心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

中国は民主化を進めないと次の飛躍がない

2021年02月02日 | 世界
中国は、アメリカと対立する気はない、経済交流をやりたいと言うのだが、香港弾圧をやめるのか、台湾を戦争で併合することをやめるのか、南シナ海や東シナ海での国土拡大の動きをやめるのか何も言いません。ただ内政干渉をやめよと言うだけです。中国と経済交流して国益を上げればいいではないかという言い方です。

アメリカは、中国を競争相手と思っているし、中国共産党一党独裁が嫌いだし、中国はアメリカの機密情報を盗んでいると思っているし、中国の民主主義者、中国政府から自由を抑圧されている人、中国から圧力を受けている国を支援する姿勢を崩していません。

したがって対立はやみません。しかし、中国は戦争で中国の近くで活動するアメリカ軍を追い払う決心はできません。軍事力を上げ続けるだけになるのではないでしょうか。経済成長がとまっているので今後は軍事力強化は重荷になるでしょう。民主化を求める中国の人々の政治運動は大きくなると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

普通の国はいかに軍事力強大国と関係すべきか

2021年02月02日 | 世界
軍事力強大国以外の国が、強大国に対して強大国らしく世界のためになる指導力を発揮せよという言い方は強大国に人間性を求める言い方で健全だと思います。強大国に反感を持って単なる批判を続けたり、下になって服属したりする外交はよくないと思います。強大国と関係しないという国もあると思いますが、強大国でも人間性のある人が半分以上と思いますので、経済交流や文化交流に否定的になるのはいいことではないと思います。

この価値観で日本を見ると、日本の外交は非常に複雑だと思います。不健全なところもあり、健全なところもあります。外交に根幹がなく、まさに複雑という感じがします。在日アメリカ軍をゼロにしたいという思いが希薄なのは自由と独立の精神を失っているからだと思います。核兵器被害を受け、その非人間性を痛感した唯一の国であるのに、国連の核兵器禁止条約に反対しているのは異常と思います。強大国アメリカに服属して安心している外交は情けないと思います。

日本は、軍事力強大国になるのではなく、平和主義国の状態で、アメリカから距離をとる工夫努力をし、アメリカは強大国らしく世界のためになる指導力を発揮せよと言える国になるといいと思います。技術開発・生産力では世界から一目置かれるなど、何らかの世界に役立つ特長をもっていることは重要です。生産力がなく、助けてと悲鳴を上げているような国では強大国に服属することになります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする