笑える話は今年、1月に富良野駅構内に張られた交通系ICカードの扱いについての
英語バージョン。
1枚目には日本語で「大変恐れ入りますが、富良野駅ではICがご利用になれません」
その後には英文でおそらく同じ内容だと思われる(≧▽≦)
「Thank you very much can not use an IC card by furano station very much」
あーお腹痛い~ひょっとしたら「とってもありがとさん」という名前の人がいるのかもね
続いてはその富良野駅で英文のみの注意書き。
出だしから笑わせてくれるまず大きな文字でこう始まる「Please」
おそらくここから本題。
「you can not a IC card(Kitaca Suica PASMO ICOCA)by Furano station.
Also IC card charge also unavailable.
Very I'm sorry but tickets counter in cash and credit card is available in a ticket to please.
Or cash only available ticket purchase please.」
誰が作ったのか分からない英文だけれど、これを堂々と公共の場に張り出した勇気
冠詞の使い方・・初めに文では「an IC」となっているけれど、後の分では「a IC」となっていたり
もはや冠詞が無いなどは全く問題じゃない、ICは名詞ではなく動詞の可能性すらあるのだから
しかしね~これは日本の英語教育の現状が如実にわかろうというものじゃない?
以前もこのブログに書いたように前置詞を無理に日本語訳で覚えさせているという、
それが後々、英語を混乱させるという事がここにも表れているよね?
「by」と「in」の使い方~
いやいや今回の我々の失敗旅行で英語に自信をつけた夫ならこういうだろう
「英語は気持ちよ、気持ち」
いや、まてよ富良野のチケットカウンターは千円札なんかで、出来ているかもしれないな~
笑えない方の話は、汚染された土地売買について。
ここ数日TVのニュースで取り上げられている大阪の学校法人が破格の安値で
国有地を買い(払下げっていうのかな?)その法人には総理夫妻が絡んでいると
ざーっと理解していたワケ。
なになに8億円も割り引いて、この総理夫妻が関わっているらしい学校法人に
国が払い下げたって???そりゃあ、なにか政治的な力が働いているに違いない
なんて思っていたの。
適当に聞いてるからね~私はね。
適当に聞いている私の様な層は、野党にとってはありがたい存在なのかもね
「そうだ、そうさ利権だ!利権だ!」って事になるものね。
この話を土地売買という観点からだけ考えてみた。
この学校法人の思想とか政治家との絡み云々は切り離して考える。
興味を引いたのは、豊洲問題と似たケースだからだ。
以前から豊洲の土地売買に対しては疑問を持っているんだよね~
そこをメディアがあまり問題視していないのも疑問なんだよね~
こういう問題においてのみ役に立つ夫に聞いてみた。
豊洲問題で夫はこう言っていたのだった。
「昔、汚染された土地の売買に関する法律はゆるゆるだったけれど、ここ 10年くらいで
世界でもトップクラスの厳しい法が適用されている」と。
基本中の基本は「土地を売買する場合、その土地に土壌汚染があれば売主はその汚染対策を施して
土地を売らなければならない義務がある」という事。
欧米などの土壌汚染対策は、その土地の用途によって決められているそうで、日本はどのような用途であれ
完全に対策を施さなければならず、東京の様な都会ならいざ知らず、
田舎などは、その様な土地を売る場合(たとえばガスステーションとか)対策を施して売買すると
、田舎の土地評価額は低いため、売る方のマイナスになり売買が停滞しているんだとか。
今回の学校法人の件の様に、売る側が汚染対策を施さず、その分を差し引いて売ったとしても
これもOKなんだとか。
汚染対策を施していないのに、対策費を上乗せさせて売ったら違法でしょ?
なので、本来の不動産評価額から対策費を引いて売り渡すと。
そうじゃなきゃ、そんなお金のかかる土地だれも買わないもんね。
それでも、汚染された土地の持ち主は、固定資産税なども支払は無くても良くなるし、
負担が軽減されるんだとか。
そして買う方は、汚染された土地を買ったとしても対策する義務は負わないのだそうだ。
実際は、購入した土地に汚染物質があり、他に流れ込む(地下水などにより)などの
可能性がある場合は、その対策を施さなければならないけれど、限定的なのでそんなに
費用はかからないらしい。
土地評価額が仮に10万円としよう。(実際にその地域で取引されている相場)
しかし土地は汚染されており、売るにはその対策が200万円かかります。
そうすると売り出し価格は210万円。だれが買いますか???
自分に全く必要がなく固定資産税がかかるだけの土地でも、売るに売れないので
特に田舎では土地取引が停滞するんだって。
持っているだけで、お金が出ていく土地を、安くしても買ってもらった方が負担が減るワケね。
今回のこの売買問題は「8億円も安く」が独り歩きしている気がするな~。
これと正反対なのが豊洲問題。
元々の東京ガスの用地、東京ガスが売り渋っていた用地を、東京都は新市場用に
高額で東京ガスから買い取っている。
「汚染対策をしないから、安くしておきますよ~」ではなかったので、今現在、東京都が
莫大な費用を対策工にかけているという事はおかしいわけなのよ。
こちらのケースは東京ガス側が、きっちりと汚染土壌対策を施して都に渡さなければ
ならなかったはず。
その義務を怠らなければ、今、豊洲で土壌汚染問題は発生していなかったはず。
実際に、汚染対策は何年もかけて、莫大な費用をかけて行われたのだ。
なのに、まだ汚染物質が観測されているという事実。
これは請け負った建設会社の責任でもあるわけよ。
地盤改良工事を施したのに土中から有害物質が検出されるなんてありえないの。
検出されたって事は、この地盤改良を商品に例えれば不良品だったって事。
その不良品を都が買ったって事。
不良品だと分かれば、普通はその納品業者に突き返すでしょ
しかし、メディアでこの辺りを指摘してはいないし、小池知事もその辺りに言及しないのは
何故なんだろう
馬鹿みたいに、都がモニタリングまでして。
有害物質なんて永遠に検出されるってよ。やる事やっていないから。
地下水の移動と共に有害物質も移動するので、あちらこちらで検出されることになるんだって。
バッタもん、つかまされて、訴えない都には何かあるのだろうかね???