心の旅紀行

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アメリカはサウジアラビア王家を問題視している

2021年02月27日 | 世界
2018年にサウジアラビア人ジャーナリストのジャマルカショギ氏が、トルコにあるサウジアラビア総領事館で殺された事件についてアメリカ国家情報長官室は、昨日、サウジアラビアのムハンマド皇太子が計画を承認したとする報告書を公表しました。アメリカは報告書を公表するだけでなく、事件に関与したと思われる人々や組織に制裁措置をとることを決定しました。

当然のことながらサウジアラビアは報告書の内容を否定し、事件は裁判所の判決が確定し、遺族も納得していると反論しました。

バイデン氏がアメリカ大統領になってからサウジアラビアとの緊密な関係を再調整する動きがはっきりしてきました。サウジアラビア王家に対する同国国民の批判を無視して王家を支持し続けることはアメリカにとって不利との判断が働いているようです。すでにサウジアラビアが国境をこえて隣国イエメンを攻撃し、その新政府を倒そうとする行動を非難し、武器の提供を規制したとのニュースも流れています。

しかしイランとの対立は続いているのでイスラム圏内での反イスラエルの動き、シーア派対スンニ派の対立などにどう対応するのかわかりません。こわいアメリカであり続けるのか、国連、あるいは法を重んじるのかもわかりません。
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