伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

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初めて紅白を最後まで見た・・・理由

2020-12-31 23:47:28 | 伊達・暮らし

今年の紅白は

我らの北海道出身のエース大泉洋が司会を

するというので

見なきゃ・・・と初めて最後まで見た。

大泉のご両親は札幌で小学校の教師をしていたとのことで

兄ちゃんは優秀で褒められていたが

弟の洋はおちゃめでクラスの人気者だったらしく

学級懇談に行くと父兄に笑われていたとか・・・。

母親が語っておられた。

憎めない誰からも愛されるキャラだったらしい

私もすきである。母親のような気持ちで見守っていたが

やはりね

あまり自分らしい表現ができなかったようだが

しょうがないでしょう。

それにしても知らない唄が多く

古い人間の二人は面喰ってばかり

でも、いろいろな唄で世相が分かっていいよネ

ボクは世相なんて分からなくていい

アッハハハハハ

でもエールの出演者が唄った時は身を乗り出した。

来年は多分また紅白は見ないでしょうネ。

30日に娘からうま煮など送って・・・と言われ

昨夜うま煮と煮しめを作りニシン漬けと一緒に

今日送った。

が切るのを手伝ってくれたので助かった。

大みそかはいつものように二人寂しく手巻き寿司

あっ二人でなかったトトちゃもいるので三にんニャの。

それでは皆さん

一年間ありがとうございました。

良いお年をお迎えくださいませ

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

コメント (2)
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ジャコシカ173

2020-12-31 12:35:02 | ジャコシカ・・・小説

 

 だから腹が立ったの。

 

 とてもじっとしていられないほど怒りがこみ上げてきて、それで気がついたら入江の家に逃げこ

 

んでいた。

 

 いや違うわ。逃げこんだのではないの。

 

 これも少こしずつ分かったことなのだけれど私は怒りを、あの頃の怒りを取り戻したいと思って

 

いたんだわ。

 

 本当のところ何に対する怒りなのか、未だに良く分からないのだけれど、とにかく私は全身に怒

 

りを抱いていた。

 

 その怒りを忘れたら、もう私でなくなるの。だから入江の家に戻ったのだと気付いた。

 

 私は強くなければいけないの。

 

 強くなければ、この怒りを抱いて生きていくことはできない。

 

 私の中に女の弱さがあるとしたら、やはりそれは許すことができないと思う。

 

 優美さん、こんな私と再び組んで仕事ができますか」

 

 あやは言い終わると、残りのコーヒーをすすって、しばらくはそこに何か特別の答えが潜んでい

 

るかのように覗きこみ、ゆるやかに回していた。

 

 そんなあやを見る優美の瞳が、微かに潤んだ。

 

 「あやさんの仕事に対する情熱の根っこが少こし分かった気がする。

 

 それは多分、私の中にあるものと無縁ではないと思う。もっとも、私はいつも女でけつまずいて

 

きたけれど。

 

 でも、今度は大丈夫、札幌の店に男の影は零だから。もう一度、貴方と仕事がしたいの。

 

 

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