はやぶさ2

2019-04-06 09:11:39 | 日記
 小惑星りゅうぐうに接近して探査中のはやぶさ2が人工クレーターのミッションに成功したようである。発射された弾丸からリュウグウ表面の岩石が飛びちる様子が捉えられている。リュウグウ表面は太陽光線や永年の宇宙粒子によって何某の変化がされているのでその変化から少しでも和らげられている内部のサンプルを取り出そうとする今回の人工クレーター実験である。これの持ち帰りができたのならばより一層の実験結果が得られるとの期待である。米国もこのはやぶさ2の一連のミッションに大いなる関心を寄せている。はやぶさ2がかなりの頭脳を内部に持っていることに加え、誘導技術が格段に向上していることが米国の最も関心あるに違いない。
 今、軍事に宇宙技術が密かに研究されていて人工衛星からの攻撃をシステム化しようとしているし、ドローンによる攻撃を本格化しようとする動きもあるようだ。湾岸戦争から実用化され始めたコンピューター画面を見ながら敵の動きをキャッチしてピンポイントに攻撃する技術が実用化したが、さらに戦争は進化して人工衛星やドローンによる大量攻撃の時代になりつつある。
 3憶キロ離れたリュウグウを思いのままに動かす日本の技術はひとたび軍事利用されるとならば大変な脅威となるであろう。はやぶさ2の快挙が横道にそれたがJAXAの津田雄一プロジェクトマネジャーの誇らしげな笑顔の会見ははやぶさ2にはものすごい大変な技術が隠されていますよといった無言の声明を発表しているようにみえる。
 イチローさんが国民栄誉賞をまたまた辞退された。2度ならず3度目もだ。イチローさんにすれば国民栄誉賞などこれは何だ、私が記録した数々のプロ野球記録に比べたら小学校の努力賞か生徒会長賞くらいなチャチなものと映っているのかもしれない。はたまた安倍総理の政権基盤に利用されるくらいなものとした思っていないのかもしれない。人はすぐ褒められると有頂天になり褒めた側にすり寄る。薄っぺらな褒貶についつい浸かってしまい勝ちだが、真に本当のプロはそんなものには近寄らない。イチローさんの姿にその姿が垣間見えるのは私だけだろうか。
 塚田副大臣が「忖度」発言で辞任した。安倍総理と麻生副総理の地元福岡と山口を結ぶ連絡橋の建設でのことである。今日の新聞では完成後の橋の名前は「安倍麻生道路」かはたまた「忖度」道路かと揶揄されている。私は「安麻道路」としたらと笑いながら記事を読んでいたが道路の名前はどうでもよいが、これからは瀬戸内海が重要な開発地域になること間違いなしだからできるところからどんどん橋の建設を進めるべきだと思う。