せっかく書いたブログが消えた
しゃーないのでもう一度今度は簡単に
伊達にしては大雪の今朝
雪かきをして裏に回って漬物石を家に入れようとしたが
凍って離れない
箒で押していた・・・それを家から見ていた
箒を壊さないで・・・だって
寒い中頑張っている私への労いは無く
箒を心配している
その言葉にがっくり
何もする気も起きず
ボーとしていた。
口もききたくない心境ニャの・・・。
せっかく書いたブログが消えた
しゃーないのでもう一度今度は簡単に
伊達にしては大雪の今朝
雪かきをして裏に回って漬物石を家に入れようとしたが
凍って離れない
箒で押していた・・・それを家から見ていた
箒を壊さないで・・・だって
寒い中頑張っている私への労いは無く
箒を心配している
その言葉にがっくり
何もする気も起きず
ボーとしていた。
口もききたくない心境ニャの・・・。
あやは腰も浮かせずに見上げて、唇の縁で微笑を返した。
「変わりないわね。安心したわ」
「優美さんも」
言いながらあやは肘付きのたっぷりとした革張りシートに体を沈める、優美の動きを追っていた。
「私は変わったわよ」
優美はそんなあやの視線をちょっと睨んで言った。
「三十路も半ばを過ぎた女の変わりは速いものよ。特に色々あったから、多分一か月が一年分は
いくと思うわ。二年分かな、気分としてはもう四十路ね」
優美はやって来た若いウェイトレスにコーヒーをオーダーしてから、その後ろ姿を追いながら表
情を変えずに言った。
言葉とは裏腹な、張りのある声と言葉を吐くルージュの唇を、あやは少こし気圧される気分で見
ていた。
「貴方には謝らなければならないわね。結局私の揉めごとに貴方を巻きこんでしまった。
計画に引きこんで、さんざん苦労をさせて仕事とは関係のないことで、貴方を追いこんでしまっ
た。本当に申し訳ないと思っています。
それで、もう私とはうんざりだとは思うけれど、もう一度組めないかと思って」
あやは残りのコーヒーをすすりながら、優美の謝罪の気持ちなどまるで見えない、少こし吊り上
がった切れ長の眼を見た。
今日の化粧はあの頃よりもさらにきつい。
それが彼女のアクセントの強い顔を一層際立たせる。
だが、悪くはない。