石炭火力の復活

2019-04-24 19:34:34 | 日記
 石炭火力による発電が見直されるようだ。地球温暖化でCo2の排出が規制されて石炭での電力発電が縮小されてきたが原発事故と原発で発生する放射性物質の処理が行き詰まり状態の現状で見直されることになった。核のゴミが厄介な物資とほぼ断定された現在、この物質を出し続けるよりもCo2を何とかすればまだましという認識に収まりつつあるのではないか。石炭は地球上にあるエネルギーのトップにあるもので気兼ねなく使われる量の存在が確かめられていて当分の間使い続けるほどにあるという。その使い道はほぼ発電用と製鉄用がほとんどである。ガスには天然ガスが利用されていて今では石炭は使われていないようだ。
 原子力発電は高コストの発電であることがよくわかる。遠隔地の海浜に建てて防壁を構築して津波対策地震対策等々と都市部に送る長大な送電線と鉄塔の建設であり、発電所の維持管理に膨大な経費がかかる。その上核のゴミ処理である。それを考えれば石炭火力発電が如何に低コストで出来るかもう説明するまでもないだろう。電力を消費する地域のすぐそばに気兼ねなく建てればよいのである。なにより長大な送電線がなくなり送電ロスがない。維持管理に全く心配事項がないのがなによりだ。こ難しい原子炉を建てるよりも石炭火力の炉を作る方がどれほど簡単に安価に出来上がるか。心配事項は全く不要のものなのだ。人類はちょっと寄り道をして核のゴミという間違い物を作ってしまった。蒸気機関から内燃機関というエネルギーを生み出す大英知は人類の優れた能力の発揮だったが核開発が地球上の大戦争の抑止には役立ったが原子力発電に利用されてこれがエネルギーとしての利用には不向きという。