Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ヨーロッパ内の国別列車予約サイトの比較と予約の流れ。

2016-06-23 08:21:38 | 旅行準備編

お嬢いわく・・・私のブログの読者は9割がた身内だろうという事なので、
今後、欧州旅行のおり列車を利用する事となる場合の為に予約方法を教えておこう

しかしながら身内だけではなく、少なからず以前、取り上げた「イタリアの列車予約サイトの比較」の
検索もあるので、身内以外でもひょっとしてお役に立てるのならば幸いです

今年の旅行に不可欠な国、それはスイスとイタリアだ。
なぜかというとスイスは姪がチーズフォンデュかラクレットを食べたいと言ったから・・・
そしてイタリアは昨年、行っていないので、やはり今年こそは行かなきゃって事で。
この要望を入れた旅程をどうするか・・・
スイス・・・と言えばアルプス
当初はミラノを拠点にスイスのどこかに2泊くらいするか・・・とも考えたけれど
スイスってさ、物価が高いじゃないで、ボツにしアルプスを車窓から楽しもうと考えた。
アルプスが見える国っていうと・・・スイス、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア・・てな感じ。
そこで、当初はオーストリアからスイスまで・・・ウィーンからチューリッヒまで夜行列車で行き
ホテル代を浮かそうとした。
夜行を使うのであればベルリンも考えられた。それ以上近くだと夜行には乗れないの。
しかし、寝台車の個室もそれなりに高く、夜行はボツにした

ボツにはしたけれど、一応、サイトで調べたのでそれを紹介しよう。
ヨーロッパ内の予約はほとんどが3か月前からです。 
始発終着の駅がある国のサイトから購入できます。 

ウィーンからチューリッヒまではユーロナイト(EN)という寝台車付か評判の良いレイルジェット(RJ)という
オーストリア国鉄の最新鋭の列車かになります。
レイルジェットは8時間かかり寝台車が無い・・・出発する国をあまり楽しむ時間が無駄になりがち。
その点、寝台車ならば夜遅くの出発で目的地には朝に到着。

寝台車の場合、長距離列車がほとんどなので注意しなければならない事が一つ。
例えばこの例の様にウィーンからチューリッヒという場合、始発駅はチェコの管轄なので
チェコのサイトから買わなければなりません。オーストリア国鉄のサイトでは購入できません。

ですので、長距離列車の場合始発、終着駅はどこの国か?を調べておく事が大事。
そして始発駅が分かれば、そこからどこに行けるのか?が、このサイトのこのページ
アルファベット順に都市名が並んでいますので調べられます。
そこでセレクトするとこのサイトに飛びます。

下のサイトは直接チェコ国鉄のサイトに入った場合の画面です。

時間帯、普通座席か寝台車かを選びます。アルファベットで行先を調べるサイト、直接飛んだ場合
いずれも以下のような画面に変わります。

 

後は時間と座席のタイプを選び、その次に出てくる個人情報、座席指定を経て支払いとなります。
このタイプの列車ではディスカウントが無いことが分かります。
私は最初に乗車駅がウィーンなのでオーストリア国鉄のサイトで購入しようとしました。
タイムテーブルにこの寝台車は出てくるのですが、購入できないとの注意書きがありました。
もちろん終着駅であるスイス側からも購入できるので、ディスカウント設定のあるなし、
レートで選んでください。 

 

そんなこんなで価格に躊躇している時に、チューリッヒで妥協できるくらいのホテルが予約サイトで
見つけたのでチューリッヒで一泊する事に。
そうなると夜行は必要なし!
アルプスを色々な角度から楽しみたいので直接スイスに飛ばずに、おまけにビールにも欲が出て
ミュンヘンから入る事にしました。
そこでミュンヘン~チューリッヒの列車予約が必要となります。
最終的にはトリノに行きたいので便利なチューリッヒがスイス代表となりました

それではミュンヘン、チューリッヒ編。

ドイツ国鉄、スイス国鉄どちらでも購入できますが、ここで注意すべき点は価格。
割引率、一般価格共に違うのです。
まずはスイス国鉄のサイトから。(どちらも言語は英語が選べます。サイトの上にあります下の画面の場合は
de fr it enと並んでいるenが英語ですね)

乗車駅、降車駅、人数、日にち、時間を入れると以下の画面に。



この場合、standard offerが自由にキャンセルできて料金も戻るタイプの価格表示です。
下のspecial offer が指定した日にち、時間を変えられずキャンセルしても料金が戻らないディスカウント料金です。
87スイスフラン、今日のレートだと約9,457円です。(1スイスフラン≒108.7円)

 

お次はドイツ国鉄のサイトで同じルートを検索しました。 

上記の画面の場合、乗り換えなしの直通でミュンヘン~チューリッヒの移動はduration chg.が「0」のところ。
12:33分がECの直通列車です。
もう一つ下に「0」がありますがこれはICBといってミュンヘン~チューリッヒ間を結ぶ高速バスです。
これが最短でチューリッヒに着くルートで価格も安いので人気の様です。
しかし私は電車の方が好きなので電車で向かいます。
セレクトすると・・・

キャンセルできないディスカウントが79€、キャンセルでき、料金も戻る価格が141,80ユーロと表示されます。
これはいずれも1等車の価格。
ディスカウントは日本円約9,298円ですね。。。(1ユーロ≒117,7円)わずかではありますがドイツの方が
この日のレートでは安い事になります。
この後、座席指定、個人情報入力、支払いへと進みます。
支払いをカードで終えたらチケット情報をプリントアウトして当日それを見せればOK! 

 

チューリッヒからミラノ、ミラノからトリノはイタリア国鉄のサイトで予約します。
イタリア国鉄の予約方法は以前の記事「イタリアの列車予約サイトを比較する」でご確認ください。 
驚いた事に、今回イタリアの予約は売り出し日に行ったにも関わらず凄い勢いで無くなっていった
前回は9月でしたが、今回は7月。
欧米では学校などが9月始まりが多いですよね?7月はお休みの真っただ中なので
世界中から観光客が押し寄せるイタリアは、やはり世界中から予約が殺到するのかしら???
座席指定の画面まで行くと座席が残っているコーチ(車両)毎に指定しなければならないのですが、
少しの時間で、違うコーチを指定しなければならなくなって・・・
という事は、その最初に出たコーチは満席って事でしょ?
それと同時にディスカウントもどんどん無くなり、時間帯などを自由に選べませんでした。
ハイシーズンに行かれる方はぜひ、3か月前には予約してくださいね 

 

 

 



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