ハードっぽい今回の旅行で、少し華やいだアクティビティも・・・という事で、
美食の街リマにあるワールドベストレストラントップ50の中で2017年NO5に
輝く天才Virgilio Martínez(ヴィルヒリオ・マルティネス)のレストラン「セントラル」
に行く事に~
このシェフは世界のベストシェフ2017に選出され、押しも押されぬ世界のトップシェフ。
こんな機会は滅多にないもんね~楽しみだね~
予約までの流れは以前のブログを読んでね
セントラルはホテルから徒歩で7分ほどアルメンダリス通りにこの様なカトリック教会があります。
この斜め向かい辺りにあります。明るいうちにリサーチしておきました。
店名が大きく書かれているわけではないので、少し分かり難いかも。
その辺りをうろうろしているとペルーのおっちゃんが「セントラルに行くのかい?ならそこだよ」と
教えてくれました。
店名はわずかにこれだけ・・・
7:45分が初回でその時間に入店しました。南半球のリマはその時間はすでに真っ暗です。
レストランのお向かいの建物。
この様な雰囲気の地区です。
ワインとのペアリングのテースティング・コース11品を予約。
このレストランの特徴はペルーの食材にこだわり標高20m~4,100mまでのペルーの
標高でそれぞれの一品があらわされています。
1品目はRock molluscs -10m、2品目はThick stems 3,500mという風に。
-10mのスターター
天才シェフ、世界NO1のシェフの世界は複雑だね~ -10mなんで海の物ってかんじ?
手前は食前酒、左はシースネイル・・・巻貝・・・日本では亀の手?って呼ばれるものだ。
メインは右の緑のパリパリとした海藻で出来た物をこれまた海藻のソースで食べる・・・
日本では亀の手を食べるので(おそらくソースに入っている)取りにくいのにちぎって食べてみた。
最初、説明を受けたんだけどシーウィードにあれや、これやをデコレーションして・・・と
理解していたんだけど、どうも亀の手はデコレーションですので・・・って事だったみたい
「これはデコレーションですので・・・」とさりげなく言われた
亀の手に乗せているスティックでソースを取り、パリパリに付けて食べるんだってさ~
これ以降のお料理もそうだけど、可食部が実に少なくほとんどがデコレーション・・・
これもオニオンフライをソースで食べるんであって、赤っぽいお芋はデコレーションだからね~
食べちゃダメよ~
680mはピラニアよ~怖いよ~お顔がね・・・ペルーはアマゾン川の始点があるのよ。
断末魔のピラニアって様相・・・上のピラ~っていうオレンジと右のお花が乗っている白いピラニアだけを
食すんだよ~
300mは森の綿っていう食べ物なんだって~
2800mはジャガイモの皮~
0mはウニ~
2010m大地のトウモロコシ~
-10mはタコ~
1800m豚~
これ食べ残しじゃないからね、最初の手を付けない状態がこれだからね~相手は天才シェフだからね~
400m、3050m
ペアリングしたワイン~
ビールも出たよ~
もはや庶民の私には、よーく分からない世界であった・・・
ある美食家が「美味しい食材と家庭料理がある国の高級レストランは育たない、その良い例がイタリアだ。
家の料理が美味しい、安いトラットリアで美味しい、高級レストランはハレの日にしか利用しない
その様な国では高級レストランは台頭しない」と言っていたがつくづくそう思う。
ミシュランや世界ベストレストランはスペインのバスクに近い地方やその影響下の南米など評価が高い。
ガストロミーってやつ???料理と文化の融合だとかで(フランスのロブションとかも?)なんだか、
芸術に傾倒し、見た目が奇をてらった料理が、ここ最近、世界のトップを飾っている。
ここもそういう感じなんだろうね~
SNS流行の昨今、日本でもインスタ映えする料理を出すお店が賑わっているとか・・・
その乗りかもだけど、スケルトンの厨房に入れてくれて、スタッフやセレブシェフとの
写真サービスもあります。
食事が終わると10時をとっくに過ぎていて、お店の方が「タクシーを呼びましょうか?」と
聞いてくださったので、
「あの~泊まっているホテルはベルモンドなんですけど、歩いても近いんですが・・・
こんな時間なので治安とかが少し心配なんですがどうでしょうね?」
というと「治安は大丈夫ですよ、とても近いから歩いて帰るとよいでしょう」
という事で歩きましたが、確かにミラフローレスは夜でも怪しい感じは受けませんでした~