伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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どうなってるの日本の社会

2010-11-25 23:44:41 | 家族

今日の有珠山と昭和新山



 娘はずーっとワーキングプアだった。

 賃金は上がらず生活保護者より低い生活水準

 だった。

 30歳を目の前にして自分の将来を見つめ、これ

 ではいかんと今年自分の資格を活かした職業に

 転職しょうとしたが、それがうまく行かない・・・・。


 丁度就職氷河期にぶっかってしまったのだ・・・・。

 私は常々自分の資格を活かした仕事をしたら・・と

 助言していたのだが、娘にその気がなく、せっかく


 今年になりその機が熟したというのに・・・・・。

 資格はあっても経験者が優先するのである。

 企業がそんなことを言っていたら、若い人なんて就

 職できないし、そんな社会にやる気だって失せる。



 




 先日テレビを見ていたら、ある企業が中国人の三

 カ国語を話せる優秀な女性を雇ったそうである。

 日本の一流大学の学生が就職難であえいでいる

 時にである・・・・・・。


 その採用した言い草にカチット来た。

 「今の日本の若者にこのように積極的な人がいま

 すか・・」

 とべた褒めなのである。


 中国云々は別にして、「アンタは日本人なのかい?

 」と言いたくなる。




 企業としては優秀な若者を採用したいという気持は

 分かるが

 もっと自国の若者を育てて欲しいと思うし、国も企業

 に援助し

 将来有能な若者を育てて欲しいと願う・・・・。

 国としてそういう責任があると思う。

 これではいい人材も育ちようも無く、日本は終りだ・・・。

 もう末期状態なのかも知れない。



 私の若い頃で、昔の話しであるが、当時の田中角栄

 首相のおかげで、教員の給料がいきなりボーンと上が

 った時がある

 その後毎年一般公務員より給料が高いからと、賃金カッ

 トされてしまったが、


 その時の首相の言葉がいい。

 「教育者は、未来の国を担う、大切な子供達を育てている

 のだから待遇を良くしなければ・・・そして良き人材を集めな

 ければ」と言うようなことだったと思う・・・。


 いろいろと物議をかもした人だが、この点についてだけは最

 もだと思った。


 
コメント (2)
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