伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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初めて褒めてくれた方

2018-09-06 00:02:38 | 元同僚
 昨日は強風で恐かった

 夜1時過ぎ停電・・・これも珍しいこと。

 今朝は嵐もおさまり安心

 関西空港で3000人もの人が立ち往生

 お気の毒です。


 今日道新のおくやみ欄を見て

 驚いた。

 私が20代の時に勤務していたK中学校の同僚がお亡くなりになった。

 80歳

 人生100歳の時代・・・早すぎます。


 H先生は音楽の教師でバイオリン専攻

 何かの時に先生のピアノ伴奏で歌い

 声が高く楽器でも出せない音をだす・・・と感心され

 誰でも出せる音ではない

 声を大事にしなさい・・・と言われた。

 学生時代合唱部だったが

 一度も褒められたことが無い

 声が飛び出ないように注意されたことはあるが・・・。


 唯一褒めて下さったのがH先生である。


 娘にも小学校の時歌を習わせ

 中学校の合唱部では

 何百人の一人の声と褒められたが

 残念

 歌の世界には進まなかった。

 そのH先生

 数十年後

 T中学校に転勤した時校長となって赴任して来られた。

 その頃は奥様が大病され眼が見えなくなっており

 朝と昼の食事の世話をして学校に来るのだと話しておられた。

 奥さまもまた音楽の教師であった。


 奥さまのお世話と管理職・・・みごとに果たされ

 悠々自適の生活をしておられるとばかり思っていたのに

 残念です


 ご冥福をお祈り致します。


 あの時褒められたことが今でも鮮明に覚えている

 子供でも大人でも褒められることは嬉しいし

 励みにもなる。

 教育も

 一言叱ったらその子の良いところを二倍にして褒めてあげることが

 大切だとつくづく思う・・・。

 

 
コメント (4)
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