有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

脚慣らしの林道の目的の花

2024年10月10日 | 混在
脚慣らしの林道の続きです。
シリアゲムシ(挙尾虫)が居ましたがヤマトシリアゲムシ(大和挙尾虫)かどうか?
調べたら良く似たのが何種類も居る事が判明。

画像のシリアゲムシの体色が黄色っぽい、こんな体色をした別種が居ることも判明。
ただヤマトシリアゲにも黄褐色型が居る事も判明。
正確な同定にはオスの腹端の形態を確認する必要が有るそうです。

ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)。
イトトンボ科ホソミイトトンボ属、本州~九州に分布し夏型と冬型が有ります。

ホソミイトトンボは眼後紋がつながってるので同定が簡単なトンボ。 

シソ科ヤマハッカ属の多年草で福島~九州の太平洋側(瀬戸内海含む)に分布。(日本固有種)

花の大きさはこんな感じ。

葉の主脈が白っぽく目立つのが特徴。


花はヤマハッカ(山薄荷)やイヌヤマハッカ(犬山薄荷)とよく似てます。

下から逆光で。

花の向こう側で染み出た山水が光ってたので撮ってみました。 

黒背景で。 

更に登った所の沢の近くにも咲いてたので沢水を入れて。 

露光速度を遅くして水を白い布の様に撮りたかったのですが・・・。(^^ゞ 

あれっ!こんな所にオオミヤマウズラ(大深山鶉)が。
一株だけでしたが、例年来てるのにここに有るのは知りませんでした。

既に萎れ掛けてましたが、まだ綺麗だった一花を接写。 

ワレモコウ(吾亦紅)の花が咲いてるのを見付けました。 

普段見てるのは花後のワレモコウで、花弁が開いて蕊や花粉が出ているのは滅多に見ません。 

林道を下って戻ると、車にウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)がとまってました。
こんな所に水もミネラルも無いと思うのですけど。

長い箸休めでしたが、次回からノビタキに戻ります。(^^) 
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西日の秋桜と野鶲

2024年10月04日 | 混在
西の空に太陽が傾いた頃、近所の川の堤防にコスモス(秋桜)を撮りに。
10月なのに陽が傾いてもなお暑い、本当に今年は秋になるのが遅いです。
堤防に植えられたコスモス、あまり宜しくない郊外の景色が入らないように。(^^;)

キク科コスモス属の1年草でメキシコ原産の帰化種、すっかり日本に定着してしまってます。
秋の花と言えば「コスモス」を連想するほど、今や帰化種と知らない人の方が多いかも?

川向こうの稲田を少し入れて、10月に入りあちこちで刈り入れが始まってます。 

ヒガンバナ(彼岸花)も沢山咲いてました、この花も各地で例年より遅れてるようです。 

傾いた西日で逆光コスモスを。 

風で揺れ、花弁の隙間からチラリと光が見える程度に撮るのが難しい。
連写して具合の良いのを選んでます。

コスモスの花にウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)。
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、前翅長13~18mm。卵、幼虫、蛹で越冬。
北海道南部(夏)~沖縄まで見られますが、越冬できるのは千葉~沖縄の無霜地域。
温暖化で越冬できる地域が北上して行くでしょうね。

堤防のクサネム(草合歓)にノビタキ(野鶲)が、西日で少し赤味掛かってます。 

川向こうは稲田ですがこちら側は大豆畑、例年大豆畑で良く見ます。
稲田に生えたクサネムにもよくとまります、大豆が好きなのかクサネムが好きなのか?

別のノビタキが現れました、とまってるのはススキ(薄)かオギ(荻)か分かりません。(^^;) 

堤防上のヒガンバナを下から、逆光透かし撮りを狙うもヒガンバナは難しい。 

こんなのも有りかな?とコスモスを極端な逆光で撮ってみました。
陽が傾き堤防上の花より低い位置になってます。

以下は別の日に撮ったノビタキの連写、左のノビタキを撮っていたら突然もう一羽が乱入。
羽を閉じたところが撮れてたので、見えない物にとまってるような。(^^ゞ

次のコマは羽を開いてました。 

その次のコマは左のノビタキとぶつかりそう。 

安心して下さい、遠近感の無い2次元の画像ではぶつかりそうですが実際は手前に。

クサネムの細い枝茎にとまる寸前。(露光速度1/800) 

そんな細い所にとまれるの? 

とまれるものですね、見た目より体重が軽いようです。 


↓は別のノビタキがこちらに向かって飛んだ瞬間、1/800では羽が止められずでした。 

ノビタキの居場所は現在3ヶ所見付けて有ります。
他の鳥や山野草も撮りに行きたいのですが、昨日はかなりの雨量、今日も一日雨の予報。
この雨で花がどうなってるのやら?
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近所の水田地帯で

2024年10月02日 | 混在
近所の田圃周辺で何か撮れないかとウロウロ。
ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が枯れた竹にとまってました。

飛んでばかりでとまってるところは殆ど見た事が有りません。
トンボ科ハネビロトンボ亜科、腹長44~54mm、1年多世代型で幼虫期が一ヶ月と短い。

アキノノゲシ(秋の野罌粟)。 

キク科アキノノゲシ属の1又は2年草で全国に分布。 

ゴキヅル(合器蔓)。
ウリ科ゴキヅル属の蔓性1年草で本州~九州に分布。
昨年大量に花を咲かせてた株が今年は見られず、1年草の儚さでしょうか?
今回別の場所で見付けましたが、綺麗な花が殆ど有りませんでした。
果実が二つに割れるのをお椀と蓋に見立てたのが名前の由来。

小さな花が咲いてました、何だろうと撮ってると思い出しましたヒメシロネ(姫白根)です。
でもなんだか何時も見てるのと違うような?

農薬を使ってなさそうな水田にイボクサ(疣草)が僅かに咲いてました。 

別名イボトリグサだそうですが、本当にイボが取れるのでしょうか? 

セッカ(雪加)かノビタキ(野鶲)が居ないかと探します。
あっ!いた・・・と思ったらモズ(百舌鳥)でした、遠くて綺麗に撮れず。(T_T)

↑のモズの飛び出しを狙っていたらトンボ(多分ギンヤンマ)が飛んで来て押したのですけど。
両方共に合焦なんて無理ですよね。(^^;)

今度はノビタキか?と思ったらカワラヒワ(河原鶸)でした。 

まだノビタキは来てないのかなぁ・・・。

 昨日から仕事を1時間増やし2時間にしました、↓は仕事で歩いた位置測位網の軌跡です。 

高低差と歩いた距離、歩数等です、就業1時間の時と比べほぼ倍になってます。 

公園での階段昇降鍛錬よりきついです。(>_<)
脚を傷める前は平気だったのに、一ヶ月で体力が落ちたのを実感しました。
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休耕田周辺で

2024年10月01日 | 混在
水田地帯の隅に有るボサボサの休耕田に咲く花等を見に。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂が出迎えてくれました。

タテハチョウ科タテハチョウ亜科、前翅長27~38mm、本州沖縄に分布、幼虫で越冬。 

ヒョウモンチョウ(豹紋蝶)の中では一番良く見られる蝶です。
この蝶は♀の方が綺麗ですね。

クズ(葛)の花が沢山咲いていて、良い香りが漂ってました。 

マメ科クズ属の蔓性多年草で全国に分布。
繫茂しすぎなのと、刈る時に草刈り機に絡み付いて困る厄介な植物。

ツルマメ(蔓豆)の小さな花、マメ科ダイズ属の蔓性1年草で全国に分布。 

旗弁(淡紫色の部分)の幅は約5mm、大豆の原種と考えられてます。 

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)。 

マメ科ササゲ属の蔓性1年草で本州~九州に分布。
旗弁の幅は約2cm、高さ1.5cmとツルマメと比べるとかなり大きな花。

マユタテアカネ(眉立て茜)♀、また顔が見えませんでしたが胸の模様で同定してます。 

ツチイナゴ(土稲子)。
バッタ科ツチイナゴ亜科、大きさ♂50~55mm、♀50~70mm、本州~沖縄に分布。

ナミアゲハ(並揚羽)。 

またマユタテアカネ♀、今度は顔が見えてるので同定は簡単。(^^;) 

ミゾソバ(溝蕎麦)にチャバネセセリ(茶翅挵)。 

ミゾソバにイチモンジセセリ(一文字挵)。 

別のチャバネセセリ(茶翅挵)。 

山裾に移動したら近くの枝に鳥がとまりました、何だろう?
写真機で覗いてみたらガビチョウ(画眉鳥)でした。

スズメ目チドリ科で中国南部~東南アジアに分布する外来種。
全長約25cmとなってますがそれ程大きく見えず、尾羽が長いのでそんな数字になるようで。
侵入経路は江戸時代から輸入の記録が有るようで、逸出又は放鳥に依るらしいです。
特定外来生物に指定されてます。

ゴキヅルとサクラタデを期待して行ったのですが、どちらも見られませんでした。(T_T) 

↓はゴルフ練習場で玉を拾う為の手押し車です、3~4人で場内を歩き回って球を回収。
籠が一杯になったら場内の水路へ流します、これを1時間で行はないといけないので結構大変。


今日から就業時間を1時間から2時間に増やして少し様子を見ます。
また脚が痛くなってはいけませんからね。
大変ですがお手当てが貰えて脚のリハビリになりそうなので。(^^;)
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池の周りの色々

2024年09月22日 | 混在
小さな池の畔で撮った色々です。
カイツブリ(鳰)が番で居ました、撮ったのは片方だけでしたけど。

雛(若鳥)は居ませんでした。
カイツブリは幼鳥が育つと親が棲み処を明け渡すのか、それとも子供が出て行くのか?

おっ!羽を広げるか。 

と思いましたが、身震いしただけでした。(^^;) 

マユタテアカネ(眉立て茜)♂。 

こちらは♀。 

別の合体したマユタテアカネ。
顔の●●は見えてませんが、胸の模様でマユタテアカネと同定しました。

アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)、今やどこにでも居ますね。 

ミズヒキ(水引)。 

花が小さくてなかなか上手く撮れません。 

ヤブラン(藪蘭)。 

キジカクシ科ヤブラン属の多年草で本州~沖縄に分布、花被片の長さ3.5~4mm。 

ヒガンバナ(彼岸花)、今期初撮りが白花でした。 

草が刈られた池の畔に咲いてたヒガンバナ、奥が水面だったので背景が抜けました。 

湿った所に咲いていたミズギボウシ(水擬宝珠)。 

オトギリソウ(弟切草)も咲いてました。 

サワヒヨドリ(沢鵯)が咲き始めてます。 

キク科ヒヨドリバナ属の多年草で全国に分布。 

こちらはなかなか涼しくなりません、日本海側と東北は前線の影響で大雨に。
台風崩れの低気圧が通り過ぎるとようやく涼しくなりそうな?
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鍛錬公園と小川の堤防

2024年09月20日 | 混在
脚の鍛錬の公園と近くの小川で撮った色々です。
まずは公園周辺のスズメウリ(雀瓜)に居たイチモンジセセリ(一文字挵)。

そのスズメウリの花。 

これはチャバネセセリ(茶翅挵)だと思います。 

これもスズメウリに居たイチモンジセセリ、背景の方が明るいので上手く撮れませんでした。

園内にはアカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)が。 


ナツミカン(夏蜜柑)の木にもう一頭、完全に定着してしまってるようです。 

小川の堤防に行くとツルボ(蔓穂)が沢山咲いてました。 

キジカクシ科ツルボ属の多年草で全国に分布。 

ツルボにミツバチ。 

背景が抜ける所が見付からず、花はあまり良くなかったですが仕方なく。(^^ゞ 

アメリカセンダン(亜米利加栴檀草)にアゲハチョウ(揚羽蝶)。 

川の中に魚が見えます、変な動きするなぁと思ってたらアユ(鮎)でした。
えっ!まさかこんな所にアユ?と目を疑います。
なにしろそれ程奇麗な川ではないし、川幅もかなり狭いですから。
水中の魚は偏光濾光器を使わないと無理ですね、色々修正してなんとか見えるように。(^^;)

数匹の群れで、小さな川の割に大きかったです。
石に体を擦り付けるようにするのと、鰓の後ろの黄色の紋(追い星)がアユの証拠。

分かり難いですが動画も撮ってみました。 

ネコハギ(猫萩)。 

マメ科ハギ属の多年草で本州~九州に分布。
ネコハギにしては毛が少ないのが気掛かりですけど・・・。

ここしばらく35℃を超えてませんでしたが、昨日また37.1に
昨日の最高気温1位は大宰府の38.3℃、1~4位までが福岡、長崎、熊本で九州でした。
筋力鍛錬と言うより暑さに耐える訓練になってしまいました。(>_<)
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公園では我慢できずに

2024年09月16日 | 混在
公園で歩いてる時にヤマガラ(山雀)が出ました。 

周りが高木で薄暗くどこに出ても逆光に、編集で明るくしてます。(^^;) 

これはヒヨドリ(鵯)の幼鳥のようです。 

メジロ(目白)も出ましたがやはり逆光になってしまいます。 

汗だくのまま公園を後にちょっと山野草を撮りに。
ナンバンギセル(南蛮煙管)を見に行くもまだ出てませんでした、今年は出ないのかなぁ?
オトギリソウ(弟切草)は沢山咲いてましたけど。

オトギリソウと思ってましたが、アゼオトギリ(畔弟切)かセイヨウオトギリのような?
どちらか分かるように撮ってないのでハッキリしません。(^^;)

セイヨウオトギリ
英名セントジョーンズワート、ヨーロッパ原産で薬草として用いられるようです。 

キマダラセセリ(黄斑挵)。
セセリチョウ科セセリチョウ亜科、前翅長13~18mm、北海道~九州に分布、幼虫で越冬。

少し足を延ばし、花が終わらない内にとミズトンボ(水蜻蛉)を見に。
終わらない内にと思ったのですが、少し早く行き過ぎまだ蕾が多っかったです。(^^;)

ラン科ミズトンボ属の多年草で北海道南部~九州に分布。 

環境省、愛知県共に絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。 

自生地を知る人が年々増えてるようで数が減少気味、この日も踏み跡だらけでした。 

早く見たい気持ちは分かりますが、花茎が立ち上がらない内に踏んでしまってます。
この花を目当てに来るので、他の花を遠慮なく踏んで。
木道作って踏まないようにしたいくらいですが、木道から出る人も居るでしょうね。
他の湿原や湿地でも中に入る人が居ます、国の天然記念物(何時もの湿原)でさえですから。

ミズギボウシ(水擬宝珠)も咲いてました。(ミズトンボを入れて) 

キジカクシ科ギボウシ属の多年草で愛知県以西~九州に分布する日本固有種。 

殆ど歩かず見られので、公園内を歩くだけでは我慢できず山野草を見に行ってしまいました。
今頃秋の花が咲き出してるでしょうね、脚が治るまで待っててくれると良いのですが。
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脚の筋力強化等で撮り溜めた色々

2024年09月14日 | 混在
左脚の筋肉強化で歩いてる公園やその他で撮った色々です。
5~7ではないものばかりですけど。(6でもない、(^^;)
ウシガエル(牛蛙・特定外来生物)のオタマジャクシが池の隅に沢山集まってました。

路上に舞い降りたハラビロカマキリ(腹広蟷螂)。
翅を広げてるのを見るのは珍しいような、しかもずっと翅をたたまずでした。

カマキリ科カマキリ亜科、全長50~70mm、本州から沖縄に分布。 

ノアズキ(野小豆)、今あちこちで見られます。 

マメ科ノズキ属の蔓性多年草で本州~九州に分布。 

ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)。
トンボ科ハネビロトンボ亜科で北海道~沖縄に分布。

同じ個体を別方向から。
幼虫期が一カ月と短く、一年で世代交代しながら北上しますが越冬はできません。

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)の交尾。
正確には♂の副性器から精子を♀に受け渡してるところ。

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)、遠くてクッキリ撮れてません。 

アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)。
北アメリカ原産の帰化種で、こちらでは在来のヌスビトハギは殆ど見られなくなってます。

カナヘビ(金蛇)。 

ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)、別名アメリカミズキンバイ(亜米利加水金梅)。
南北アメリカ原産の帰化種、在来のチョウジタデ(丁字蓼)と似てますが花の大きさに違いが。
花の大きさはヒレタゴボウ:直径約3cm、チョウジタデ:6~8mm。

涙模様が特徴のツチイナゴ(土稲子・土蝗)の幼体。
バッタ科ツチイナゴ属、大きさ:翅端まで50~70mm、本州~沖縄に分布。

ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)。
シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科、前翅長19~27mm、本州~沖縄に分布、成虫で越冬。

ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵。 

久し振りに見たカワセミ(翡翠)。 

遠くて切り取り拡大したので画質が悪いです。(^^;) 

飛ぶ寸前。 

残念、飛び出しは撮れず。
露光1/1250秒でしたが羽は止められませんでした。

カワセミのとまっていた木の下の草の中に居たカイツブリ(鳰)の幼鳥。 

現在い階段の有る公園で上り下りしてますが、上りだけを加算すると140~190mです。
歩く距離は2.3~3kmで、階段の段数を数えてみたら1,200~1,350段でした。
公園の階段なので、子供や年寄りでも上れるように低めに作られてます。
今のところなんとか上れてますが、とにかく暑くて堪りません。
歩く前と後では体重が1~2㎏減ってます、直ぐに元に戻ってしまいますけど。(^^ゞ
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海鳥を見に(1)

2024年09月12日 | 混在
鳥友さんがアジサシ(鰺刺)を撮りに行くと言うので同行させてもらいました。
海には殆ど行かないのでアジサシを見た事が無いので楽しみ。(^^)
ワクワクしながら海辺に、ところがどこにも鳥の姿は有りません。
快晴の空にも、ベタ凪の海にも、鳥どころか彼方に鳥らしき点さえも見えず。
唯一立て干し網の支柱に見えてたのがこれ、多分ウミネコ(海猫)ではないかと。

どこかに居ないかと海沿いに移動するも、ウミネコばかりで他の鳥は全く見えず。
やむなく道路脇に咲いてた花を。(^^;)
エンジュ(槐)、マメ科クララ属の落葉高木で中国原産。
良く似たハリエンジュ(針槐)はハリエンジュ属で北米原産で枝に棘が有ります。
花は総状花序で花期は5~6月。
エンジュに棘は無く、花は円錐花序で花期は7~8月。

浜辺に咲いてたのでハマカンゾウ(浜萱草)だと思います、ノカンゾウ(野萱草)との区別が?
ノカンゾウの花期は7~8月、ハマカンゾウは8~10月と言う事で

海岸の急斜面に群生が見られました。

ツルボラン科ワスレグサ属の多年草で関東以西~九州の海岸に分布。
一花だけを海面を入れて。(近寄れないので手前の草が取り除けませんでした)

キョウチクトウ(夾竹桃)、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木でインド原産。 

花、葉、枝、果実、全てが有毒で、周辺の土壌や生木を焼いた煙までも有毒。(>_<) 

海岸沿いに走っていると海辺の松の木から鳥が崖下に飛ぶのが見えました。
何だろうと車を停め下を覗いてびっくり、なんとアオバト(緑鳩)ではありませんか。(◎₀◎;)

ハト科アオバト属、全長33cm、翼開長55cm、全国に分布、本州では留鳥。

普段は山中に棲んでますが、ミネラルを摂りに海岸に海水を飲みに来ます。


一度撮った事が有りますが暗くて酷い画像でした、こんなにハッキリ撮ったのは初めてです。  

短いですが動画も撮れました。(話し声が入ったので音は消して有ります)
残念ながら1羽だけだったのと、直ぐに飛んで行ってしまいました。


移動中に電柱にとまるミサゴ(鶚)を見付けます。 

タカ目ミサゴ科ミサゴ属、全長♂55cm、♀64cm、翼開長155~175cm、本州では留鳥。 

実はこの電柱の下は養魚場のようで、ここに居れば餌に困らない。(^^)
飛び出しを狙って構えたまま待ったのですが、直ぐに暑くて耐えられなくなりました。

消波ブロックに猛禽、望遠で見てみたらトビ(鳶)でした。 

青い花が咲いてたので堤防越しに撮ってみました。
海には殆ど来ないので海辺の花はさっぱり分からず、後で調べたらハマゴウ(浜栲)と判明。
シソ科ハマゴウ属の落葉小低木で本州~沖縄に分布、初見初撮りでした。
堤防を越えて撮りに行くべきでしたが、とにかく暑くて外に出たくなくて。(^^;)

堤防越しに一面に草や低木に絡み付く黄色の繊維質のようなものが見えます。
破れた漁網が捨てられてる?と証拠写真を撮ったつもりだったのですが。
漁網ではなく大量のネナシカズラ(根無蔓)、植物とは思えない程一面に広がってました。

ヒルガオ科ネナシカズラ属の蔓性1年草寄生植物で全国に分布。
最初根が有りますが、他の植物から栄養補給できるようになると根が無くなるのが名の由来。
類似種にハマネナシグサ、アメリカネナシグサが有りますが↑の画像では判別できず。
結局アジサシは一羽も見る事が出来ませんでした。(T_T)

(2)へ続く・・・。 
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食事中のメジロの群れに遭遇

2024年09月10日 | 混在
今日も左脚鍛錬の階段登りの序に撮った色々です。
池の上を飛ぶギンヤンマ(銀蜻蜓)は取るのが難しい。

メジロ(目白)。 

やはり一番見られるのはメジロです。 

食事中のメジロに遭遇、かなりの群れでした。 

食べてるのはアカメガシワ(赤芽柏)の実、果実から中の種を取り出してるところ。 

器用に取り出してました。 

直径4mmほどの種を取り出したところ。 

今度は直接種を啄みました 。

別のメジロと入れ替わり。


直接種を咥えます。 


おっと別の木にヤマガラ(山雀)も。

何か食べようとしてる別のメジロ、さて何でしょう? 

口を大きく開けました、でも拡大しても何か分かりませんでした。 

小さな赤い茸、これまた何でしょうね?左横に有る弾丸と比べてもかなり小さいです。
弾丸じゃなくて団栗でした、 似てるので良く間違えます。間違えるか(-ω-)/☆

クヌギ(椚・櫟・橡・櫪)又はアベマキ(安部槙)の実、どちらも良く似ています。
台風10号の影響かコナラ(小楢)の実も沢山落ちてます。

えっ!何故今頃?と驚いたのはシデコブシ(四手辛夷)の花。 

春(3~4月)に見られる花です。 

勿論植栽ですけど、植栽と言えど花期は同じはず。
まさか外人さん、な訳ないですよねシデコブシは日本固有種です。
それとも交配種で花期が違う???
コブシとシデコブシの交配種は有るようですが、花期はやはり春です。

温暖化と猛暑の影響で花期までおかしくなってしまったのでしょうか?
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