トルコ・イスタンブールに暮らす猫たちと人々の暮らしを追った、ゆるドキュメンタリー。
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早いもので、新年も、もう5日も過ぎちゃいましたとさ。
2018年、一体どんな年になるのやら。どっちを向いても良いニュースは少なく、世情は不安な要素の方が圧倒的に多く、……かといって、個人的には相変わらず馬齢を重ねる日々が続き、、、。この、世界の切迫感と、日本の閉塞感と、私自身の脳天気ぶりのギャップに、どうしようもない違和感が、、、。
まあ、そんなことを考えていても仕方がないけど、この違和感から来る言いようのない心重たさを癒やされようと、元日早々から猫映画を見てまいりました。1日で映画の日だから1,000円だしね。
何でも、今、空前の猫ブームだとか。
ペットでも、犬の頭数より、猫のそれが上回ったという統計が出たと、新聞にかなりデカい記事で出ていました。まあ、猫の方が犬よりは飼うのは手間が掛からないからかしらん。毎日必ず散歩に連れて行かなくても良いだけ、猫の方が飼いやすいのかも。
個人的には、この猫ブームに一役買っているのが、BSで放映中の「岩合光昭の世界ネコ歩き」だと思っているんだけど。この番組、wikiによれば2012年から始まったのだとか。もっと長いような気もするけれど、5年ちょっとか、、、。私は初期からこの番組を見ていて、多分、ほぼ全部録画してあるんだけれども、この番組を見てから、それまで完全に犬派だったのが、“ネコも可愛いなぁ”と感じるようになったのよね。
だから、本作の予告編を別の映画を見に行った際に何度も見せられて、劇場で見るほどか、、、? と思いつつも、せっかくだからイスタンブールの美しい街並みや、猫のしなやかな動きをスクリーンで見てみたくなってしまった次第。
……で、まあ、案の定というか、やっぱりというか、別にわざわざ劇場で見るほどのものではなかったかな、という気もする半面、こういうなーんにも考えずにボケ~ッとスクリーンを眺めているだけでいい映画ってのも、たまにはエエのぅ、、、などとも感じたのでありました。
猫たちはみんな可愛いし、取り巻く人たちもみんないい人たちだし、街並みは美しいし、平和そのもの。「ネコ歩き」でもインスタンブール編があったけど、あの中で映っていたインスタンブールの街並みも美しかった。その後、何度もテロに見舞われているトルコ。トルコから聞こえてくるニュースは不穏なものも少なくないけど、この映画だけ見ている分には、ゼンゼンそんなの分からない。
本作でフォーカスされている猫は、7匹。みんな個性的だけど、私が気に入ったのは、ベンギュ(雌のトラ)、ガムシズ(雄の黒白)、デュマン(雄のグレー)の3匹かな。ベンギュは人間でいえば、ちょっと男を惑わせるタイプかしらん。ガムシズは孤高の自由人、デュマンは本能のままに生きる愛嬌あるヤツ、って感じかなぁ。
もちろん、他の猫も可愛かったです。
……というわけで、見事に(いつも以上に)中身のないレビューで今年は始まりました。一体、この先どうなることやら、ごーん、、、。
生まれ変わったら、南欧の日当たりの良い海沿いの丘に暮らす野良猫になりたい。
そして海岸で魚のおこぼれをもらうのさ。ニ゛ャ~
そして海岸で魚のおこぼれをもらうのさ。ニ゛ャ~
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