心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国は国境を高くしつつある

2021年02月12日 | 世界
これは明らかに一帯一路の外交方針と矛盾しています。中国の衛星国を増やすだけの外交になってしまいます。自由と独立を重んじる国は一帯一路に同調しないでしょう。

中国のシンチアンウイルグル自治区は昔から中国政府が厳しく統制してきたので外国人は自由に取材できないし、自治区内の人も自由に外国に情報発信できません。その結果、事実か虚偽か判断できない情報が世界に流れています。しかし外国人が自由に取材できないことだけでもこの自治区で中国政府が世界には知られたない、悪いことをやっていると推定できます。

中国政府がまじめに国連を立てる、また世界秩序を重んじるならば外国人が取材してはならない自治区など設けてはいけません。中国政府は、中国政府を批判することは国の平和を乱すと言いますが、政府が人々のために機能していないなら政府が国の平和を乱していることになります。

中国の人々がどのように政府を批判しているか世界に知られても耐えられる政府にならないと中国は国境を高くする一方になります。これまでの経済成長も止まります。折角、経済成長してきました。共産党一党独裁を守るために、国境を高くし、経済が停滞し、共産党自身が保守化し、無力化していくのは大損ではないでしょうか。
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世界の現状

2021年02月12日 | 世界
アメリカと対抗するため中国はさかんに国連を立てるような言い方をしますが、国連憲章を理解しているようには見えません。世界指導力を持つことで共産党一党独裁の永続を図っていると思います。現在中国を批判しない国は、中国の経済支援を期待している国です。やがて見えてくる中国圏は大きな餅(中国)に黄な粉(小さな国)がついている黄な粉餅のような国の集合体ではないでしょうか。決して共産党一党独裁が強固な接着剤の役割を果たすことはないと思います。中国の経済力が接着剤だと思います。

ロシアはなかなか民主主義国の仲間になれず、孤立しがちです。独裁政治か民主主義政治か、よくわからない中途半端な国で、昔のよしみで中国に接近しますが、接着するまでにはいきません。ロシアと中国は、両方とも民主主義国から嫌われているので仲よくしようと言いあっている感じです。

アメリカは、民主主義であることを強調して、民主主義国との連携を強めて、中国と競争し、世界指導力を持ちたがっています。しかし民主主義国はアメリカを中心としてそのまわりにくっつくという感じではありません。民主主義を接着剤にして相互にくっつく感じです。アメリカはアメリカ圏と呼びたいでしょうが、ほかの国は民主主義圏と呼びたいでしょう。

もう一つ特異な国・地域はイスラム圏でしょう。スンニ派とシーア派の対立、部族の対立が激しいが、アメリカ、中国、ロシアとは異質文化を持ち続けるでしょう。政治から宗教色を消す動きがありますが、まだまだ消せないと思います。

長期的に見ると、自分を大切にしない人はいませんから個人主義を基礎とする民主主義が一番理解されやすく、世界は民主主義に収斂していくと思います。民主主義者は民主主義の不思議な力を感じ、独裁主義者に惑わされないことがだいじです。
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