心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

ミャンマーで国軍反乱

2021年02月01日 | 世界
ミャンマーで国軍がアウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束したというニュースが流れると、たちまち少なくも1000人をこえる在日ミャンマー人が渋谷の国連大学本部ビルの前に集まりデモを行ったと知ってちょっと驚きました。ミャンマーの民主化がおこり、多くのミャンマー人が日本で学んだり、仕事をしたり、事業をやたりしているようです。在日ミャンマー人組織があるようで連絡網ができているようです。民主化のおかげで日本に来れた人が多く、民主化の後退を心配しています。

非常に興奮しているようで、ウイルス禍お構いなしで、みんなマスクはしていますが、密集状態で大声を出していました。集団感染が心配です。

昨年11月の総選挙でアウン・サン・スー・チー国家顧問が代表をつとめる国民民主連盟が飛躍し、権力の低下をおそれた国軍が、選挙に不正があったという理由で軍事力で権力を掌握したようです。

アウン・サン・スー・チー国家顧問は内乱になることを心配し、暴力で国軍に対抗しないように指示したようです。

軍政をやっていた国軍が、世界の趨勢を見て、民主化に譲歩したことは画期的なことでしたが、残しておいた軍部の権力が一段と弱くなりそうな情勢を見て、反動行動をおこしたということでしょう。軍政は1年と言っていますが、今後、国軍が政治の安定化を実現できるか疑問です。外国との経済交流が縮小すると国軍に対する内外の批判が一段と高まります。

ミャンマーには仏教が生きていると言われています。ミャンマーの人々が忍耐強く民主化を追求することを祈ります。軍人の心を動かすような民主化の波ができるといいと思います。
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ロシアにおける反プーチン大統領政治運動は全国的

2021年02月01日 | 世界
反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモの形をとっていますが、プーチン大統領政治反対の運動が全国的に大きくなっています。エネルギー輸出で経済改善を試みたが、世界は脱炭素化の動きで逆風、ウクライナでおこした国土拡大戦略はアメリカ・ヨーロッパの厳しい批判を招き、現在プーチン大統領政治はいいところがありません。政治力の限界を悟り引退すればいいが、権力に執着するので内部の混乱が目立ってきました。

アメリカと軍事力競争をやるゆとりがないようで競争はやめる動きです。中国との関係を強化してアメリカと対抗する姿勢を示していたが、中国との連携行動をとれなくなっているようです。しかし、プーチン大統領には次のいい手がないようです。

ロシアは明るい展望が描けない状態が当分続きそうです。

広大な国土を有するロシアが、国境問題をおこし、世界の顰蹙を買っているのは困ったことです。隣国との関係を改善し、隣国の国境付近に住んでいるロシア系の人に国境を低くしてやればよかったのに国土拡大の方針をとったのは失敗でした。

国境を動かさない、国境を低くするという方法が現代的です。国境を動かすときは両国の綿密な話し合いが必要です。一方が力で強引に動かすことは争いの原因になります。
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