネサンス期のヴェネチア派の画家についても調べ、行くべき教会もピックアップ。
そして宿泊するアパートメントのオーナーに頼んで、美味しいと評判の
レストランも予約済み(電話のみでの予約だったので)
今はクモガニの季節、そしてモエーケ(ソフトシェルクラブの様な蟹)も旬という
甲殻類好きな夫なので、その点については本人もそれらを楽しみにしていたようだ。
メルカートで仕入れてアパートメントで調理して食べる・・・考えただけでよだれが出ちゃうよ~
ヴェネチアは大変物価が高いので、自衛策をそのように講じていた。
後はバーカロ巡りだ
その為に今回は日本の調味料もパッキング~
ホタルイカもヴェネチアでは食べらるので酢味噌まで作ったの( *´艸`)
冬のヨーロッパ方面は、ヨーロッパ系航空会社、中東系航空会社はとてもお得なチケットのセールがある。
その中から北回りでイスタンブール経由イスタンブールからヴェネチアまでは2時間半の
機内食の美味しいターキッシュエアラインズの冬季プロモーションチケットを購入した。
イスタンブールは色々と安全上の問題はあるけれど、空港内は安全だしね。
夜の10:30発・・・とな名ばかりで10:00発。
ラウンジ大好き夫の要望でかなり早くに成田に到着。
成田第一ターミナルのターキッシュエアラインズのカウンターはまだ開いていなかったので、
エクスチェンジなどをして、レストランを予約してくれたアパートメントの
オーナーに抹茶味のキットカットをお土産に購入したりして時間を潰し、カウンターへ。
私のお気に入りユナイテッド航空のラウンジに直行!
ユナイテッドのラウンジは8:30までなので、急がなくっちゃ。
ラウンジに到着してチケットを見せると案内のおじ様が「ターキッシュさんでしたら、
ANAさんのラウンジをご利用になれますよ。こちらはゲートから遠いし後、1時間ほどで
閉まってしまいますが?」全くの正論。
「それは存じておりますが、ユナイテッドさんのラウンジが好きなんです~」
とても優しい感じの案内の伯父様でした。
フードコーナーは1か所で他は片づけられていたし、なんとお目当てのプレミア・モルツのコーナーの
方のフードコーナーが締まっていたのだった
とても広いのに加えて、この時間になると人もまばら・・・
しかしスーパードライと枝豆健在~
スモークサーモンの残りは少なかったけれどカルフォルニアロールと握りは豊富にあった。
それに純米酒は「司牡丹」
8:30になってしまったので、しょうがなく第4サテライトのANAのラウンジに移動・・・
こちらは、とても人が多かった。
ユナイテッドから移動してきたために、ANAのラウンジのショボさが目立つのか
夫がある事に気が付いた。
ソファーはユナイテッドのラウンジより小ぶりなのに加え、ボロボロなのだ・・・穴があいていた
ビールも我が家では喜ばれないキリン一番搾りしかないし・・・
しょうがないので、カレーだけは食べたけど。
やっぱり「ユナイテッドよりもANAのラウンジは充実している」って分かんないわ~
麺類(イマイチの)とカレーがあるってだけじゃない・・・
そういう人は時間帯が悪かったのかもね~朝とか???
とりあえず今月の日本酒をチェック。
すると今月は東京のお酒だった
その中でも売れ筋をお聞きし、これを飲んでみた。
東村山のお酒なんて初めて知ったよ~他に八王子のお酒もあった。
この「屋守(おくのかみ)純米中取り 無調整」がとてもおいしかった。
残念なのはつまんでみたくなるお料理が無かったことだ・・・
ゆったり過ごしていよいよ機内へ~
2月で中途半端な曜日なので空いていると思っていたら、混みこみ~
おかげで行きはビジネスにしようと考えていたんだけど夫の分しか取れず。。。
(ビジネスも満席でどうにか1席、都合してもらったんだよ~)
私はエコノミー2席を占領してくつろいだ。
お蔭で~ケムは広々~
おー飛行機が動き出したよ~綺麗な夜景。
エコノミーでもアメニティが配られるターキッシュ。
リップクリームなど同じだけれどポーチが変わったわね。
ビジネスはベントレーに変わってた!
あの英国のラグジュアリーカーメーカー、ベントレーはフレグランスなどの商品も手掛けていたのだった。
これはあれかしらねレクサスも車と関係のないバッグなどを手掛けているのと同じ感じかしらね?